sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

トップ1%のプロフェッショナルが実践する「見た目」の流儀


 不潔であることは論外だが一定以上の「きれいな=清潔な」格好をしていれば十分ではないか、というのが私の考え。むしろ格好を気にしている時間と労力を、自分の内面を高めるために使うべきであろう。中身がないのに外面だけを取り繕う姿は、うすっぺらでみっともない。 またいわゆる「オシャレ族」な視点で「この人は靴が丁寧に磨かれていないからダメな人」と見下すような人は、逆に軽蔑の対象でもある。


 なんてことを思いつつも、著者が長らくNHKのメイクさんとして勤められた方であることからも興味を惹き、読んでみることにした。密かな心中としては、自分が内面(実質)を高める速度が落ちている感覚もあり、中身がダメでも見かけで少しでもポイント高くなるとしたら、やったほうがトクだろう的な日和った思いがなかったといえば嘘になる。


 しかし、、、私にはやっぱり合わないなぁ。「見た目」にこだわるのは、時間も金銭も要する物だし、いわゆる「考えなければならないこと」が増えることでもある。リーゾナブルな値段で、毎日(あるいは買い物などで)それほど時間を取られることもなく、気にしすぎて疲れることもなく、カッコヨクなれるのならばそれに越したことはないが、すべてその逆であるという印象を受けたし、当分この本に書かれていることを賞賛できる自分にはならないのだろうなと感じた。

 こういった美粧関係の仲の良い知り合いができて「お友達価格」で「ホンネで語って」試せるのならば、もしかしたら急に目覚めてしまうかもしれないが・・・・


 自分がどうするにせよ、「こういう世界」があることを知っておくことは損ではない。自分の思いも寄らぬところで自分を見下している人がいるかもしれないことをせめて知識として知っておけば、幅広い対応を冷静に行うことが可能になるかな、と感じた。


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iCon ~ スティーブ・ジョブズ

 5月に米アップルを訪問(http://d.hatena.ne.jp/sakaik/20080521/p3)した時、もっとジョブズについて知ってみたくなりました。この本の存在自体は昔から知っていたけれども、今回の訪問で一気に優先順位が上がったのです。 そんなわけで、6月上旬から早速ちまちまと読み始め、8月、ようやく読み終わりました。500ページを越える本を空き時間だけで読む「合間読み」をするととてつもない時間がかかるのですが、それでも「はやく続きを読みたい」と思わせるだけの惹きがこの本にはありました。


 ジョブズはこの本の中で、自信過剰で自分勝手、他人の手柄を横取りしたりみんなの成果を独り占めしたりするヤなやつで、実はさほど技術力があるわけでもないのに偉ぶっているという、これでもかというほど偏屈で厭な奴として描かれています。一番最後に「そんなジョブズが人間的な暖かみを持つほどに変化した」と強く印象づけたいがための演出でもあろうかと思うが、ちょっとやりすぎかなーとさえ思いました。

 ただ、この本に書かれているジョブズの「自分が決める」「秘密厳守」なトップダウン的な指向は、先日のアップル訪問時に感じた印象と一致して、納得感がありました。だからこそ持てる強みと、そして危うさがあるわけですね。


 併せて、いままでまったく関心もなかったピクサーという会社についても、この本で初めてちゃんと(?)知ることができたことも収穫でした。映像エンターテイメントの会社ってこうやって作ることができるのか、こういう取引/駆け引きで作られているのか、と特に新鮮なことだらけでした。

 いま MaciPod, iPhone などで成功を収めているアップルという会社が、どんな人がどんな思いで引っ張っているのか、興味のある方は一度読んでみると何か得る物があるのではないかな、と思います。

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MySQL 5.0.67 が出ました

 MySQL 5.0.67 がリリースされました。ものすごくたくさんの incompatible な変更とか、security 的な修正とかが加えられています。 もう、ひとつひとつ読む気もしないくらい(^^;)。

 http://www.mysql.gr.jp/frame/modules/news/article.php?storyid=112


 前回の 5.0.x のコミュニティ版は 5.0.51 だったので、52, 54, 56, 58, 60, 62, 64, 66 ... 約8ヶ月ぶりのリリースということになりますね。

 変更点で おおっこれは! というのがあった方はぜひ、自分で読むことを断念した私に聞かせてください(^^)


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頭痛のタネは新入社員

頭痛のタネは新入社員 (新潮新書)

頭痛のタネは新入社員 (新潮新書)

 「ふむふむ、近頃の若者はこういうことを考え、こういう行動特性を持っているのか。なるほど。」と思ったら、もうオジサンの仲間入り。 かつて「新人類」の理解不能な行動が騒がれた時代の再来である。 一般に社会人としては「驚くほど仕事への意欲が低く、向上心もなければ耐える力も持っていないクズ」と位置づけられるようなものが、いまの若者の「ふつー」であるとさえ言っても良いようだ。 頭痛が痛い。


 本書はリクナビ関連の媒体をとりまとめていたという前川氏の著書。数多くの学生の行動に接してきているだけに、事例の豊富さとともに、ひとつひとつの事例自体にも説得力がある。最初の就職時に「転職に有利な会社はどこですか」と質問してきたり、ネット上で希望候補会社の情報を調べすぎて全然実際の行動を起こせない人がいたり、すぐに一人前の仕事を任される(それをこなせる能力がある)と勘違いしていたりなど、失笑を誘うに十分な例が紹介されている。

 しかし本書の神髄はそういった「しょうもない」若者を例に挙げて指を指して笑うところにあるわけではない。そういった若者を上手に受け入れられない上司側にも厳しい警鐘を鳴らしている。またそういった就業者体制になってしまった社会事情にも触れ、言い換えれば「教え下手、育て下手」vs「教わり下手、成長下手」の構図を解説している。


 以前本日記でも紹介した「社長よりも偉いもの(http://d.hatena.ne.jp/sakaik/20080501)」と併せて読むとより理解が進むだろうと感じた。 本書でややしっかりめの分析を把握し、「社長よりも偉いもの」でその若手の行動を上手に物語の中に取り込んでいるのを楽しめるだろう。


 本書自体は私の速度でおよそ60分前後で読むことができた。あまり時間のない人でもたいして無駄になる時間ではないだろうから、一度は目を通しておくといざ未知の行動パターンに出会ったときにもパニックを起こさなくてよいかもしれない。


[読んでよかった]++

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OSC-nagoya に行ってきました

 8月9日土曜に開催された、オープンソースカンファレンス2008 nagoya に参加してきました。http://www.ospn.jp/osc2008-nagoya/

 この手の地方イベントは前日入りして現地のみなさんと一緒においしいものを食べるのを楽しみにしているのですが、今回は『サーバ/インフラを支える技術』の出版記念セミナーが前日に東京であったので、迷いつつもセミナーのほうを選択したのでした。

 そんなわけで今回のOSC-nagoya には当日入り。結局徹夜してほぼ始発に近い電車で出発。名古屋まで爆睡ですが、京都とか新大阪まで連れて行かれなくてよかった(^^;)。


 名古屋って場所がやっぱりいいんですかね。 東京から、大阪から、知っている顔が続々。東京組には日帰りするという人もいましたし。お客さんもいっぱい来場されていました。積極的にブースで会話を楽しんだり情報収集したりする様子を見ると、やっぱり来てよかったなぁと毎度思います。 福岡のOSCでも感じた興奮を得ることができました。


 一応、日本MySQLユーザ会でブースを出させていただいていたので、一定時間別部屋に籠もってしまうセミナーはほとんど聞かず、時々他ブースをくるくると覗かせていただいていました。 今回特に面白かったな~と感じたのが、「OpenStreetMap」のユーザ会、、って言っていいのかな、「OpenStreetMap名古屋」のブースでした。 小さいGPSを持ち歩いて道の位置を記録しまくり、それをアップして整理することで、みんなの手でフリーの地図を作ろうという世界的なプロジェクトのようです。

 私も5月に初めて米国に行った際にGPSを用意して道道を記録していたら結構面白かったので(道に迷っても、あとからどこで迷ったかが記録されていてわかる)余計に強い興味を惹かれました。 記録は所詮ドットなのでそれを手作業で「線」にする作業がちょっと面倒そうだなーと感じました。同じ道でもデータ数を重ねることでとにかく自動化できるといいなぁ。


 終了後は懇親会。立食形式での一次会のあと、近くのお店に移動して2次会。「おい、ストールマンの手羽先食べに行くぞ」の声に着いて行った3次会ではラストオーダ直前(というか直後というか)に到着してしまってちょっと迷惑かけてしまいました(おしまいだと思ったら一気に売上が立った、、、のだと思うので許して m(_ _)m)

 今回は多くの方といっぱいお話ししようというよりも、数人の方とそれぞれじっくりお話ししようという気分だったので、残念ながらお話できなかった方もいっぱいいましたが、個人的にはそれはそれで充実していました。 お話できなかった方もまたどこかでお会いできると思います。その際はよろしくお願いします。


 そもそも今回私が名古屋に参画した大きな理由は、今回のイベントの実行委員長でもあるK氏との出会いでした。春に参画した「OSC-nagaoka」で初めてお会いしたのでした。余談ですが、nagaoka と nagoya のメールが両方飛ぶ時期にはよく見間違えました。nagoyaka でいい感じかもなんてことも思いましたが(笑)。

 閑話休題。K氏とは長岡(新潟県)で、日中はブースがお隣、夜は合宿形式なので寝るまで呑む、という環境のもと、いっぱいお話しさせていただきました。とにかく「楽しむ。楽しみたい。楽しんでもらいたい」という気持ちの面でオープンソース的でとても共感するところがあり、今回、迷うことなく名古屋市大に足を運ぶこととなったのでした。 お会いできてなんだか嬉しかった。そんな事を自然に思わせてくれる、不思議な魅力を持った方です。

 3次会を終えて自宅やホテルへの帰途につこうとする人がいるのを目にして「みんな、帰っちゃうのぉ~??」と寂しそうに言っていたのが、これまた印象的でした。そりゃ帰りますって、朝1時ですよ^^;  それだけ、今回実行委員長としてこのイベントに心血注ぎ込んできたのだろうなぁというのを、その寂しそうな声の中に感じました。

おかげでいっぱい楽しませていただきました。来場された方もきっと楽しんでくれたと思います。


 Kさんはじめ現地スタッフのみなさん、事務局のみなさん、ブース出展等一緒に遊んでくれたみなさん、来場したみなさん、どうもありがとうございました!

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『サーバ/インフラを支える技術』


 書籍『サーバ/インフラを支える技術 ~スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用』の発売を記念して開催された、通称「技評イベント」に参加させていただきました。


 ○サーバ/インフラ Tech Meeting

 http://gihyo.jp/event/2008/24svr-tech-meeting


 私はインフラ周りは得意ではないので、難しい話をガンガンされたらどうしようと恐々としていたのですが、イベントの講演全体の指向として「インフラを知り、工夫する楽しさ」を伝えようという方向性が感じられて、全体を楽しく聞かせていただきました。

 自分の「知りたい欲求」を追いかけていくわくわく感をみんなも感じているのだなぁと知って嬉しくなったのと、最近そういうわくわくをしていないなぁという寂しさを同時に感じました。うん、わくわくしよう!


 最近なかなか会う機会がない方々にもお会いすることができて、非常に有意義でした。

技評のイベント」だと思っていたのに、抽選会でオライリーさんからの提供物があったりして、そういうところもなんだかほのぼのとしていて良い雰囲気でした。

会場でも書籍を買うことができたので購入し、著者全員にサインをしていただきました(^^)。

[これはすごい]



 このイベントの公式タグは「24svr-TechMTG」らしいのですが、はてなダイアリーのURL名指定(*24svr-TechMTG*[book]行ってきました  みたいな表記)でこの名前が使えないのがご愛敬。 数字で始まるのとかハイフンとかが使えないのかな?マニュアル見ていませんが。



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最後のPHP4リリース

 PHP 4.4.9 released!  [07-Aug-2008]


 単純に黙ってサポート終了するのかなと思ったら最後に出してくれました。4.4.9。「ろ」がないのでちょっと苦しいけど、「よろしく」と語呂合わせしたつもりでしょうか(ないない)。

 けじめをしっかりつけているようで、なんだかいいですね。

Security Enhancements and Fixes in PHP 4.4.9:

* Updated PCRE to version 7.7.

* Fixed overflow in memnstr().

* Fixed crash in imageloadfont when an invalid font is given.

* Fixed open_basedir handling issue in the curl extension.

* Fixed mbstring.func_overload set in .htaccess becomes global.


 長い間おつかれさまでした。