sakaikの日々雑感~日常編

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ジロ・デ・イタリア2010第15ステージ。いざゾンコラン!

 ゾンコランの山頂ゴール。そこに至るまでに越える3つの山までずっと、前日と同様にリクイガスがコントロールしていました。ここ数年のグランツールは、どのチームも戦略的に総合を狙いに行くという姿勢が見られず「なりゆき総合優勝」と揶揄される状態でした。エース自身も万全ではなく時に大崩したりなど。
 それが今回のジロでのリクイガスの戦略と実際のコントロール。これでバッソが優勝できたら、それこそ久々に「真のグランツール王者」と称えたいと思います。(私にとってここ数年は「グランツール優勝者(=1位)」はいても、「グランツール王者」は一度も居ませんでした)
 ということで、ずっとヴィノ視点で追いかけていたのですがここからはバッソ視点で追いかけることにします(笑)。 ステージは独走でバッソが勝ち、その後「定位置」エバンスが2位。以降、スカルポーに、クネゴ、ヴィノ、サストレ、ニバリの順にバラバラとゴールしてきました。実はゾンコランに入り総合の争いが勃発したところですごい睡魔に陥り、ところどころ記憶が抜けています(気づいたらバッソが一人になっていたし、気づいたら逃げ集団は吸収されていた)。あとで録画をじっくりと見直してみたいと思います。


 早速バッソ視点での主な総合順位とタイム差を。

1  David Arroyo Duran   (Spa) C.d'Epargne 67:48:42  -3:33
2  Richie Porte         (Aus) Saxo Bank    0:02:35  -0:58
3  Ivan Basso           (Ita) Liquigas     0:03:33   0:00
4  Carlos Sastre        (Spa) Cervelo      0:04:21  +0:48
5  Cadel Evans          (Aus) BMC          0:04:43  +1:10
6  Alexandre Vinokourov (Kaz) Astana       0:05:51  +2:18
7  Vincenzo Nibali      (Ita) Liquigas     0:06:08  +2:35
11 Damiano Cunego       (Ita) Lampre       0:09:19  +5:46

 リッチー・ポルトはともかく(一山で3分は余裕で遅れるでしょう)、アロヨは厭なところですね。ゾンコランでも3:50しか遅れなかったので、巡り合わせが良いともしかしたら表彰台に残ってしまうかも?
 サストレはここまでの動きを見ていると崩れやすい印象が強いので、個人的な予想として最終表彰台は「バッソ、エバンス、ヴィノクロフ」で行くといいなぁと思います。だってほら、リズム良いじゃないですか。ご一緒にどうぞ「バッソ、エバンス、ヴィノクロフ。 バッソ、エバンス、ヴィノクロフ」。
 実は今年はエバンス応援年間ということもあるのでエヴァンスにも頑張って欲しいという、もう誰が優勝しても嬉しいや状態ではあります、私(笑)。


 アラシロは、26:10遅れの110位単独でゴール。連日「一番後ろの集団でなんかゴールしないぞ」という意気込みが感じられていいですね。地味に毎日総合順位を上げていて、これで 2:33:12 遅れの 125 位になりました。


 マキュワンとファラーがスタートせず。ゴス、ヴォスコンビ(コンビにする意味がない(笑))ベレッティなどもリタイアしています。

15 DNF Manuel Belletti  (Ita) Colnago
15 DNF Guillaume Blot   (Fra) Cofidis
15 DNF Giampaolo Cheula (Ita) Footon
15 DNF Matthew Goss     (Aus) HTC
15 DNF Paul Voss        (Ger) Milram
15 DNS Tyler Farrar     (USA) Garmin
15 DNS Robert McEwen    (Aus) Katusha