山手線と東海道新幹線ではどちらが儲かっているのか

山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか？

　生活にも仕事にも何の役にも立たないけど、時々そんな本を無性に読んでみたくなる。そんな気持ちの時に手に取ったこの本。数字満載で、とにかく「思い」だけで書いた本ではないことに、まず好感を持ちました。

　もっとも、私は鉄道に対して、それぞれの細かい数字自体に興味があるわけではないので、各数字は「ふぅん」という程度ではありますが、普段「そこにあって、時刻通り走って当たり前」な電車について、様々な角度からの数値化（主にお金に関すること）や戦略などを述べている本書は、興味深くページをめくりました。

　もともと、様々な仕事やサービスを「経済活動」であり「ひとりひとりの営みの集合体」として分析することが好きなほうなので、同じような方向性のお仲間を見つけたような気分でもあります（本書の著者さんほどまでには凝り性じゃない、、、、と思うけど）。

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