sakaikの日々雑感~日常編

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ツール・ド・フランス2011・第16ステージ

 いよいよコンタドールが復調か!? 

やっとコンタドールがアタックを仕掛けました。一方でエバンスもしっかりついてきて、下りではむしろコンタドールを置いていくという、コンタにとって別の弱みを見せるステージでもあったのですが。

 ついていけなかったのがアンディ・シュレックバッソ



 レース開始後からアタックがなかなか決まらない、ハイペースな展開。コース半分以上にあたる100km以上も高速で走り続けました。

 容認後は見る見る6分以上まで差が開きましたが。

最後は、ハスホフト対ボアッソンハーゲンのノルウェー対決(あとハスホフトのアシストとなるへシェダル(カナダ))。ハーゲンが前を向いてちょっと気を許したすきに後ろからハスホフトがスプリントして、そのまま勝利。 アルカンシェルを着て、このツール2勝目を挙げました。逃げて勝つ、そんな勝利が格好いいですね。「何度も仕掛けたのだけど決まらなかった」という選手も時々いますが、こうやって高確率で逃げに乗ることができる選手って(その他もロワなど今回の逃げマスター選手が目立ちますが)、集団のどんな空気を読んで「このアタックだ!」と感じるのでしょうね。嗅覚って不思議だと思いました。


 今回はロシェットを下るコース。2003年にベロキの落車でランスがショートカットをしたあの道を通りました。見た瞬間「あぁ!ここっ!!!!」と思い出すものなのですね。あの急なS字は印象的でした。「あぁこの木!」とか妙に嬉しくなったり、ヴィノクロフにこのステージで今年も勝って欲しかったな、などと思ったり。

 S字の「ランスが通らなかった部分」のカーブで追走の選手がひとり落車しました。先頭を走りながら、後輪から滑って横に一回転する落車。うしろから来る選手がインにアウトに上手によけて、誰一人巻き込まれなかったところに、今回もプロの技を見ました。


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