sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

JALのステータスの理解

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの2日目です。


 JGC(Jal Global Club)ステータスになると何が嬉しいのか。


JALマイレージバンク - サービスステイタス一覧:サービス一覧
詳しくは上記リンクを見ていただくことにして、私が興味あったのは、

・優先搭乗:とっとと機内へと入れるので、さっと座って、本を読んだりする時間に使えるのが嬉しい
サクララウンジの使用:主な空港にあるラウンジ。今までゴールドカードのラウンジは使っていたけど混んでいたり空港によってなかったりしたので、幅を広げたく

の2点。また、実際にランクが上がってから知った権利で気に入っているのは、「前方座席予約」ができるというもの。
ずっと、飛行機の席を指定するときに「後ろのほうしか空いていないなぁ」と感じていましたが、前方はステイタス持ちの人たちのために空けてあったということだったのですね。これが実際に使って見ると非常に便利。私は今まで、一番後ろに近い席から、一番最後のほうに降りるのが普通だったのですが、一旦前のほうに座るともうやめられない。ギリギリ時刻に到着した時でも少しでもはやくITイベント会場に駆けつけられるし、同じく帰路でもいち早く降りられることでバスに乗れたりすることもある。結構大きな権利だと気づいた次第。

 ステータス会員専用の保安検査場もあるけど、それほど混んでいない時には一般の保安検査上でも全然問題ないので、多くの場合は「特別感があってちょっとだけ気分が良い」という程度以上の興味はなかったのですが、2度ほど激込みだったときに助かったことはありました。



 昨日も書いたように、JALのステータス会員になるには、距離で目指す方法と回数で目指す方法がありますが、この日記では数えやすい「回数」での挑戦について書きます。
 JALのステータス会員には、いくつかのランクがあって、回数で言えば、30回、50回、80回、120回がその切れ目となります。

また、JALカード(クレジットカード)を持っているか、あるいは持たずにJMB(JAL Mileage Bank)というただのポイント会員であるかによっても、少し異なります。私自身は以前よりもJALファンでもあるので*1JALカード(クレジットカード)を何年も持ち続けていましたが、そうでなくてステータス会員を目指す方は、この機会に取っておくと良いでしょう。
 基本的に、回数を乗って得た権利は、来年1年間(権利を得てから次の次の3月末までの1年+α)だけ有効となります。しかし、JALカード(クレジットカード)を持っていると、50回(サファイア)相当の権利を生涯維持できるらしいのです。細かい部分でサファイアとは異なる部分もありますが、優先搭乗とラウンジ使用と前方座席予約ができるので、私にとっては「同等の権利」と言えそうです。


 さらっと書いていますが、この、JALカード有無による違いの部分と、権利の失効の関係を理解するのに、何ヶ月もかかりました(笑)。


とりあえず初年度(挑戦している年)をイメージした図。一旦JGCになると、カードを維持している間はずっと「JGC」となる。
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*1:ロゴが鶴丸に戻ったときに超絶に嬉しかったことから、あぁ自分はこれが好きだったんだなと、その時認識しました

JGCになってみたいと思った日

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの1日目です。

 私がJGCJAL Global Club)に具体的に出会ったのは昨年の12月の事でした。飛行機に搭乗するときに「なんちゃら会員の方は(先に)ご搭乗ください」と言っているアレは以前より知っていたけど、毎日のように飛行機に乗るような人の階級なのだろうと思っていました。


 ところが、2015年の12月。オープンソースカンファレンス(OSC)福岡に参加したときのこと。懇親会の席で話題にしたところ「これのこと?」「これだよね」「これでしょ?」とみんなのカードケースから出てくる出てくる。なんだそりゃ。お前らがなれるなら俺にだってなれる!!と思ったわけではありませんが、急に身近なものに感じられるようになったのでした。


 それから更に調べて見て、ちょっと大変だけど意外と行けるかも、と覚悟も決めたので、2016年の1月から12月にかけて挑戦することになった次第。この、高い会員ランクを獲得することを目的として多く飛行機に乗ることを「修行」と呼ぶことも、覚えました。

 JALの場合は、回数での挑戦または、距離に応じて与えられるポイント(Fly on point)での挑戦のいずれかが可能ですが、距離はボーナスがあったり色々と計算しにくい面があったので、わかりやすい「回数」での挑戦を決めました。詳細は明日の日記にでも。


 決めていたのはだいたい以下のようなこと(後から加わったものも一部含む)。

・IT系イベントに参加するために飛行機に乗るのが基本。その行き帰りに寄り道したりして回数をかせぐ
・ITイベントに関係なく修行のための修行をやるのはアリ。奄美のアイランドホッピングツアーとか
・決まった短距離路線を何度も往復する修行も可能だけど、折角なのでできるだけ多くの空港に行ってみたい



 年間50回乗れば、あこがれのサファイアレベルになれます。がんばろう。と思ったのがちょうど一年前のお話でした。

www.jal.co.jp
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(画像はJALの「サービスステイタス一覧」ページより)

今月読んだ本(2016/11)

 Kindle Unlimited の反動もあって、激減です。
雑誌系や、ここに載せないお勉強系の本とか、あと、ちょっと大きめの本を読み始めてしまったことも影響しているかもしれません。


チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

 「陽気なギャング」でなんとなく気に入っている伊坂幸太郎氏の本。はじめてギャング以外を読みました。やっぱり蘊蓄キャラが出てくるわけですね。ちょっと面倒臭いこういうキャラ、本で見る分には好きです(笑)。

プロ棋士カラー名鑑2017 (扶桑社ムック)

プロ棋士カラー名鑑2017 (扶桑社ムック)

 今年も出ました。プロ棋士名鑑。今年は宝島社ではなく扶桑社からです。
 将棋を好きな人、将棋にちょっと興味がある人なら、手元に置いておいて損のない1冊だと思います。
 
聖の青春 (角川文庫)

聖の青春 (角川文庫)

 私は映画は見ないのですが、話題にもなっているので原書のほうで読んでみました。没頭しました。引き込まれました。


  

今月読んだ本(2016/10)

Kindle Unlimited を利用していたので、広く軽く読みあさりました。なお、Kindle Unlimited は一番期待していた雑誌「将棋世界」をはじめ、囲碁将棋関係の本が一斉になくなってしまったので(他の読みたかった本もほぼ撤退した印象)、11月アタマの期限を以て解約することにしました。


 
 図解たっぷりの、雰囲気だけをつかむような本かと思ったら、文字だらけの、縦書きの硬派な本でした。対談あり解説あり、自分のまったく知らなかった世界や背景について幅広く語られていて、わくわくしながら読みました。

バックギャモン入門 (カジノブックシリーズ)

バックギャモン入門 (カジノブックシリーズ)


 あの尖った三角のところに白と黒の丸いのを置いてさいころ振って進める、よくわからないゲームだったのですが、本書を読んで概ね、ゲームの雰囲気やポイントが分かりました。ゴール直前の細かいルール(どれを動かさなきゃいけない/動かしちゃいけない)の部分が若干わかりにくかったです。実際に本書を見ながらやってみましたが、戦略なんて関係なく、単に賽の目に従って運良く先にゴールしたり遅れたりするだけのゲームになってしまいました。まだまだ先は長そうです。

面白いほどよくわかる! 哲学の本

面白いほどよくわかる! 哲学の本

脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

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わずか5分で成果を上げる 実務直結のExcel術

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図解 金融入門 基本と常識

図解 金融入門 基本と常識

一生使える 見やすい資料のデザイン入門

一生使える 見やすい資料のデザイン入門

今期のNHK語学講座(2016秋)

 春(4月)の講座が昨年の再放送と知り、ガッカリすると同時に、そろそろNHK語学ウォッチもマンネリな気分になってきたし、やめようかなーなんて思っているうちに到来した10月。予告を見ると俄然ワクワクして来てしまうのは、性分でしょうか。


 そんなわけで、10月開講の講座で大リニューアルされました。NHK、テレビの語学講座である、ユーロ4言語。2008年に「テレビで○○語」という名前にして以来の、8年ぶりのリニューアルです。
今年の統一タイトルは「旅する○○語」。
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 各言語ひとりずつの俳優さん、女優さん、音楽家が、現地のパートナーに案内されながら各地を回るという趣向です。まさに私みたいな「語学バラエティー」として番組を見ている人にうってつけの番組構成。実際に番組を見ても、学習色が薄く、見るだけで楽しめる番組になっていると感じました。一方で、よく語学コンテンツにありがちな「習った範囲の表現しか聞かせない」とは異なり、バンバン現地の会話が流され(そしてその多くには解説はなく)、現地の響きを耳にしたい人にも魅力的なのではないかな、と思いました。
 また、番組内には実映像としての「先生」は一切出てこないのも大きな特徴。アニメとなって、他のアニメキャラとの掛け合いで説明をするという趣向になっています。


旅するイタリア語

 雅楽師の東儀秀樹さんが「旅人」。なんだ東儀さん、イタリア語話せるじゃん!本人曰く「来るたびに単語を少し」ということですが、もしそうだとしたら、「格好を付ける」ことも効果的なのかなと思わされます。いとも何ともないように話せたほうが恰好良いじゃないですか。そのために準備してきて、使ってみる、という繰り返しが成長につながるのかな、なんてふと思いました。
 というか、東儀さんってこんなにダンディーな人だったんだっけ。演奏しているところしか見たことがなかったので、イタリアとのマッチしすぎるマッチ具合に驚きました。
 また前半6回くらいで、「風呂マンガ」作者(笑)のヤマザキマリさんの、イタリア巡りのコーナーも。30年ほどまえに絵の勉強のためにローマ?(イタリアかも)に住んでいたことがあるとか。このコーナーも、自分の「好き」を紹介してもらえるだけあって、思いがこもっていて、見ていて気分が良いです。
【訂正】最初6回ではなく、6ヶ月間、月1回、ということのようです。第2週は映画、第3週は料理のコーナーになっていました。

旅するドイツ語

 俳優の別所哲也さんが「旅人」。ウィーンを舞台としたこのシーズンは、音楽好きな私にとって「この部屋でモーツァルトが演奏したんだよ」などのエピソードが紹介されるだけで、もうワクワク。ハイドンが、ベートーヴェンが、ショパンが住んでいたアパルトマンがそこかしこにあるという状況が紹介されたりしていました。
 別所さんの、モノを見て素直に感動する気持ちや、なんかコミュニケーションしてみたい、という思いが、今回の企画にぴったり合っていたと思います。音楽関係の散策をしているうちは、しばらく見続けてみようかな。
 アマデウスくんとウイードリヒくんと先生との掛け合いコーナー(解説のコーナー)も面白い。

旅するスペイン語

 俳優の平岳大さんが「旅人」。スペイン語講座に久々の登場ですね。前回登場時のフラメンコが印象に残っていますが、改めて今年の紀行番組で見ると、とても印象が良いですね。ある程度スペイン語が話せるらしい様子でもあり、まるで(ちょっと言葉が不自由な国での)「家族に乾杯」のロケをやっているかのようです。現地ナビゲータのタイラさんとの相性も抜群で、テンポ感良く、見ていて気持ちの良い番組進行でした。食べてばっかりだけど(笑)。
 大概、数回見たらやめてしまうのですが、これはしばrかう見続けるかもしれません。

旅するフランス語

 女優の常盤貴子さんが「旅人」。この番組だけ、他のユーロ3言語と異なり、テレビ番組表で見たときのタイトルに「常盤貴子の」と入るんですよ。それだけ他よりも「ウリ」ということなのでしょうね。
 女性的な感覚なのか、パリのカフェでティーをいただいてうーんオシャレ!みたいなところに関心が持てず、また全体として、そのエレガントな雰囲気を出そうとしているのか、ゆったりとして(要するにテンポ感悪く)いて、私にはちょっと居心地の悪い番組に感じました。この番組だけ、本人が旅をしているというよりも、旅をする台本をもらってそれを演じているという感じ、かな。会話をしていなくて台詞を言っているみたいな。

ユーロ4言語 全体として

 語学的要素を取り入れた世界観光番組、というのがピッタリの今シーズンのリニューアル。次シーズンも同じ趣向出行くなら、もう少し現地パートナーさんが「旅人」置いてけぼりにして現地の人といっぱいお喋りしてもいいのかな、と思いました。その方がテンポ感も良いし、耳にする言葉も圧倒的に増えるし。あと、各国の教育現場も覗いて見たいですね。日本で言うところの幼稚園~小学校低学年くらいの子が「国語」を習っている過程など、非常に興味があります。番組スタッフのみなさま、もしご覧でしたら次期以降でもぜひご検討くださいませ。
 それから、どうでも良い話ですがテキスト。印刷会社が、ドイツ語とフランス語は大日本印刷スペイン語とイタリア語が光邦なのですね。全部一緒だと思っていたので驚きでした。紙質とか糊とか、素人目には違いがわかりませんでした。
 

番外編:しごとの基礎英語

 英語がさほど得意ではない アキこと篠山輝信さんが、英語のできるみんなからいじめを受ける番組(笑)。いやほんと、アキの心が強いから番組が成立しているけど、あれほどボロクソにデキる人から言われるのは、そりゃイジメだよ、と思いながら、でも笑いながら見ています。第4シーズンが始まりました。
 今まで編集で上手にカットしていた(ことを知りませんでした)ので、実は答えを言う迄に10分もみんなを待たせていたりしたこともあったらしいのですが、今シーズンは「反射」をテーマに、10秒間黙ったらアウト!という、ルールに。収録時間も削減できて一石二鳥。より英語でのコミュニケーションに重点を置いたスタンスになりました。ちゃんと相手を見てお話しないと点数をもらえなかったり、なかなか厳しいですが、本格的になってきたという印象ですね。
 大西先生のバランスの良さにも毎度脱帽しています。(恐らく意味が通じる範囲での)多少の間違い、冠詞や複数形などについては「そんなの、まぁいいですよ」的な感じで許容するスタイル。少しでも間違うと×をもらう学校英語のおかげで英語嫌いになったと自負しているので、このように「通じる」を主眼に置いた教育に対する羨望の思いがあります。
 それはそうとアキ。「英語ができずにいじめられている」と書きましたが、どうしてどうして。かなり聞けていて(相手の言うことはだいたい分かっている感じで)すごいなぁと思っています。シーズン3を途中で見るのを辞めてしまったので、一層差が開いているかも。。
 あとびっくりしたのが、色々なモノが、商品名を隠さずにそのまま出てきていること。NHKなのに(笑)。
ジャポニカ学習帳(A5サイズ?の小さいのもあるのですね)、QPゴールド、まっぷる、などなど。商品名探しをするのも、この番組の楽しみ方のひとつかも?





 そんな感じで、「もうやめようか」と思っていても、つい見てしまう魅力のあるNHK語学番組。「勉強する気ないけど見ます」と言って、もう10年以上が立ちますが、毎度毎度の新たな気づきが楽しくて、つい見てしまうのでした。半年間ずっと見ているわけではないです、念のため!


○参考
2016年春:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20160324/nhkgogaku2016s
2015年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20150405/nhkgogaku2015
2014年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20140430/nhkgogaku2014
2013年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20130413/nhkgogaku2013
2012年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20120426/nhkgogaku2012
2011年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20110405/nhkgogaku2011
2010年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20100504/nhkgogaku2010
2009年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20090410/nhkgogaku2009
2008年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20080407/nhkgogaku2008


追記:
12月初旬の、、たしかイタリア語だったかな。NHKの語学番組が、こんな語学的な誤りを見逃したまま放送しちゃうんだというシーン。
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2016JAL回数修行(14)南紀白浜編

 今年14回目の回数修行のおでかけは、修行としてはもっとも効率の悪い「ぜいたく」なものに。
こんなこと、もう一生やらないだろうから、なるべく行ったことのない空港に行こうという発想のもと、なかなか行く機会のない南紀白浜空港関西空港を押さえるプランを計画してみました。1日だけ(日帰り)で2レグだけ稼ぐという、なんと贅沢でしょう。

旅程はこんな感じ。

羽田 1025 - 1140 南紀白浜 (E170)
  空港で少し探検(というほど広くない)してから、
タクシーでアドヴェンチャーワールドへ。(パンダ、ペンギン、イルカほか)
2時間ほど滞在してから、タクシーでJR白浜駅
白浜 1433 - 1551 和歌山(特急くろしお)
  和歌山でラーメン
和歌山 - 日根野 - 関西空港(快速などで 50分くらい)
関空 2110 - 2220 羽田(737-800)


 羽田を出てから羽田に戻るまで、約12時間。忙しく贅沢な旅を駆け足で満喫してきました。

往路(羽田→南紀白浜

 久々の E170。羽田なのにバスでの搭乗。やっぱり近くまで行くと「ジェットなのに小さいなぁ」という印象を受けます。
行き先が南紀白浜というのは、基本的には遊びに行く人が多いのか、客層全体として浮かれた雰囲気があり、なんだかワクワクします。バス降りてから乗るまでに写真撮りまくっていたりとか。
 紀伊半島を渡り、南紀白浜空港の北側を一旦海に抜けてから大きく左旋回して、着陸しました。到着地の天気は、晴れ。
途中でとても綺麗な(MAX時の川幅の広い)ところを見かけました。そういえば十津川村のあたり越えるんだっけな、と思って調べてみたら、田辺市の東端近くの新宮川でした。じゃばらで有名な北山村の下流側に位置するあたりのようですね。
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google マップで一致する場所を確認。
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アドベンチャーワールド

 パンダの飼育で有名なところです。空港周辺を調べていた時に、かなり南紀白浜空港から近い事が分かり、今回の旅程に組み込みました。修行抜きで旅行的な言い方をすれば「アドベンチャーワールドにパンダを見に行く日帰り旅行」とも言えます。なんと贅沢な。
 南紀白浜空港からアドベンチャーワールドまでは、タクシーで 1,050円でした(バスもありますが時間がなかなか合わず)。
園内では、とにかくパンダパンダパンダ!
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そのほか、ペンギン、ラッコなどなど、癒やされます。2時間弱の滞在でしたが、動物好き(特に白と黒の動物)にとっては至福の時間でした。

 タクシーに乗ってJR白浜駅へ。

白浜から関空

 当初、白浜15:18発、日根野17:08着の特急くろしお(そこから快速で関空) を予定していましたが、少し早めに白浜駅に着いてみるとその一本前の特急があることが判明。日根野に停車しない電車ということで、和歌山駅下車、快速で30分くらい乗って日根野、と予定変更。おかげで、予定していなかった和歌山駅で途中下車して、和歌山ラーメンをいただくことができました。ラッキー。
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関空から帰路まで

 以前、見学に来たことが一度だけありますが、利用するのは初めての関空。夜9時の便までに余裕を持って来たので、ぼてじゅうでごはんを食べて、少し探検して、ラウンジへ。伊丹とは違って、狭めのラウンジ(ちょっと広めの部屋がひとつある、という感じ)。あられ類が3,4種類ほどあったのがちょっぴり嬉しいかった(笑)。
 関空から出る国内線(とくにJAL)は少なくて、閑散とした印象でした。そういえば、レストラン類も伊丹のように激混みしていなくてゆとりがあって良い感じでした。タイミングもあるのかもしれませんが。
 ゲートの案内では、コードシェアの便と、JALぶんの便の2つが表示されているのだと思って写真を撮っていたら、あとでよく見ると、先発と次発の表示でした。次発は翌朝 6:40のもの。あんまりこういう表示(翌日の便が「次発」になる)を見ないので、新鮮でした。24時間開いているのでしたっけ?
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まとまらないまとめ

 そんなわけで、「行ったことのない空港に行きたい」という思いで企画した「関空南紀白浜空港を一気に制覇できそう」のプランは、こんな日帰り動物園プランになりました。関空から入るか南紀白浜から入るか、色々なプランを試作してみたのですが、今回の南紀白浜から入るプランで十分に満足度が高かったです。結果オーライの和歌山ラーメンまでいただけたし。
 関空から羽団への便は、夕方の時間帯に良いのがなく夜の便になるので、ここまでギチギチのスケジュールを組まずに、もっとアドベンチャーワールドに長くいることもできるかと思います。今後似たような計画を立てる方の参考になりましたら。


JAL修行日程の一覧:
http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20160111/jal_trial

今月読んだ本(2016/09)

Kindle Unlimited のタイトルが減ってしまう前に、気になっているものを読みまくっています。・・・・と月半ばに下書きをしていたのですが、月末には既に激減。いやはや。メインの目的としていた「将棋世界」(雑誌)まで外れてしまったので、継続どうするか考え中です。


Kindle:村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?
 知り合いが居ないわけではないので興味を持っていた、IPMU(カブリ数物連携宇宙研究機構)。そのトップである村山さんと、朝日新聞の科学記事のトップクラス(?)の高橋さんの対談の本を読みました。新聞社の人という立場からの「インタビュー」かなと思ったのですが、インタビューを越えて対等な「対談」の本でした。面白かった。
もう壮大すぎて本当なのか妄想なのか分からなくなるくらいであり、また、自分の存在が分からなくなる不思議な感覚でもあり、こういう気持ちのときに変な宗教を信じ込んだりするんだろうなと思ったり(笑)。読み終わったあとの不思議なふわふわ感が独特でした。

ほめる生き方

ほめる生き方

  • 作者: 西村貴好
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2012/05/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Kindle:ほめる生き方

 西村さん自身とは面識はないのですが、共通の知人が多かったのでずっと興味を持っていた「ほめ達」。ようやく読みました。
まぁ誉めりゃ人は喜ぶわな、という当たり前の感覚と、自分自身は比較的人の良いところを見つけて誉めるほうだなと(ただしその3倍けなしているけど(笑))いう感覚はあったので、読まずに分かった気になっていて、後回しになっていたのでした。
 誉めなきゃいけない、とか、誉めることにしているから、という理由で誉められるほど嬉しくないことはありません。この手の本を読んだ人に多いんだ、これが。敢えてスルーしていると「私がこんなに誉めてるんだから、気づきなさいよ、喜びなさいよ」とばかりに、何度も言ってくるとか、鬱陶しくてたまらない。 そういった課題に関してもきっちりと認識されていて、想像していた以上に(すいません)広く深く考えられているのだなぁと感心しました。 誉めるから誉めるのではなくて、つい誉めるようなことを言ってしまう行動様式や思考回路を作りましょう、ということなんですよね。


 ほめ達さんの本を見ているときに、お勧め本として出てきたので一緒に読んでみた本。KindleUnlimitedバンザイ!
で、読み進めているととても既視感。それも当然。8年前に読んでいた本(の装丁換え?)でした。
「ほめる」技術~コーチングのプロが教える - sakaikの日々雑感~日常編
道理で、言っていることがすんなり入ってくるし、当たり前の事を言っているようにしか感じなかったし、なわけです。8年前にこの本を読んで共感したことが、今は、あるいは今も、当たり前のように自分の行動スタイルに入っているのだなと嬉しく思いました。




漫才入門

漫才入門

 漫才に興味はないし、むしろ、すぐに相方を叩いたり大声を出したりするアレを見ていると疲れてしまう。そんな私ですが、笑い自体が嫌いなわけではないので、ときたまテレビを付けたときに、なんとなく見てしまうことがあります。そんなときに、罵倒もせず、取り乱して大声を出すでもない、静かに、しかしどっかんどっかんと笑いを取る人達を見て畏敬の念を持ったりもしています。
 専門学校で行われた5回シリーズの講義(と実習)をまとめた本書。 ライブ感あふれる筆致にわくわくしながら読み進めました。簡単に行ってしまうと「ネタ元になる情報に幅広く接し」「おもしろさのツボとなる変換のコツを鍛えて」「徐々にお客さんを巻き込んで盛りあげていけるような段階を持った構成をしっかり考え」ということと受け取った。 「理由」をことさら大切にしている点が少々意外であったと同時に、少しほっとした。
 セミナー・講演などにも通じるものがあったので、聞き手を巻き込む構成、もうちょっと真剣に考えてみよう(^^)


ポジティブ・チェンジ

ポジティブ・チェンジ

Kindle: ポジティブ・チェンジ
 なにかとオススメに出てくるので、いっちょ読んでおくかと。テレビなどでもよく目にする名前だし、、と言いつつ、実はテレビでよく見るダイゴという名前の人は2人いることが今更判明。芸人に疎い私です。 俺たちひょうきん族の神様みたいに旨の前でバツ印を出すダイゴさんとは、こちらは別の人なんですね。
 内容については、まぁこまごまとした実例については賛同しない部分も多い(例えば自分のメンタルを鍛えるためにコンビニ店員さんに迷惑をかける話とか)が、「なりたかったら、まず、なっちゃえよ」というメッセージと「つきあうやつは選べよ」というメッセージは共感。

まっ直ぐに本を売る―ラディカルな出版「直取引」の方法

まっ直ぐに本を売る―ラディカルな出版「直取引」の方法

 取り次ぎを経由せずに、出版社が書店と直接やりとりする事例について紹介した本。金銭的コストや手間、規模のメリットとの関係など、様々な視点から考察している。実質的には、こういった手法で頑張っているひとつの会社を中心にした取材を通した、現状の紹介と言ったところで、本書で紹介されている方式も含め、もっと欲しい人のところに必要なものが届くルートが色々と増えると良いなと思った。 本書には書かれていないが、読みながら、そもそも「本」とは何なのか、コンテンツ(文字や図版の羅列)であるなら、デジタルでも良いのではないか、紙でなければならない点はどこか/それはすなわちデジタルコンテンツの改善点でもあるということなどにも思いを馳せた。


雨の日も、晴れ男 (文春文庫)

雨の日も、晴れ男 (文春文庫)

「夢をかなえるゾウ」が面白かったので読んでみた、水野さんの本。荒唐無稽な引き込まれるストーリーメイキングはさすがです。

ウケる日記

ウケる日記

 同じ水野さんの本だが、こちらはついていけなかった。使わなくても十分に惹きのあるネタを持っているのに、下ネタでキャァキャァ言わせる手を使うのは、勿体ない。


30日で人生を変える 「続ける」習慣

30日で人生を変える 「続ける」習慣

Kindle: 「続ける」習慣
 やはり、気を惹かれるタイトル、気を惹かれる表紙デザインというのは、時を経ても自分の中であまり変わらないものなのだろうか。読み始めてすぐに、これも6年前に読んだ本であることに気づいた(笑)。
「続ける」習慣 - sakaikの日々雑感~日常編




 最近また MIDI(DAW)への興味が少し復活したので読んでみました。機器やソフトの使い方と言った細かい話ではなく、売るための(あるいは公開するための)作品を作り上げていくために考えること、行動することなどの大きな流れを基準に紹介しているところが、他の本とは異なっていて興味深かったです。




 囲碁のおべんきょう継続中。シリーズ途中までKindleで購入していましたが、KindleUnlimited に入ったことで残りのシリーズも「まずはざっと読み流して、どんな考えポイントがあるのかを知ってみる」というつもりで読んでみました。羽根先生のシリーズ。

書籍版:わかる! 勝てる! ! 囲碁 本手とウソ手の見分け方 (囲碁人ブックス)