sakaikの日々雑感~日常編

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スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション

 以前この日記でも紹介した「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン」の続刊的内容。サブタイトルには「人生・仕事・世界を変える7つの法則」とある。


 何らかの意志決定をする際に、人は決定者の役割を「演じる」ことが多い。「大胆な決断を行う自分」にあこがれたり、「地味で良いから、しつこいくらいまでに "継続" をする自分」を演じたり。

 本書の1章のタイトルでもあり、本書全体を通した基本テーマでもあるのが「ジョブズならどうするだろうか?」だ。自らが判断をしなければならないシーンにおいて、「ジョブズならどうするだろうか?」と問いかけることで、ジョブズ的でイノベーションチックな判断者を演じられることだろう。


 本書で紹介されている「7つの法則」は以下のものだ。

1.大好きなことをする

2.宇宙に衝撃を与える

3.頭に活を入れる

4.製品を売るな。夢を売れ。

5.1000ものことにノーと言う

6.めちゃくちゃすごい体験をつくる

7.メッセージの名人になる

 タイトルを見ただけではピンと来ないものから、「何を当たり前の事を...」と思うものまであるだろう。簡単にできそうでも、いざこの法則に則って決断をしようとすると、はたと迷うものだ。

 我々はジョブズには為れない。しかし本書で詳細に繰り返し紹介されている「7つの法則」を読むことで「ジョブズならどうするだろうか?」と問いかける下地ができるに違いない。言い換えるとジョブズに為ることはできなくても、ジョブズに為りきることはできるのである。

 そして、自信を持って決断しよう!


抜き書き(要約あり)

・アップルのエバンジェリストは「それはできません」とは言わず「どうしたらいいか、今はよくわかりませんが、なんとかします」と言う。

・「何をしてきたかと同じくらい、何をしてこなかったかを誇りたい」

・「洗練を突き詰めると簡潔になる」

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