昨日のミュージックフェアを録画してあったので、見ました。 ミュージックフェアというと普通は2組くらいのゲストを呼んでコラボするのが特徴だと私は思っていたのですが、昨日はさだまさしの独壇場。しかも30分番組の中で歌った曲は2曲のみ。 ミュージックフェアというとしつこい演出やトークなどが抑えられた、品のある「音楽番組」という印象があるけど、それでも、2曲!
歌った曲は例の「490円」と、新曲(数日前にアルバムが出たらしい)の「ママの一番長い日~美しい朝」。「490円」のほうはもう聞き飽きるほど聞いたので「ママの一番長い日」のほうに注目。
「親父の一番長い日」(こんどフジテレビでドラマ化されることになったらしい)のアンサーソングだそうです。
時代を反映してか、親父の一番長い日よりもやや早めのテンポ。でも雰囲気は似ている。これから聞く人に「初めて聴く時にしか得られない気持ち」を大切にしてもらいたいのでネタバレになるような事は書きませんが、「親父の一番長い日」が書かれてから30年以上経った今だからこそ書ける曲だと感じました。 仕掛けが判ったときには鳥肌が立ちましたよ。リアルでこの年月を経たからこそ書ける曲。その「時間」までも行間に取り込んで伝える手法にヤられました。 まだ2度しか聴いていないのだけど思い出すとさらにじわりじわりと来る曲です。「さらっと聴いちゃったあの部分、もしかして・・・・」と。
さださんの歌、あれだけ説明的なのに、それでも敢えて説明しきらずに想像に任せる部分が多いのが素敵ですね。
また、シオノギさんも長いことこの素敵な番組のスポンサーをしてくれていますが、やっぱりこういうところで(ささやかながらも)感謝をお伝えしたいです! もうこうなるとメセナ活動に近いですよね。
「ママの一番長い日~美しい朝~」は10日発売の以下のアルバムに含まれているようです。買うぞ。
- アーティスト: さだまさし
- 出版社/メーカー: ユーキャン
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 33回
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