- 作者: 児玉教仁
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2012/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近はやりの「ハーバード流○○」に名を借りた、壮大なジョーク本、、、、かと思って手に取ったら、意外とというか、本当にしっかりと(イマフウの言葉で言えば「ふつうに」)宴会の企画進行についての心構えが語られている本で、これは良い本を読んだ、と思った。
誰に、どんな気持ちになってもらいたくて会合を開くのか。そのためには何をするのか。具体例については、ちょっとやりすぎだなと思う部分や賛同しない部分もあるけれども、全体として「考え方」には非常に共感した。
コントロールするというと悪い印象があるかもしれないけれども、良い場にするためにさりげなく仕掛けをたくさん用意しておくこと。そして段取りを押さえること。
宴会についてこれだけ構成立てて書かれた本は珍しいので、これからお仕事をしっかりとできる人間になりたい人には、ぜひ一読をお勧めしたい。自分の気づいていないところで、デキる人はいろんな配慮をしているのだということがわかると思う。
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