- 作者: 吉本佳生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/09/14
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 274回
- この商品を含むブログ (231件) を見る
このタイトルに刺激されて、最近スタバではグランデばかり注文するようになったsakaikです(笑)。いままではトールでいいや、と思っていたのでその上の値段を見たこともなかったのですが、実はもう少し飲みたいなと思ううことも多く、都合良く背中を押された(ということにしておきたい)格好です(笑)。
ということで、本書が私に対して果たすべき役割は既に十分に果たしてくれたのですが、内容としては、「モノの値段のしくみ」の本です。見えるコスト以外に、見えにくいけれども色々なものにコストがかかっていて、それらを総合して値段というものが決まっているのだというお話。または戦略としてもう少し複雑な事情で値段が決まるというお話。などなど。
様々な事例とともに面白く読ませる工夫があるのですが、個人的に、この手のオムニバス的な本の作りに多少食傷気味ということもあって、淡々と読みました。
とにかく冒頭に書いたとおり、コーヒー好きで、よくスタバも利用する私にとって「グランデ」への扉を開いてくれたということが、本書との出会いによる最大の効果でしたので(笑)。
.