sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

ここで一旦、今年一年の「JAL回数修行」を振り返る

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの15日目です。


 アドベントカレンダーもようやく半分を過ぎたところで、一度、今年全体通して振り返ってみたいと思います。


お出かけ回数:16回(家を出てから家に帰るまでを1回とカウント)
搭乗回数: 80レグ


座席:80回すべて窓側(コダワリポイント)


30回到達日:4月9日 (6回目のおでかけ)
50回到達日:5月22日 (9回目のおでかけ)
80回到達日:11月28日 (16回目のおでかけ)


50回到達後は、沖縄ホッピングを除けば比較的おとなしいフライトで、往復だけ、または往復+1(途中下車)で80回のゴールを見据えながらのんびりとフライトを重ねました。年の後半は各地の OSC(オープンソースカンファレンス)が詰まっているので、スケジュールが立てやすかったですね。


基本的にスーパー先得(55日前)/ウルトラ先得(75日前) という運賃区分でチケットを確保。
予約の変更はできず、キャンセルした場合には約半額しか返ってこない、「取ったら絶対に乗れ!」なチケットです。
幸いにも日程を変更したり予約をキャンセルしなければならないような状況は発生せず、また、欠航になった便もひとつもなく。
いくらかの遅延があり、その中でも乗り継ぎがギリギリになる綱渡りはありましたが、予定していた便を逃したというケースは一度もなかったのも、幸いでした。

こうして振り返ると、随分と恵まれていたなぁと感謝する次第なのであります。



その中でも一番大きなスケジュール変更は、熊本地震に関連したものでした。
5月に福岡のITイベント(PHPカンファレンス)に参加するために、
往路:羽田→福岡、イベント終了後に(福岡で宿が取れないので)新幹線で鹿児島に移動して泊
復路:鹿児島→伊丹→羽田
をプランしていました。チケットも購入済みの、あの日、地震が発生しました。
頭の半分で被災された方々の無事をお祈りするとともに、もう片方の頭では、新幹線の復旧が見とおせない中、この旅程をどうするかを真剣に考えました。(驚異的な復旧作業により、数日後には運転再開しましたが、それは私の旅程変更の判断の後の話)。

このフライトについては、またいつの日か書く事にしましょう。


とにもかくにも、落ちることもなく、乗り遅れることもなく、飛んでくれないこともなく、引き返すこともなく、行く先々では多くの場合に天気に恵まれて、雲の上に出ればいつでも天気は良くて、そういや派手に揺れたのは1,2回程度だったし、気分良くできた修行だったと思います。
でもこうやって、どこで何回飛んだかとか振り返ってみていると、やっぱり、なんかアタマおかしい。。。(笑)。
来年は修行しないのに、「どこを経由していこうかな」なんて、うっかりすると考えているし、意識的に正常回路に戻していかないと(^^;)


写真はお気に入りの機材番号JA8888
f:id:sakaik:20160522080242j:plain

第1回福岡データベース勉強会で「修行」

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの14日目です。


 飛行機に乗って福岡にも行きたいから、勉強会やろう!という勝手な私の都合での申し出に乗っかって下さったみなさんのおかげで開催となった、「第1回福岡データベース勉強会」。今年最初のフライトで伺った、福岡の(株)キャッチアップさんのオフィス移転記念パーティからのお話の流れで開催が決まったという面もあり、まさに「動き回れば何か面白い事が起こる」がピッタリはまったという印象です。
http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20161205/advent_jgc_05_first_flight



 勉強会の開始時刻は 15時。これまた私のフライトの都合で勝手を申し上げた次第。ぎゅっと詰まった濃い勉強会だったとは思いますが、ちょっと時間割が窮屈だった感もあり、次回やるときはもっと早い時間に始めましょうね(笑)。福岡でも、RDBMSの情報交換などをする集まりが盛んになったら嬉しいなぁ。



 フライトは行きに2レグ、帰りに4レグの合計6レグ。今年6回目のおでかけになります。


往路:
 羽田→伊丹(65)→福岡

復路:
 福岡→宮崎(25)→福岡(105)→松山(165)→羽田

(括弧内の数字は時刻表上の滞在時間)


行きに伊丹に寄って(初めての伊丹)豚まんを食べて、帰りには宮崎タッチをカマしたあとで松山にて途中下車。


福岡→松山の航路は、松山空港に近づくにつれ眼下にポツポツと現れる島々がきれいでした。
f:id:sakaik:20160410135902j:plain:w270 f:id:sakaik:20160410140131j:plain:w270 f:id:sakaik:20160410140216j:plain:w270 f:id:sakaik:20160410140727j:plain:w270 f:id:sakaik:20160410140748j:plain:w270 f:id:sakaik:20160410140830j:plain:w270



機材は旧JAC塗装。
f:id:sakaik:20160410142138j:plain:w350




 松山では、空港から市内までバスで 15~20分。駆け足で街歩きをし、お城に行って戻ってきました。短い訪問時間ながらも、ロープウェイで登ってリフトで降りるフルコースに大満足。
空港から外に出る時間を組み込んでおくと、やっぱり「来たぁ」という印象が強くなりますね。20年ぶりくらいの松山城でした。
 

 6回目のお出かけの6レグを加えて、合計34レグとなり、はじめてのステータスである「クリスタル」の権利を得ました。30レグを達成したのは、4月9日のことでした。
カードが届いたときは、嬉しかったなぁ。
f:id:sakaik:20160418221032j:plain

北海道新幹線に乗りたくて

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの13日目です。


 3月後半あたりに一度札幌にも行きたいなぁとプランをしていました。お気に入りのジンギスカン+もつ鍋屋さんがあるので惹かれていたというのも大きな理由のひとつですが。情報収集していると、どうも北海道新幹線の開通が3月末の土曜日だとのこと。これは丁度良い、と乗っかることにしました。
 ほんとは、空を飛んで移動するよりも、地上を這って移動するほうが好きなんですよ。景色が変化していくのを眺めるのが楽しいのです。


 飛行機のチケットは、なるべく安く買うために、できれば75日以上前に手配します。一方JRの電車は1ヶ月前になってからの発売。全旅程がいっぺんに確定できない不安はありますが、まずは飛行機を予約しました。
今年の目標は「飛行機になるべくたくさん乗る」であり、そこに「新幹線にも乗ってみたい」が加わったのですから、もちろん最優先させるのは飛行機です。
 そんなわけで、北海道新幹線にも乗ることを前提とした旅程は、以下。今年5回目のおでかけとなります。新幹線の東京-新青森間は乗ったことはあるので乗らなくてもいいのです。青森まで飛行機で飛んで、函館空港まで陸路で移動して、函館から札幌まで飛行機という変則的な旅程となりました。


往路:
羽田→青森-(新幹線)→函館→丘珠

帰路:
新千歳→秋田→羽田


往復ともに「寄り道(または途中下車)」して4レグのスケジュールです。


 丘珠空港(札幌)に行くのは今回が初めて。実は数年前に丘珠に行きたくて、東京-(新幹線)→新青森→青森-(特急)→函館 で、函館から飛行機によって丘珠入りするという旅程を組んだことがあったのですが、あろう事か乗る予定だった飛行機が欠航奥尻での急激な上昇がインシデントになったそうで、機材繰りがつかずということでした。ANAに振り替えてもらったものの、丘珠ではなく新千歳に連れて行かれてしまい、丘珠訪問はお預けとなっていました。それだけに、今回の丘珠行きには、並ならぬ期待がありました。

SAAB340に乗って丘珠に無事着いた時にはちょっとした感動。
到着したらすぐに預け荷物も出てきて、ほとんどの人が出口の前に目の前に停まっているバスに乗って、すぐにバスが発車するスピーディーさが、とても新鮮でした。

f:id:sakaik:20160326190125j:plain:w350


 札幌でIT系仲間達と情報交換を兼ねた会食をして(みなさんありがとう!)、翌日。帰路は、まっすぐに羽田に向かわずに、秋田で途中下車することにしました。新千歳から CRJ-200 に乗って。
CRJは、エンジンが後部についていて、心なしか静かな印象。後ろから押されるような感覚が好きな機首だったのですが、今後は減る一方ということで残念です。(後継として採用が噂されているMRJにも早く乗ってみたい思いが強いですが)

f:id:sakaik:20160327101750j:plain:w350

f:id:sakaik:20160327115100j:plain:w350


 秋田空港に到着してから、同空港を飛び立つまでの時間は、5時間半。空港からJR秋田駅までのリムジンバスが40分強、空港で30分前にはチェックインできるくらいのスケジュールで考えると市内滞在時間は約4時間弱。街歩きをするには十分な時間でした。
単純に空港にタッチして帰るだけでなく、こんな機会でもなければ訪れる事のなかった土地の空気を吸えるというのも、「修行」の中の楽しみのひとつですね。

奄美ホッピング(2)~喜界島の思い出~

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの12日目です。


 今年80回のフライトを経て、一番印象に残っているのが、奄美大島-喜界島 路線でした。奄美ホッピングの際に、2往復、4レグ乗りましたが、また乗ってみたい路線ナンバーワンです。
飛行機ってこんなに気軽なものだったのだと、楽しい気分になります。


 時刻表の上では、出発時刻から到着時刻まで20分かかることになっていますが、条件が良ければ滑走開始からプロペラ停止まで10分もかかりません。
車輪が離れてから着輪するまでの時間だけを見れば、6分程度。高度も低いので、フライトというよりもジャンプという言葉が似合いそうです。

 滑走開始から30秒ほどで離陸。さらに30秒ほどで車輪が引っ込みます。
離陸から2分30秒後、「ぽーん、ぽーん」という音。
CAさんの声は「みなさま、ただいまシートベルト着用サインが消えましたが、、、、、」ではなく、、
「みなさま、まもなく喜界島空港に着陸いたします。シートベルトをしっかりお閉めかどうかもう一度お確かめください。ご使用中の座席のテーブル、背もたれがありましたら元にお戻しください」
・・・あの、、、まだシートベルト外していいって言われてなかったし、背もたれ倒していいって言われていなかったんですけど。。
 他のフライトの音と比べてみたら、「ぽーん」が2回鳴るのがポイントなのかもしれません。1回目のぽーんでシートベルト着用サインを消して、2回目のぽーんで着用サインを点灯。・・・・まさかね(笑)。
 そして離陸から4分後には車輪が出て、6分後に着陸。ドアオープンまでは、そこから3分くらいかかります。


 この奄美アイランドホッピングで唯一、観光らしい観光をした島です。175分(時刻表上)の滞在時間に、空港前のレンタカー屋さんで車を借り(もちろん事前に予約)、俊寬さんのお墓に参って、島最高地点(211.96m)を訪問し、そしてそこは戦時中の旧日本軍電波探知基地があったと知って思いを巡らせ、百之台公園でのんびりと。



喜界島がみえてきた。
f:id:sakaik:20160312123723j:plain 

降りたら、トコトコと駅舎(笑)へ。
f:id:sakaik:20160313114847j:plain


喜界島で唯一の信号機。交差点だけど押しボタン式であり、交差する横側の道には信号はない。
f:id:sakaik:20160312130209j:plain


歌舞伎好きには知られている「俊寬」の俊寬僧正の墓と言われているもの(諸説あり)。
まさに喜界島(鬼界ヶ島)だし、ね。
f:id:sakaik:20160312130749j:plain:w350 f:id:sakaik:20160312130848j:plain:w350


旧日本軍の基地跡
f:id:sakaik:20160312133751j:plain:w350


百之台公園。ちょっと雰囲気見て、もっと他の場所を色々回ろうと思っていたのに、ここに来たらすっかり気に入ってしまって、当時のFacebookの書き込みには「決めた!時間までここで過ごす!」と書き残していました。
波の音と風の音、そして遠くの台地でサッカーをする人のかけ声がかすかに聞こえてくる、ゆったりした空間。青い海、青い空、緑の大地、白い波。天気にも恵まれ、最高に贅沢な時間を過ごしました。
f:id:sakaik:20160312140918j:plain



 台地からはこんな道をひたすら下って海岸線へ。降りきって、メイン道路?に出ようかというところで、小学校高学年くらいの女の子たちが道を渡ろうとしていたのでどうぞどうぞと停まって渡るのを待っていたら、彼女たち、足早に渡ったかと思うとくるりとこちらを向いて深々とお辞儀。すっかり忘れていた何かを、ちょっと思い出させてくれたような気分になりました。道を譲って、こんなに丁寧なお礼されたこと、最近なかったよなぁと。素晴らしい思い出をくれた子供たちにも感謝です。
f:id:sakaik:20160312143109j:plain:w300 f:id:sakaik:20160312143246j:plain:w300 f:id:sakaik:20160312143816j:plain:w300






こちらの日記(当時)も参考:
http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/2016/JalJgc4

いよいよ奄美アイランドホッピング(1)

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの11日目です。


 3月上旬の土曜日曜。いよいよ人生最大の無駄遣い(誇張)、奄美諸島のアイランドホッピングに行ってきました。ツアーとして用意されているものもあるのですが、一部満席の便があったので、ツアーに頼らずに自力で旅程を組んでの実施です。自力で、とは言っても、それほど便数が多いわけでもないので、効率よく乗り回れるルートということで大部分がツアーとして提示されていた旅程と重なるものにはなります。
 惜しむらくは、奄美-沖永良部-与論-奄美 の三角飛びを、ツアーでは2度入っていたのが、自力コースでは一回しか入れられなかったことでしょうか。


 今回の旅程は、1日目7レグ、2日目9レグの合計16レグです。

旅程:
羽田→鹿児島(30)→奄美大島(55)→喜界島(175)→奄美大島(45)→徳之島(25)→奄美大島(40)→鹿児島
(鹿児島泊)
鹿児島→奄美大島(105)→喜界島(25)→奄美大島(35)→沖永良部(30)→与論(25)→奄美大島(55)→鹿児島(40)→福岡(90)→羽田


 括弧内の数字は、その空港での滞在時間(分)。時刻表の上での話なので、早めに到着すればそのぶん少しだけ滞在時間が長くなります。また、小さい飛行機は概ね10分前に搭乗開始なので、保安検査の時間を考えると滞在時間から15分程を引いた時間が、自由時間だと考えると良いでしょう。
 25分間での「タッチ」の場合、急いで外に出て、周囲の写真や空港の写真を撮って、たっぷり空気を吸って、お土産物やさんを覗いてちょうどぴったりという感覚です。

 羽田や伊丹のような大きな空港では、飛行機を降りた場所がそのまま搭乗待ちエリアなので、外に出ないでも構わないことはわかりやすいですが(もちろんチェックイン済の場合のみ)、たぶん小さい空港でも「乗り継ぎです」と言えば、保安エリア内に残れるのかもしれません。私の場合は折角だから外の景色を見たい、外の空気を吸いたい、という思いもあり、必ず外に出て、必ず毎回保安検査を通過していました。


 載った機種機材の内訳は、、、

行きの 羽田→鹿児島と福岡→羽田が 767-300 (JA655J, JA622J)
1日目の 鹿児島→奄美が DHC80Q400(JA843C)
残りがすべて SAAB 340B でした。
SAAB340B は、JA002C が7回、JA8594が6回。

とくに覚えやすいレジ番でもあり、私の始めてのホッピングで5レグ連続で乗せてくれた JA002C は、私の今回一番の思い出の機材となりました。またどこかで再会したら、嬉しい気持ちになるんだろうなぁ。
JAL塗装だったので、今度会ったときに塗装が変わっていたら、思わず声をかけちゃいそう(笑)。


明日もこの話題を続けます。

f:id:sakaik:20160312153504j:plain