- 作者: 安達誠司
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/01/17
- メディア: 新書
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少し前に読み終えたまま放置していたので、細かいことは忘れたが、
昨今のデフレ容認(あるいは誘導)の風潮に対して、国内の産業や経済を元気にするためにはインフレ誘導を推す立場での論だったようだ。
一旦金銭による貯蓄ができている人にとってデフレは「買えるものが増える=お金の価値が増える」ものであるが、貯蓄を積み重ねていくフェーズにある人にとっては、インカムが増えない原因ともなる。
同じ外貨金額での輸出でも、よりたくさんの円が手に入るインフレこそが、今の日本の目指すべきところである、何やってるんだ、日銀は。なにやってるんだ、政府は。
・・・という感じでしょうか。