- 作者: アロン・ゴールドマン,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2011/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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昨日紹介した本と、セット(笑)。・・・というわけではないのですが、こちらも読ませていただきました。
かつて「Web検索」と言えば、Yahoo!でした。いつの間にかYahoo!は検索サイトから検索「も」できるニュースサイトに変わってしまい、Googleが検索サイトとして台頭していました。
それは、手動と自動の勝負でもあり、多くの情報をトップページで見せようとしたか、できるだけシンプルにしようとしたかの勝負でもありました。
そんな Google は、どんなポリシーで何を考えどう判断しているのか。それが20+2の項目に分けて紹介されているのが本書です。
「邪魔をしない」「すべてをテストする」「データに決めさせる」など、どんな商売をするときにも当てはまる基本原則を、ズバリ短い言葉で表しているのも本書の特徴と言えるでしょう。
「すべてを追跡する」では、物事(あるいは結果)が「測定可能」であることが非常に重要であることを説いています。この章では測定方法が確立できなくて終了することとなったいくつかのサービスについて紹介されています。
Googleに関する情報は初めてではないので(もちろんバッテルの本も読んでます)本書での新しい情報というのがさほど多いわけではないけれども、本書では成功へのカギをきれいに20項目に整理していることに価値があるのだと思っています。