sakaikの日々雑感~日常編

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ust中継もされたサイボウズの株主総会

 こんなレースがあること自体知らなかったのですが、たぶん日本では初放送。フレッシュ・ワロンヌが開催されました。「ユイ(Huy)の壁」という言葉は聞いたことがあったので、ようやくレースと坂の名前が一致しました。
 しかし、平日にワンデーの放送があると生活のリズム狂いますね。ステージレースなら慣れているのですが、不思議な感じ。


 今回は先に結果を知って家に帰ってから録画をじっくり見る、という順序だったので、ラスト10km付近まではざーっと早送りしました。 最後にはツールのエースクラスの選手らが前のほうに集まり、登りゴールでもがき、それはそれは熾烈な争いでした。
 ゴールは最後50mくらい?で大きく差を広げたエバンスが勝利。 胸の前で小さくガッツポーズ。ほんと控えめですね~。渋い。エバンスは今後もこのキャラで通してほしいものです。以下、ロドリゲスコンタドールイゴル・アントンクネゴジルベール、ホナー、バルベルデアンディ・シュレク。 あははははは~ そうそうたる顔ぶれですね。


 アムステルゴールドでは飛行機の(火山の)都合で間に合わなかった選手らも陸路で到着して参加できたようです(又聞きレベルの話ですが)。


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[misc]ust中継もされたサイボウズ株主総会

 今年も行ってきました。サイボウズ株主総会へ。
 去年よりも色々とグレードアップしている印象でした。議長席にモニタもあったし。


 そして何よりもすごいのが「総会自体を ustream で中継し、twitter でも(株主か否かにかかわらず)有意義と思われる質問があればその場で回答・説明する」という試みでした。ともかく株主総会に対する(私の)イメージは、「なるべく波風立てず上手に時間をやり過ごして、最後は大株主(大抵は経営陣や良好な関係を持っている企業)がもともと持っている過半数のパワーですべて可決してしまう(会場では拍手をさせて参加した気分にさせておく)」というものだったので、敢えて世界中のどこからでも見ることができるようにして、選択権は運営側にあると言っても公開のtwitterのタイムラインで野次馬どもにもコメントを許すという試みには、驚くと同時に自信のようなものも感じました。


 数年前より「社会勉強」と称していくつかの株主総会に出席させていただいているのですが、昨年初めて参加したサイボウズの総会はその中でも私の心にグッっと刺さるものでした。代取の通称青野さん(本当は違うのだけどこの名前のほうが通りが良いのでここでは青野さんと呼ばせていただきます)の真剣だけれど肩肘を張りすぎない、しかし必ず相手とは真っ正面から向き合う姿勢に身震いすら感じ、今年も絶対に出席したいと考えていたのでした。
 今年の ustream での中継では最前列の端から議長席とスクリーンだけを映像に映し出し、参加者がマイクを持って質問する時には音声を切る、といった出席者のプライバシーへの配慮がありました。でも何かをアピールしたい人がマイクを持たずに大声で話し出したらそれが中継されるんだよなぁと少々怖い気分になったのも事実。まぁ上手にこなせる自信があるからこその中継だと思いますが。
 twitterからの質問に関しては、ちょっと慎重になってしまったのか、あるいは中継を見ている人たちも神妙な気持ちになって常識的(おとなしい)行動を取ったのか、ほとんど質問らしい質問がなく青野さんもちょっと拍子抜けしたというかがっかりしたというか、そんな感じでした。 何がスゴイって、twitterでの質問の一覧を見せて青野さんに無難なものをいくつか選んでもらうような形式かなと思っていたのに、壁際に座っている運営スタッフがいきなり「ぱっ」と出してしまったのがすごい。 議長席のモニタに「これ出していい?」って合図があってそれに対して目配せなどでゴーサインを出したのかもしれませんが、そうは見えませんでした。その信頼関係が、スゴイ。


 出席者の質問のレベル(という言い方も評価する言い方のようで失礼ですが)も、他の会社と比べて今年も格段に高いように感じました。 すぐに「配当が」「売上げが、利益が」「明るい見通しを(俺が儲かる見通しを)聞かせろ」となりがちな中で、本当に「会社を応援している人たち」の愛情がひしひしと伝わってくる総会で、素敵でした。


 青野さんの事業および事業プランの説明も地に足のついた夢を感じさせてくれる力強いもので、それを聞いて最近の自らのビジョンのぶれを恥ずかしく思うとともに、とても良い刺激をいただきました。 「(目先の成果だけでなく)大きな事を語る」ということを最近忘れていたように思います。元気をもらいました。ありがとうございます。


 最後に、株主総会数日前の青野さんのtwitter発言より紹介。こんなすごい事をフザケタ言い回しでさらっと言えるのも、これまた格好いいですね。

来週21日(木)にサイボウズ株主総会があるのですが、Ustで生放送することにしました。生です。私の失言に期待しておいてください。

こうすることで、株主の人が「ネットで見れるんなら、わざわざ行かなくていいかな」と思い、議事進行を楽にするのが目的です。...ウソです。目的はこちらへ。 http://bit.ly/9a0FgO

 そんなわけで私の中での青野さん株価が益々上昇してしまった本日の総会でした。しかも私の中には値幅制限なんてないのでハンパないですよ(笑)。
 環境が許せば来年も出席したいと思いました。


 以上、本日行われたサイボウズ株主総会の感想文、主に良い面からの切り口で書いてみました。 もっとどうでもいい話やその他色々は昨年同様mixi日記にて:-)


 追記: おみやげは「ボウズノート」(去年のようなちょっとおふざけの「サイボウズ学習帳」ではなくしっかり日常に使えそうなもの)と、サイボウズLiveのアカウント権でした。 でも結構Liveのアカウント、すでに所有して使ってる人も多かったんじゃないかな、と会場の雰囲気で感じました。
  実は私はというと、かなり早い時期に招待していただいたのですが、ACLがよく分からず、、、つまりここに記録したものが誰から閲覧可能になっているのかが直感でわからず、怖くて最近では利用していないのでした。 たとえば「デフォルトでは誰からも(招待者からも)内容を見ることはできない。ただし名前とプロフィール情報のここまでは誰でも見える。特に見せたい(共有したい)相手がいる時にはこの操作で、この部分だけ見せる(共有する)ことができる」みたいな情報がわかりやすく強調されていると、気軽に使い込めるのになぁと感じました。ご検討いただければ幸いに思います。