ポーをスタートして、_,_、_∧_ なステージ。山岳としては残り40km地点にあるオービスク峠(超級)。
前半より、バク、モンクティエ、ボアッソン、ピノー、ハスホフト、グセフ、フォフォノフ、ロワ、ペタッキ、チャリンギの10人の逃げ。ハスホフト?ペタッキ? ということで中間スプリントポイントでの真っ向勝負を楽しみにしていたのですが、10人も居て誰一人興味を示しませんでした。今年のツールのルール変更があって以来、この人数で誰も興味を示さないのは初めてじゃないでしょうか。
オービスクの登りはじめ、いきなりハスホフトがアタック。この段階でも私はまだ「体力あるうちに先に行っておいて、のんびりゴールしよう」と考えていると思っていました。ごめん、トール。2009年の17ステージ、マイヨヴェールでひとり逃げをかました山岳ステージのように、楽しみながら登っていくのかと思っていたんだよ!
登り途中で、連日アタックを決めているロワや、モンクティエに追い抜かれたものの、下りでモンクティエに追いつき、一緒にロワを追う展開に。いよいよロワと捕らえるか!という距離になってから急遽、モンクティエが先頭交代を拒否。なんども前に出るように促すハスホフト。そのたびに首を横に振るモンクティエ。
次にカメラが切り替わった時には何故かモンクティエが前に出されてしまっていたけど、次の瞬間ハスホフトがアタック。見る見る前を行くロワに追いつき、追い越しました。置いて行かれたモンクティエもロワは抜いたもののゴールまでハスホフトに追いつくことはありませんでした。
アルカンシェルを着てのステージ勝利。ハスホフトの強さを見せつけられた「超級山岳ステージ」でした。
表彰式でロワを、はじめてちゃんと見たけど(今まであまりよく見ていなかった)、笑顔のさわやかな「いい男」ですね~。連日のアグレッシブな走りも印象に残ってるし、応援しちゃおうかな。
総合陣を含むメイン集団は7分半ほど遅れてゴール。今日は仕掛け合いもなく、明日に備えて淡々と走るステージということにしたようです。
どうでもいいけど、76km地点の鳥の大群は、養殖なのだろうか。気になる。。。エサを撒いてあるように見えたけど。。
あと最近人気急上昇中の「前を向いて淡々と走る筒みたいな子」はボトルくんだったことが判明。今日は54kmちょっとの地点にいました。
#距離はすべて「残り距離」
.