HACKING:美しき策謀～脆弱性攻撃の理論と実際

Hacking: 美しき策謀 ―脆弱性攻撃の理論と実際

　久々にこんなコアな本を読んだ！　書いてあることの10分の１も理解できていないと思うのだけど、「そうそう、コンピュータってこうだよな！」と興奮しながら読みました。

　最初は、擬似コードの話や境界値問題の話など、プログラムそのものの初心者向けとも思える説明。しかし、あっという間にバッファオーバーフローの説明に入り、スタック上にpushされたRETアドレスの書き換えやバイトコードインジェクションの話題とともに、マシン語の世界へ。

　実践しようとも思わないので、本書のテクニックを「身につける」ことを目的とした読み方はしませんでしたが、今まで言葉だけ聞いてわかった気になっていた技法の仕組みがようやく判った気がします。

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