実は私自身は「マインドマップ」を、きちんと勉強したりセミナーを受けたりしたことはないのですが、マインドマップの持つ、「気楽に描ける」「どんどん出力する」「構造化(またはイモヅル)できる」という特徴には注目しています。
お絵描き願望がないので、セントラルイメージがないブランチが紙の上に舞っている、さながら カラナシアシダケガニ のような図を書いたりすることもあります(笑)。
それでもやはり、「こんなことをうまく表現したいな」と思ったときに、いわゆる「きちんとしたマインドマップ」の本で読んだような手法を採ることが多いのです。黒一本で描いていても、関係を表すのに別の色を使いたくなったり、ある区画だけを目立たせるのに色を使ったり。
こういう視点で、「マインドマップを習得すること」自体が目的でない人にとっても、先人たちの工夫を見ることは、ひらめきや気づきを誘発させてくれるものであり、とても有意義なことだと思っています。
そして昨日オープンしたサイトが、これ。『マインドマップ・アーカイブ』。
1,000枚を肥えるマインドマップが惜しげもなく披露されています。さらっと描いたものあり、描き混んだ芸術作品あり。
ぱらぱらめくっているだけでも、なんだか楽しくなってきますね。
それにしても、どうして慣れた方々は、紙の真ん中の上下部分までびっちり枝を埋められるのだろう。。。我流で描いているとどうしてもスキマになってしまいます。そんなことも、たくさんのマインドマップを拝見しながら勝手に研究していけたらと思っています。
実はこのサイト、私がお世話になっている方が開設したものであり(もちろんそうでなくても内容が面白いので)応援したいと思っています。その応援の形のひとつが「はてブ」だったりしますので、これをご覧のあなた、もしよかったらぜひはてブでブックマークしてやってくださいませ!
追記:
ちなみに一口に「1000枚」と言うけれども、これがどれくらいの量なのか、イメージできる尺度がないか考えてみました。
私は比較的本を読むほうだと思いますが、読んだものはなるべく日記に書くようにしています(ここの日記です)。
調べてみたところ、日記に書いたものは、2008年2月(この月は1冊のみ)から2012年2月(まだ途中ですが)までの4年間でここの日記で紹介した本の数は281冊。紹介していない本や雑誌もありますがそれを無視すると、1000冊分の本を読むのに15年ほどかかることになります。・・・とてつもない量ですね。。
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