- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04
- メディア: 新書
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これはおもしろい! なにが良いって、とにかく正直なところ。「先の事なんか判りっこないよ」「基本的にゼロサムだよ」「(違うという人もいるけど)要するに株はギャンブルだよ。ただギャンブル=悪なんて誰が決めた? 悪じゃないからギャンブルじゃないという逆思考は変だよ」など、言い回しは上記とは違いますが、とにかく「要するに」の話が多く、小気味が良いのです。
好むと好まざるとに関わらず株式などの金融取引市場が世の中の経済の大きな部分を動かしている事は否めません。その部分の「要するに=本質」を本書で疑似体験しておくことは、誰にとってもプラスの経験となるのではないでしょうか。
お勧め。
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