sakaikの日々雑感~日常編

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やっぱり自転車(ロードバイク)は高い。けど理由がある

 自転車を買うことになって、いままで表面的なことしか知らなかったのが、色々細かいことを知るようになりました。そんな新鮮な気持ちを記録しておく日記。今回は、いわゆる「自転車本体」の車種選定の話。

 「手が届く範囲で、でも自分が乗っていて嬉しいと思えるメーカーの」ということで、「見るチャリ」時代から漠然と憧れていた GIANT が最有力候補となりました。あのフォルムが結構好きで、見ていて飽きない(美しいなぁと思う)のです。
 最初は、そもそも街乗り用の自転車すら今は手元にない状態でもあるので、クロスバイクでいいなぁと思っていましたが、見ているうちに&家庭の諸状況もあり、「あとでロードバイクが欲しくなりそうな位だったら今からロード」と気持ちが動いていきました。 クロスバイクを見ていたイメージでは、一台5万円くらい。プラス2,3万円程度出すと、もうちょっといいのが買える、というイメージでした。
 ESCAPE R3 (https://www.giant.co.jp/giant21/bike_datail.php?p_id=00000042)あたりがお手頃だし、乗りやすそうでいいかも、というのがお財布基準のスタートライン。 ESCAPE R のドロップハンドル版もあって、なんだ、ロードにもなるんじゃん、と思っていました(自転車屋さんで聞いたら、「あれはクロスバイクにドロップハンドル付けたものだから」と、どうやら根本的に何かが違うようです。「そういうものなのね」という感覚で流したので、詳しいことは分かりませんが、サイズ感(ジオメトリっていうんですか?)とか、全然違うのだろうなと想像しました。

 ということで、「一応ロードバイクと呼べるもの」となると、10万円から上の話になるようです。ここで既に前提条件(10万円でおつり来るなら買おうかな)から大きく外れているので、検討を中止するのが冷静な大人ですが、この機会逃すと一生乗らないだろうなという「縁」のようなものも感じたので、検討続行。

 GIANTで見ていくと、9万強のものから、10万、12万、13万、15万、20万、、、、のように値段が上がっていきます。この値段の差が、素人にはわかりませんでした。お店で教えてもらい、自分でも調べてようやく納得したのが「部品の差」。この「部品」というものがロードバイクでは結構わかりやすくなっていて、「コンポーネント」という部品のセットで考えるようです。後輪のギアのセット(スプロケ)、ギアを動かす仕組み(ディレーラー)、前のギアのセット、その仕組み、クランク、ブレーキハンドル、ブレーキ自体の仕組み、などがセットになって、いわば「SS級セット」「S級セット」「Aセット」「Bセット」...のようなランク分かれています。値段の差は、どのコンポーネントを使うかによって生じる、と。わかりやすい。 

 コンポーネントは、よく使われている Shimanoのものだと、高いほうから、
デュラ・エース
アルテグラ
イチマルゴ(105)
ティアグラ
ソラ
クラリス
 というランクがあります。「本気で乗るなら105から上のものを」と言われているのをよく目にします。私にはまだよく分かりません。レースに出るわけでもないし、楽しく乗れればいいやという人には関係ないのか、それでもやっぱり違いは分かるものなのか。
 ただし、このコンポーネント。必ずしもアルテグラなら全てのパーツがアルテグラでなければならない、というわけでなくて、ブレーキだけを別のメーカーのものにしてコストを下げる等、普通にあるようです。「アルテグラ使ってます!」と書いてあるものでも、どの部品がアルテグラで、どの部品が別のものが使われているのか、買うときには把握しておく必要があります。

 あとはフレーム(三角形をふたつくっつけたような、いわば自転車の「本体」)の材質や作り方によってもお値段は変わる、と。 重さが随分違いますからね。


 ということで、自転車屋さんに行って「なんで、こっちはアレよりも2万円高いの?」という疑問に対して、自分なりにはスッキリと「なるほどー、こっちは105積んでるのねー」と、ちょっとだけ納得感が得られるようになったのでした。