sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

奄美ホッピング(2)~喜界島の思い出~

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの12日目です。


 今年80回のフライトを経て、一番印象に残っているのが、奄美大島-喜界島 路線でした。奄美ホッピングの際に、2往復、4レグ乗りましたが、また乗ってみたい路線ナンバーワンです。
飛行機ってこんなに気軽なものだったのだと、楽しい気分になります。


 時刻表の上では、出発時刻から到着時刻まで20分かかることになっていますが、条件が良ければ滑走開始からプロペラ停止まで10分もかかりません。
車輪が離れてから着輪するまでの時間だけを見れば、6分程度。高度も低いので、フライトというよりもジャンプという言葉が似合いそうです。

 滑走開始から30秒ほどで離陸。さらに30秒ほどで車輪が引っ込みます。
離陸から2分30秒後、「ぽーん、ぽーん」という音。
CAさんの声は「みなさま、ただいまシートベルト着用サインが消えましたが、、、、、」ではなく、、
「みなさま、まもなく喜界島空港に着陸いたします。シートベルトをしっかりお閉めかどうかもう一度お確かめください。ご使用中の座席のテーブル、背もたれがありましたら元にお戻しください」
・・・あの、、、まだシートベルト外していいって言われてなかったし、背もたれ倒していいって言われていなかったんですけど。。
 他のフライトの音と比べてみたら、「ぽーん」が2回鳴るのがポイントなのかもしれません。1回目のぽーんでシートベルト着用サインを消して、2回目のぽーんで着用サインを点灯。・・・・まさかね(笑)。
 そして離陸から4分後には車輪が出て、6分後に着陸。ドアオープンまでは、そこから3分くらいかかります。


 この奄美アイランドホッピングで唯一、観光らしい観光をした島です。175分(時刻表上)の滞在時間に、空港前のレンタカー屋さんで車を借り(もちろん事前に予約)、俊寬さんのお墓に参って、島最高地点(211.96m)を訪問し、そしてそこは戦時中の旧日本軍電波探知基地があったと知って思いを巡らせ、百之台公園でのんびりと。



喜界島がみえてきた。
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降りたら、トコトコと駅舎(笑)へ。
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喜界島で唯一の信号機。交差点だけど押しボタン式であり、交差する横側の道には信号はない。
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歌舞伎好きには知られている「俊寬」の俊寬僧正の墓と言われているもの(諸説あり)。
まさに喜界島(鬼界ヶ島)だし、ね。
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旧日本軍の基地跡
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百之台公園。ちょっと雰囲気見て、もっと他の場所を色々回ろうと思っていたのに、ここに来たらすっかり気に入ってしまって、当時のFacebookの書き込みには「決めた!時間までここで過ごす!」と書き残していました。
波の音と風の音、そして遠くの台地でサッカーをする人のかけ声がかすかに聞こえてくる、ゆったりした空間。青い海、青い空、緑の大地、白い波。天気にも恵まれ、最高に贅沢な時間を過ごしました。
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 台地からはこんな道をひたすら下って海岸線へ。降りきって、メイン道路?に出ようかというところで、小学校高学年くらいの女の子たちが道を渡ろうとしていたのでどうぞどうぞと停まって渡るのを待っていたら、彼女たち、足早に渡ったかと思うとくるりとこちらを向いて深々とお辞儀。すっかり忘れていた何かを、ちょっと思い出させてくれたような気分になりました。道を譲って、こんなに丁寧なお礼されたこと、最近なかったよなぁと。素晴らしい思い出をくれた子供たちにも感謝です。
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こちらの日記(当時)も参考:
http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/2016/JalJgc4

いよいよ奄美アイランドホッピング(1)

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの11日目です。


 3月上旬の土曜日曜。いよいよ人生最大の無駄遣い(誇張)、奄美諸島のアイランドホッピングに行ってきました。ツアーとして用意されているものもあるのですが、一部満席の便があったので、ツアーに頼らずに自力で旅程を組んでの実施です。自力で、とは言っても、それほど便数が多いわけでもないので、効率よく乗り回れるルートということで大部分がツアーとして提示されていた旅程と重なるものにはなります。
 惜しむらくは、奄美-沖永良部-与論-奄美 の三角飛びを、ツアーでは2度入っていたのが、自力コースでは一回しか入れられなかったことでしょうか。


 今回の旅程は、1日目7レグ、2日目9レグの合計16レグです。

旅程:
羽田→鹿児島(30)→奄美大島(55)→喜界島(175)→奄美大島(45)→徳之島(25)→奄美大島(40)→鹿児島
(鹿児島泊)
鹿児島→奄美大島(105)→喜界島(25)→奄美大島(35)→沖永良部(30)→与論(25)→奄美大島(55)→鹿児島(40)→福岡(90)→羽田


 括弧内の数字は、その空港での滞在時間(分)。時刻表の上での話なので、早めに到着すればそのぶん少しだけ滞在時間が長くなります。また、小さい飛行機は概ね10分前に搭乗開始なので、保安検査の時間を考えると滞在時間から15分程を引いた時間が、自由時間だと考えると良いでしょう。
 25分間での「タッチ」の場合、急いで外に出て、周囲の写真や空港の写真を撮って、たっぷり空気を吸って、お土産物やさんを覗いてちょうどぴったりという感覚です。

 羽田や伊丹のような大きな空港では、飛行機を降りた場所がそのまま搭乗待ちエリアなので、外に出ないでも構わないことはわかりやすいですが(もちろんチェックイン済の場合のみ)、たぶん小さい空港でも「乗り継ぎです」と言えば、保安エリア内に残れるのかもしれません。私の場合は折角だから外の景色を見たい、外の空気を吸いたい、という思いもあり、必ず外に出て、必ず毎回保安検査を通過していました。


 載った機種機材の内訳は、、、

行きの 羽田→鹿児島と福岡→羽田が 767-300 (JA655J, JA622J)
1日目の 鹿児島→奄美が DHC80Q400(JA843C)
残りがすべて SAAB 340B でした。
SAAB340B は、JA002C が7回、JA8594が6回。

とくに覚えやすいレジ番でもあり、私の始めてのホッピングで5レグ連続で乗せてくれた JA002C は、私の今回一番の思い出の機材となりました。またどこかで再会したら、嬉しい気持ちになるんだろうなぁ。
JAL塗装だったので、今度会ったときに塗装が変わっていたら、思わず声をかけちゃいそう(笑)。


明日もこの話題を続けます。

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山口でのDB勉強会に参加

[advent2016][jal]山口でのDB勉強会に参加


この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの10日目です。


「修行」を始めての3度目のフライトは、2月末の「中国地方DB勉強会」参加のために山口へ。中国地方の各県を回りながら精力的に活動している勉強会です。
http://dbstudychugoku.github.io/


 こっそりと参加しようと思っていたのに、いつの間にか話すことになっていました(笑)。せっかく参加するのだから、ただ聞いているよりも話す側に回ったほうが絶対に、良い。この山口でも沢山の魅力的な人との出会いがありました。後から「あれ?参加してたの?」と言われるよりは「お話されていましたよね」と言われるほうが覚えてもらいやすいですからね。うまく伝わらなかったかなと感じた部分の今後への修正や、話すために整理する時間というものが結構自分のためにもなります。
 なので、ただ山口に行って勉強会で座っていて神社お参りして帰ろう、と気楽に考えていたよりは、ちょっぴりお役目が増えましたが、とても充実した山口訪問でした。

 ちなみに山口県を訪問したのは2回目(単なる通過を除く)。全開は福岡にいったついでに「人道トンネル」で歩いて山口県まで渡ってきた、という程度だったので、しっかりと宿泊までしての訪問は初めてでした。
http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/2011/12/02/000000
(あとで写真を貼る、と書いたまま、結局まだ貼っていない・・・・)



 この山口宇部空港。「修行」的には非常につらい空港で、JALは羽田便しかないのです。単に山口に行って山口から帰ってくるか、山口に行った後に新幹線で福岡に出てそこから色々飛ぼうか、当初悩みました。結局は
単純に山口往復という選択にしましたが、決め手となったのは「防府(ほうふ)」の存在。
 私は天神さん(天満宮さん)が大好きで、しかし恥ずかしながら防府天満宮の存在は余り認識に上がっていませんでした。北野さんとか長岡さんとかは行った事もあったのですけどね。防府天満宮は日本で最初の天神さんということで、これは行かねば、と。

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 こんな感じで、おでかけ3回目までが、

1回目 福岡往復 + 宮崎タッチ (4)
2回目 新千歳単純往復 (2)
3回目 山口宇部単純往復(2)

とおとなしい様子で始まった、今年の「回数修行」。
3月に入り、いよいよ最初の大イベント「奄美アイランドホッピング」となります。2日間で16レグを稼ぐ旅です。そしてそれが私にとって今年初めての「IT全然関係ないおでかけ(修行だけのためのおでかけ)」でもありました。
またあした!


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JGCへの道:マイルでの特典航空券に注意

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの9日目です。


 30回もクリアし、飛行機に乗ることに少し慣れてきた4月のこと。
マイルも溜まってきたし、今までマイルで乗ったことが一度もなかったので、ちょっとやってみよう、と、
札幌でのカンファレンスの帰りに女満別に寄ってみました(特典航空券は女満別→羽田で使用)。


 家に帰ってきて数日経ってから気づいたのですが、なんと、マイルで交換した航空券での搭乗ぶんは、JGCへ向けての搭乗回数としてはカウントされないようなのです。大事なことなので、もう一度書きます。マイルでの搭乗は回数修行の回数にはカウントされません!


 しくった(>_<)





 とは言うものの、この女満別訪問。「女満別タッチ」というほどの短い時間でもなかったのですが、取りあえず空港の外に出て、空港内でごはんを食べて、搭乗、というくらいの慌ただしい滞在でした。それでも行く機会のなかった空港に立ち寄ることができ、行ったことのない地の空気を吸えたのは、よい経験でした。
(今時刻表確認してみたら、到着から出発までが1時間20分でした)


 まぁ、手探りで修行していると、こんなこともあります、というお話でした。


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JGC:修行をはじめてから覚えた言葉/知識

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの8日目です。


 JALのステータス会員になるための「修行」をはじめてから、たくさんの人に色々な事を教えていただきました。また、実際に体験して知った、ちょっとしたことなどもありました。
今日は、そんな話を。

「赤組・青組」

JAL だけでなくANAにも、たくさん乗った人向けの特典サービスがあります。SFC(スーパーフライヤーズ)と言います。ANAの場合は、現在では距離(に応じたポイント)での達成のみであり、JALのような搭乗回数でのステータスゲットとはなりません。距離が大切なので、国内線の場合だと 羽田-那覇 を往復したり、那覇-札幌便に乗ってみたり等、私が今年JALでやってきた「短い路線をいっぱい飛ぶ」とは随分異なった、ダイナミックな修行が繰り広げられているようです。
さて表記の用語ですが、JALでの修行をしている人(または修行を終えてステータスを持っている人)の事を、航空会社のコーポレートカラーにちなんで「赤組」、ANAのそれを「青組」と呼んでいるということを、今年覚えたのでした。あ、必ずしもステータスを持っていることを意味として含んでいないかも。どちらを好んで利用しているか、という程度でもよさそうです。

一部路線では通常料金なのにクラスJ座席

 機材の都合でクラスJの座席があるのに、路線としてクラスJの設定がない路線があります。つまり、通常料金でクラスJの座席に座れる便があるのです。前のほうの席を予約していたらクラスJ座席でびっくりしました。私は、那覇久米島で体験しました。

「○○タッチ」

 ある空港まで飛んでから、そこで観光も何もせずに、乗ってきた飛行機に乗って戻ることを、こう呼ぶようです。関西で有名なのが「但馬タッチ」。伊丹-但馬 をただ往復するのです。乗りっぱなしはできないので、一回、降ります。
一般に、国内の小さな空港で到着後、出発するまでの時間はだいたい25分。出発の15分前には保安検査が始まるので、時刻表通りだと、到着地にいられるのは10分程度と考えると良いでしょう。それでも急いで空港の外に出て写真を撮って戻り、おみやげやさんを覗いて見るくらいの時間はあります。
 但馬以外では、福岡からの「宮崎タッチ」や、奄美大島からの「喜界島タッチ」などが、回数修行としての使い勝手がよさそうです。
 喜界島は今回1年間の修行の中でもっとも印象深かった場所でもありますので、改めていつの日の日記で紹介できたらと思っています。

737-800 の広い席

 3+3シート(クラスJは 2+3)である Boeing 737-800 には足下の広い座席があります。クラスJのすぐ後ろ、15列目が狙い目です。もちろん、知っている人も多いようで、競争率が高く、なかなか取れません。私も一度だけ座ることができましたが、一般席なのにクラスJみたいなゆったり感が感動でした。テーブルは、前の座席背面ではなく、自分の肘掛けから出てくるタイプのものになります。



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