売り方は類人猿が知っている

売り方は類人猿が知っている(日経プレミアシリーズ)

　人間の行動の理由や本質を、その脳の進化に求めて説明している本。と言っても、私には特に感心も感動もせずに「ふぅん」という感じで読み進める種類の本でした。

　話としては面白いけれど、「ふぅん、ほんと？」「ふぅん、それで？」という感じ。

　「こういう事例がある」「こういう報告もある」という程度の情報を採り上げて、あたかも真実であるかのように紹介しているからかもしれません。一生懸命読むと、その論のいい加減さに不快感さえ感じますが、読み物（エッセイ）としては面白かった、そんな一冊。

（↑誉めてますよ、一応）

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