読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

今期のNHK語学講座(2015)

 

 今年も、新しいNHKの語学講座が始まりましたね。今年は事前の情報を見ても余りそそられるものがなく、そろそろ飽きて来たのかなぁと思っていました。しかし、いざ第一週の各番組が始まってみると、各講座ごとの特徴にわくわくさせられてしまいました。やっぱりNHK語学講座、最高!

 初めて本日記をご覧いただく方のために私の立ち位置を明確にしておきますと、私はNHKの語学番組を「語学バラエティー」との位置づけで視聴しています。各言語の音に触れたり文化に触れたりすること、そしてそれをどのように演出していくかの工夫が楽しくて、毎年新番組を楽しみにしています。あまり本気で「この言語、ペラペラになってやる!」というつもりもないので、そういう方には参考にならない日記であろうことを予めご承知おきくださいませ。

欧州系4言語(独仏伊西)全般

 5年間続いた、欧州4言語横断の仕組みである「Euro 24」が崩壊しました。・・・・という言い方をよく目にしますが、一応 Euro24 という挑戦自体は残っているようです(テキストにも Euro 24 という文字が見えますので)。当初より面白い試みではあるものの、言語横断で勉強する人以外には余り意味がなく、寧ろ企画制作の幅を狭めて画一的な番組ばかりになってしまう傾向が気になるところではありましたので、今期はそういった縛りを大幅に緩くして各言語独自の企画を立てやすくなったことは、私としては大変歓迎しています。

 また、今期の欧州4言語には、語学を習得したい、もっと上を目指したいという人に向けてのNHKの「本気」を感じました。私は全然ついていけないけどこれは素晴らしい!興奮しました。だから語学講座ウォッチはやめられない。

 詳細は各言語のパートにて。


テレビでドイツ語

 今シーズンのトップバッター。いきなり冒頭で「前シーズンで学んだことをもとにステップアップ」なんて言っている(笑)。最近のNHK語学的には、かなりの衝撃です。これから始める人を置いてけぼり。

 これを見て「今年の語学講座は、これからイチから始めようという人がターゲットではなくて、少し学んだ事があり改めて勉強したい人や更に上を目指したい人に嬉しいコンセプトになっているのかな、と感じました。他の言語での動向にわくわくした瞬間です。

 実際に番組の内容も、まるで4月の第1回の放送ではないみたいでした。とにかくガンガンドイツ語の響きを聞かせてくれる、生徒訳の原沙知絵さん(2010年以来)にも「当然これ知ってるよね」的な接し方をするなど、濃い内容でした。わざとらしく「それ知りません、なんですか?」なんてやっているよりも、臨場感があって好感が持てました。


テレビでイタリア語

 こちらも、これから学ぶ人置いてけぼりのコンセプトです。生徒訳の万梨音さん(連投)にも「sono、覚えてる?」。それ第1回の内容じゃないですから(笑)。

 ビデオクリップは日本の鎌倉が舞台。歩きながら、目に入るものをどんどん「これ、なんて言うのかな?」と単語を紹介していくやり方は、「言いたいのに、用語が分からない」という悩みが解決されるようでスッキリします。このコーナー、特に期待しているので、今後どんな場所に行くのか楽しみです。

 そのほか、早口言葉のコーナーとか、現地映像とか、次々に繰り出されるコーナーに、25分番組とは思えない充実を感じました。


テレビでフランス語

 テーマは「続・パリジャンに学ぶ」で、タイトルからして既に続編臭ぷんぷんです。4週にわけて「見る・聞く・話す・総合」という構成にしているそうで、そういえば今までの講座って1回の中にこれらすべてを入れようとしていたな、と気づきました。明確に週によって目的を変えるというのは面白いかも。ちょっと期待です。ナビゲータは昨年に引き続きの渡部豪太さん。NHKでは以前、押尾コータローのギター講座にも出ていたことがありました。色々挑戦されていますね。恰好良い。

 第1回は「見る」の回で、町中の看板やサインなどを次々に紹介していました。とにかく分量にこだわる最近のNHK語学の傾向は、その言語の「雰囲気」を楽しみにしている私にとって嬉しいものです。

 フレンチブルドッグのレモン(RayMond)の旅がパワーアップしたとのことで見ていたら、何、去年のクリップそのまま再放送じゃないか、と。第1回はブルドッグが商店街を歩きながら「いらっしゃいませ」という日本の文化に納得するというストーリー。何がパワーアップなのだろうと思っていたら、そのビデオクリックはフランスでエミリーちゃんがテレビで見ていたものだ、という設定。早速お母さんの所に行って、「日本ではいらっしゃいませって言うんだって」という内容を伝えます。なるほど。これはパワーアップだ!



テレビでスペイン語

 スペイン語を話す人のシェアハウス「グラシオ荘」が舞台。田中幸太郎さん(続投)だけが荘に残り、昨年一緒だった他のメンバーは出て行ってしまった、と寂しがっているところに、今年のメンバーがぞろぞろ登場。賑やかで今年も楽しそうな雰囲気です。

 こちらも「昨年に引き続き」色が濃く、まったくはじめてスペイン語に触れる人は番組外での相当の学習が必要そう。

 ビデオクリップではマドリードの町並みの紹介。白い石造りの街並み、きれいですね。行かずして各地の美しい景色や伝統ある動きを見ることができる。これが私の語学講座番組の楽しみのひとつでもあります。



テレビで中国語

 NHK的には一番頑張ったのではなかろうか(=今年の目玉として張り切ったのではなかろうか)というのが、この中国語。生徒訳に壇密さんを起用です。欧州系言語が基本的に6ヶ月の構成なのに対して、アジア系言語は12ヶ月でワンクルーです。長いぞ。段文凝さんとの「だんだんコンビだな」と思っていたら、本人達からもその旨(笑)。壇密さんは14-15年くらいぶりに中国語に触れるそうで、寧ろ以前やったことがあったのか、という点が驚き。英語堪能というのは有名な話ですけどね。

 欧州系言語が少しハイレベルなスタート地点だったのに対して、こちらはいつもの四声から。なんか「声調チェッカー」なるアプリだかアプレットだかが近日提供されるそうで、これ面白そう。

 相変わらず自分の名前を中国語読みしなきゃね、という話もあり、今年もげんなり(笑)。アルファベットで書いた自分の名前(の発音)のままで、もう、いいんじゃないかなぁ。。逆も然りで、「えんかんじゃなくてハンヤン」「りせいこうじゃなくてチェンジャンリー」で呼ぼう運動を、ひとり心の中で実施中です。

 キーフレーズを、現地のたくさんの人に言ってもらったり、言い回しのちょっとしたバリエーションについても現地の人に中国語で語らせたりする趣向は、語学講座としてとてもgood。スタジオでの先生の発音だけだと「これが唯一の正しい発音」みたいな伝え方になってしまいますが、これだけたくさんの人の発音を聞けると、あぁ随分と違うものだなぁと実感できます。

 当然ながら話題性の高さも狙って壇密さんを起用したと思うので、今後、どうやって話題だけでなく内容でも満足させられる作りを継続してくれるか、楽しみです。


テレビでハングル講座

 生徒訳はハリー杉山さんという方。知らなかったので調べてみたら、「本名はピカソみたいにやたら長い名前」で「英日仏中の4カ国語を操る」だそうで、そんな方がハングルに挑戦です。

 こちらも欧州系言語と違って文字からです。ただ、随分さっぱりしているかなという印象は受けました。しつこすぎない、とう良い意味で。ハリーさん、ㅏとかㅗとかㅖとかの文字を体で表現してみたり、いやあまり覚えるのには役立っていない気もするのですが、インパクトはあって面白かったです。

 まだ一週目が終わったところなので、もう少し見てみたいと思います。


その他

 ロシア語とアラビア語は、昨年以前の再放送(ロシア語は3年目、アラビア語は4年目)となります。

制作側としてモトが取れない言語は数年に一度の制作でいいとは思うのですが、そのぶん毎年違う言語のテレビ講座を作ってくれたらいいのになぁと思ったりもします。タイ語とかヘブライ語とかラテン語とかチェコ語とか。3ヶ月講座でもいいと思うので、NHK Ed. の皆様に置かれましては、何卒ご検討いただければと思います。

 ついでに、何年も前から思っている事。英語学習番組の「リトルチャロ」はとてもよくできたお話だと思います。特に第1シーズン。これ、他の各言語で吹き替え直したりできないでしょうか。フランス語版とかイタリア語版とか。とても良い教材になると思うのですが。


英語系

 大西泰斗先生の「しごとの基礎英語」は昨年後半ぶんの再放送。10月からはシーズン3公開の予定の模様。面白い番組なので全部録画してあるのですが、見るのが後回しになってしまい、1,2シーズンあわせて約200回ぶんあるのに、まだ20回分くらいまでしか見ていません(^^;)。シーズン3が公開されるまでの半年間は十分に楽しめそうです。

 「エイエイGO!」という入門番組が新登場。「テレビで基礎英語」の位置づけになるのかな。番組説明を見てみると楽しげな雰囲気なので、ちょっと覗いてみようと思います。




 こんな感じで、結局わくわくさせられてしまうNHK語学講座。今年も4月いっぱいは全部見ますよ!(5月以降は、続けて視聴したいなと思うものだけに絞るのも、例年通りの予定です(笑))



○参考

2014年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20140430/nhkgogaku2014
2013年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20130413/nhkgogaku2013
2012年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20120426/nhkgogaku2012
2011年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20110405/nhkgogaku2011
2010年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20100504/nhkgogaku2010
2009年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20090410/nhkgogaku2009
2008年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20080407/nhkgogaku2008