sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

自転車屋さんは乗せたがる

 今回の一連の自転車購入プロセスの中で、家族が下見に行ったところも含めて複数の自転車やさんを覗いてみました。そこで得た、「自転車屋さん」の特徴とは。


 自転車屋さんは、とにかく「乗せたがる」(笑)。 せいぜい1万円台のママチャリしか乗ったことのない身からすると、とてもビビってしまうのですが、10万円もする自転車に平気で試乗させる。今なら「10万円程度のエントリーモデル」と分かるけど、最初はやはりビビります。
 中には(というか買うことにしたお店なのだけど)、何台か試乗させてくれる中で、超軽量の(アンダー6kgだったか)たぶん数十万の後半する自転車に乗せてくれたりしました。電動ディレーラー等のメカの部分のすごさは全然わかりませんでしたが、とにかく驚くほどの軽さが印象的でした。クロモリフレームの「あたたかさ」について熱く語られ、勿論試乗させてくれたりして。 壊したら大変、とちょっぴり怖かったものの、「いいもの」を体験させてくれるのが嬉しかったです。

 まぁとにかく乗せたがる。面白い世界だなと思いました。



「自転車」カテゴリの日記(10年以上前の観戦日記も出てくるけど気にしないでください):
https://sakaiklife.hateblo.jp/archive/category/%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A

ロードバイク:自転車本体以外に必要なもの

 急遽、ロードバイクを買えることになってから色々調べていた記録です。
自転車本体だけでも、(私の事前の浅い知識で)イメージしていたよりも大幅に予算オーバーになってしまって大変なところですが、ロードバイクって、自転車だけを買えば良いものではありません。自転車本体以外の出費も大きく、そのあたりを調べたり迷ったりしました(この時間が結構楽しい)。


●必要なもの

  • ヘルメット: 必須!価格帯も色々(多くは、数千円の半ばから、万の前半まで)。大きさの合う合わないもあるので、自転車を買ったお店でアドバイスもらいながら試着させてもらって買うのが吉
  • ライト: 夜に絶対乗らない!という以外は、前に1つ後ろに1つ、ライトが必要です。後ろのは、赤。これも買ったお店で選んでおくと、納車時に取り付けてくれるので、ちょっとラク。Webで色々見ていると、前方には2つつける人もいるみたい。
  • 空気入れ: ママチャリ用に家にあったやつよりも、しっかりしたもの。約8気圧の空気を入れるので、どれくらいの圧で今入っているのかを示すゲージがある。自動車のタイヤもこれで入れられるようなので、今後挑戦してみたい(昔はガソリンスタンドで無料で見てもらっていたのですが、最近はセルフになったので、空気圧を見る機会が減っている、よろしくない状態)
  • 盗難防止用ワイヤ: ママチャリみたいな鍵はついていないので、自力でロックをする必要があります。それでも不安だなぁと思っていたら、やっぱり複数人でお出かけするときは、交代でトイレに行ったりコンビニに入ったりして、誰かが見張り番をしているという工夫をしている人も多いみたい。
  • ボトルホルダ: フレームの三角形の所に取り付けて、飲み物のボトルなどを保持できる外付け器具。利用イメージが湧いていないけど、ペットボトルにしても、背中に入れておくよりは置き場所があったほうが便利かな、ととりあえずカッコで購入。
  • 自転車スタンド(後輪用): 家での保管時やメンテナンス時に、自転車が自立するために必要。立てかけておいてもいいけど、あったほうが安心。ということで購入。


●今回買わなかったもの(そのうち買うかも)

  • 手袋: あったほうがいいって言われているけど、最初は遠出をするような予定もないので、少し乗って必要に感じるようになったら買おうと思う。1000円を切るものから数千円くらいまである模様。個人的には機器の操作とかの利便性を考えて「指切り」という、先っぽはむき出しのものがいいかなと思っている。
  • レーパン、サイクルジャージ: ロードバイクはお尻がいたくなると聞いているので、そのうち必要になるかなと思いつつ、とりあえずどれくらい痛くなるか体験してみてからでも良いか、と、今回は見送り。代わりに、今、ほとんどジーンズしか履いていないので、ワークマンに行って、裾のきゅっと締まったパンツを買ってきました。1500円。
  • モバイル空気入れ: 出先でも使える小型の空気入れ。すぐに欲しくなりそう。とりあえずは近所を走っていてパンクして困ったら、家族に電話して車で救出してもらえばいいか、と見送り。
  • 交換用タイヤチューブ: パンクした時に修理ではなく交換したほうが早いとか、修理が無理なくらい避けたりした時に使う。空気入れと同様の理由で、まだ買っていない。すぐ買うことになると思う。
  • サドルバッグ: ちょっとしたものを入れておくのに、サドルの下に付けられる小さいバッグが欲しい。どんな感じか分からず、まだ買ってない
  • 工具類: 六角レンチ類がきゅっと詰まった便利な工具を持ち運ぶといいらしい。まだよく分からないので見送り

 
 
●要らないのに今回買ったもの、またはすぐ買うつもりなもの

  • サイクルコンピュータ(サイコン):記録魔ですから、とにかく走った距離、場所、速度などを記録しておきたいし、どれくらいのケイデンス(足回し)なのかを数値で見てみたいわけです。もう私にとっては必須。これを見たくて自転車買うと言っていいくらい。ガーミンの Edge 130 Plus というものにしました。一番安いものとは言え、ちょっと高いけど、メインなのだから仕方ない。
  • 心拍計: 数値で見ると言えば当然これも欲しい。でもまだ買っていません。自転車とは別のきっかけで Apple Watch を発注済で、それが使えるかどうかを見てからでもいいかなと。
  • マウンター: 一応ガーミンの Edge には、サイコンを自転車の見やすいところに取り付けるための器具が同梱されているので、通常なら別途のマウンターは不要なのですが、個人的に以前より(自転車以外のおでかけを)Garmin の dTrex 20x というGPSロガーで記録したりしていました。これを自転車でも使えたら便利だろうなぁと考えると、設置方法にちょっとした工夫が必要になるわけです。まだ買っていないけど、目を付けているものはあるので、購入したらまた改めて紹介予定。

 と、結構かかります。さしあたって自転車のお店で買ったものだけで、概ね 2~3万円程度となりました。
自転車が欲しい、と思った時には、本体の値段のほかに3万円程度かかる、というつもりで予算を組んでおくと、購入時に(思いのほか出費が増えて)つらい思いをしなくて済むかと思います。もちろん、サイコン付けたければ、それにプラス(こだわりのない方はさしあたってスマホのアプリでもいいのでは)。それに何だかんだと欲しくなって千円台前半の細かい出費が、ちろちろと発生するかも(笑)。

自転車は欲しいものがいつでも手に入るわけではない

 自転車といえばママチャリか、それに毛が生えた程度のもの*1しか触れてこなかった私にとって「ロードバイクが欲しい」への道は、驚きの連続でした。

 自転車なんて、自転車屋さんに行って眺めてから「これください」と言えば買えるもの、まぁ少なくとも1週間も待てば欲しい車種が手に入るものだと思っていました。とんでもない!(笑)


 自転車屋さんに行っても、そんなに自転車はいっぱい置いていません。同じ車種でもサイズも各種あるので、全部置いておくのはどだい無理な話なのでしょう。高いものだし。
 予算の都合もあり、当初「これがいい」と思った車種について訊ねると「今注文すると2月ですね」だと。 いま9月ですよ! 乗りたいと思って、気持ちが盛り上がって注文するのに、2月ですよ! 逆に言えばそんな先の納期を約束、、ではないのでしょうけど、一応提示できるという、生産計画?待ち行列処理?の情報がきちんと管理されていることに感心もしました。 でも2月ですよ!半年後ですよ! 驚いたw

 次点として、欲しかったものから少し外れるけど、十分に良いし、何よりも色が気に入っていた車種について訊ねると、こちらは少し早く手に入るようで、11月中旬とのこと。 いや、それでも様々なモノがAmazonやヨドバシで注文したら翌日には届くこの時代、待ちきれませんよ。欲しい気持ちが冷静になっちゃう前に、モノをちょうだいっ!

 幸か不幸か、最初に検討していた車種のひとつ上のランクのものだと、仕入れ先に在庫があるとのこと。えー、それ、お客さんだまして高いの売ろうとしてません? と思わなくもないけど(そんなことするお店じゃないです)、厳しい家庭内会議(というよりも一方的に私が説明をするターン)を経て、結局、それにすることにしました。当面、お小遣い緊縮財政になります。。とりあえず5万円分くらいを捻出しなきゃ、というモードに。。

 仕入れ先に在庫がある場合は、調整等をしてくれた上で、一週間後には納車してくれるとのこと。これくらいだと待てる!! 寧ろそのあいだに色々と調べたり細かいものを用意したりできるので助かる。・・・ということで、まさに今、その「一週間の納車待ち」の最中なのでありました。

 結論。 欲しい車種を一点決めしても、それの自分に合ったサイズが手に入るとは限らない。その機種にしようと思った理由の中で一番大事なものを自分で理解した上で、多少幅広に選択肢を持つくらいのつもりで、そのときご縁がある機種と出会えたら、という気持ちで挑むのがよさそう。(これ以上の値段は出せない、この色合いに愛着を感じた、格好から入るので105以上のコンポーネントのやつで、クロモリにこだわりたいなどなど)
 
 あと、ロードバイクは、と言っていいのか分かりませんが、少なくとも GIANT は毎年9月に新しいシーズンが始まる=新製品が出る=ようです。同じ機種で、コンポーネントもほとんど変わらないものが、色違いや新塗装になることも多いようなので、気に入ったデザインに出会うチャンスかもしれませんし、比較的スタートダッシュで在庫があるうちに注文しやすい面もあるかもしれません。
www.giant.co.jp

 

*1:ママチャリに毛が生えたら怖いけど

やっぱり自転車(ロードバイク)は高い。けど理由がある

 自転車を買うことになって、いままで表面的なことしか知らなかったのが、色々細かいことを知るようになりました。そんな新鮮な気持ちを記録しておく日記。今回は、いわゆる「自転車本体」の車種選定の話。

 「手が届く範囲で、でも自分が乗っていて嬉しいと思えるメーカーの」ということで、「見るチャリ」時代から漠然と憧れていた GIANT が最有力候補となりました。あのフォルムが結構好きで、見ていて飽きない(美しいなぁと思う)のです。
 最初は、そもそも街乗り用の自転車すら今は手元にない状態でもあるので、クロスバイクでいいなぁと思っていましたが、見ているうちに&家庭の諸状況もあり、「あとでロードバイクが欲しくなりそうな位だったら今からロード」と気持ちが動いていきました。 クロスバイクを見ていたイメージでは、一台5万円くらい。プラス2,3万円程度出すと、もうちょっといいのが買える、というイメージでした。
 ESCAPE R3 (https://www.giant.co.jp/giant21/bike_datail.php?p_id=00000042)あたりがお手頃だし、乗りやすそうでいいかも、というのがお財布基準のスタートライン。 ESCAPE R のドロップハンドル版もあって、なんだ、ロードにもなるんじゃん、と思っていました(自転車屋さんで聞いたら、「あれはクロスバイクにドロップハンドル付けたものだから」と、どうやら根本的に何かが違うようです。「そういうものなのね」という感覚で流したので、詳しいことは分かりませんが、サイズ感(ジオメトリっていうんですか?)とか、全然違うのだろうなと想像しました。

 ということで、「一応ロードバイクと呼べるもの」となると、10万円から上の話になるようです。ここで既に前提条件(10万円でおつり来るなら買おうかな)から大きく外れているので、検討を中止するのが冷静な大人ですが、この機会逃すと一生乗らないだろうなという「縁」のようなものも感じたので、検討続行。

 GIANTで見ていくと、9万強のものから、10万、12万、13万、15万、20万、、、、のように値段が上がっていきます。この値段の差が、素人にはわかりませんでした。お店で教えてもらい、自分でも調べてようやく納得したのが「部品の差」。この「部品」というものがロードバイクでは結構わかりやすくなっていて、「コンポーネント」という部品のセットで考えるようです。後輪のギアのセット(スプロケ)、ギアを動かす仕組み(ディレーラー)、前のギアのセット、その仕組み、クランク、ブレーキハンドル、ブレーキ自体の仕組み、などがセットになって、いわば「SS級セット」「S級セット」「Aセット」「Bセット」...のようなランク分かれています。値段の差は、どのコンポーネントを使うかによって生じる、と。わかりやすい。 

 コンポーネントは、よく使われている Shimanoのものだと、高いほうから、
デュラ・エース
アルテグラ
イチマルゴ(105)
ティアグラ
ソラ
クラリス
 というランクがあります。「本気で乗るなら105から上のものを」と言われているのをよく目にします。私にはまだよく分かりません。レースに出るわけでもないし、楽しく乗れればいいやという人には関係ないのか、それでもやっぱり違いは分かるものなのか。
 ただし、このコンポーネント。必ずしもアルテグラなら全てのパーツがアルテグラでなければならない、というわけでなくて、ブレーキだけを別のメーカーのものにしてコストを下げる等、普通にあるようです。「アルテグラ使ってます!」と書いてあるものでも、どの部品がアルテグラで、どの部品が別のものが使われているのか、買うときには把握しておく必要があります。

 あとはフレーム(三角形をふたつくっつけたような、いわば自転車の「本体」)の材質や作り方によってもお値段は変わる、と。 重さが随分違いますからね。


 ということで、自転車屋さんに行って「なんで、こっちはアレよりも2万円高いの?」という疑問に対して、自分なりにはスッキリと「なるほどー、こっちは105積んでるのねー」と、ちょっとだけ納得感が得られるようになったのでした。

Garmin connect 最初の最初の設定

 自動車で走ったり近所を歩いたり、あるいは出張に行くときなどには、GPSロガーを持ち歩いて通った道、乗った電車の軌跡などを記録する私ですから、自転車に乗るならば、それを記録するのは当然のことです。いま使っている eTrex 20x をそのまま使って記録するのも良いのですが(これはこれで勿論今後も併用します)、自転車専用のものがあると知り、それは利用すべき!と検討した結果、やっぱりGarminになりました。値段はあまりかけられない、けれどもいくつか調べた中ではGNSS(GPSとか)から得られる数値の正確さにかけて、やはり Garmin が一歩上を行っているという印象を受けたので、Garminにしました。もともと eTrex で十分な満足を得られていた信頼度も、判断に寄与しています。

 その中で一番小さく、一番安かったのが Edge 130 Plus。自転車なので、ケイデンス(ペダルを踏んで回す速さ)や速度を得られるセンサもついているのが良かったですし、心拍計との連携もできるとのことで選びました。
これ自体については、実際に使うときに改めて日記に書きたいと思います。
今日は、これを使うためのアプリとアカウントの設定。

アプリは Android スマホに入れて、とりあえず放置。
PCで Garmin Connect にアクセスして、アカウントを作ります。デフォルトでは英語なので、「アカウント設定」で言語設定と併せて、いろいろな単位や表示フォーマットの指定も行います。
私の場合はこんな感じ。
f:id:sakaik:20200921184928p:plain
この設定を最初にしておくと、この後の作業でストレスを感じないので、お勧めです。


自転車:タイヤはタイヤ

 今まで自転車のパーツについて適当な認識のまま呼んでいましたが、自転車屋さんと意思疎通を図ったり、Webで情報収集しようとする時に正確な言葉を知っていたほうが都合が良いので、この機会に少しずつ覚えようとしています。

 適当な呼び方の最たるものが「タイヤ」。
自転車の、前と後ろについている丸いやつ、あれをタイヤと呼んでいました。ちゃんと知ったあとでは笑っちゃうのですが、その程度の認識です。

 以下整理。

タイヤ:ゴムでできた黒い部分。いろんなタイプがあるが多くのものは中に「チューブ」という、空気を入れる部品を入れて使う。
ホイール:私の過去の認識ではいわゆるタイヤ。車輪の丸い部分(ゴムがついていない部分)全体を言うらしい
スポーク:ホイールの中央と外縁を結んで何本もある細い棒。これで丸い形を支えている
リム:ホイールの外縁。タイヤと触れあう部分

 ということで、自転車の話をするときには(とくにお買いものをするときには)、ホイールとタイヤとチューブ、という3つはちゃんと区別して認識できたほうがよさそうだと学んだのでした。

序・自転車が近づいた

 何年も前には、ツール・ド・フランスなどのレースの映像を早送りもせずに全ステージ見ていたような私でしたが、その後は時間が取りにくくなったこともあって、早送りでイイトコロだけ再生(平坦ステージならゴール前3kmくらいからとか)を経て、全然見ない現在へと至ります。
 将棋の世界では、自分では指さずにプロの将棋を見て楽しむだけの「見る将」というジャンル(?)があるのですが、当時の私は、まさに「見るチャリ」。自転車レースの話題をしていると「乗らないの?」と必ずと言っていいほど聞かれましたが、だって見ているの楽しいもん。という感じでした。
 持っていたのはママチャリのみ。そのママチャリもメンテ不足で2年ほど乗らないまま放置された後、昨年に処分したので、私は自転車という道具自体に触れることなくこの数年を過ごしてきた次第。

 そんな私にちょっとした事情の変化があり、どうやら自転車に乗ることになりそうな状況になってきました。この3週間ほどで急激に様々な情報に触れて、知らなかったことをいっぱい知って、自転車(の情報)と少し仲良くなったりしたので、そんな新鮮な気持ちを少し日記に書いていこうかなと思います。

 本気で書き始めると、長くなったり、ちゃんと書こうとして調べるのに時間がかかってしまったり等、負担に感じることになりそうなので、不正確な部分や認識の浅い部分があろうことはご了解いただくことにして、気楽に独り言のようにつぶやいていけたらと思います。