- 作者: 山崎将志
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: 新書
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あと少し考えれば格段にうまくいくのに、それを惜しんで苦労してしまう「もったいない人」がいる。私自身も面と向かって「もったいないなぁ。。。」と言うことさえある。
本書の「残念な人」は、この「もったいない人」と似た意味を持っているのかもしれない。
今やっている作業は何のためにやっているのか。無駄なことはやっていないか。もっと工夫できるのではないか。そんな、ちょっとしたことを考えるだけで良くなるのに、それができない。本書では、そんなエピソードを紹介しつつ、しっかり考えるためのヒントを与えてくれている(ちょっと関係ないんじゃいかと思う話もあるが)。
この本を読みながら、あぁあの人に読んでもらいたい、と何人かの顔が浮かんだ。彼らが比較的簡単にたどり着ける世界。でも彼らは見たことがないので想像すらしていない世界。本書で、ちょっとした「気づき力」をたくさん疑似体験してもらいたいものである。
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