スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン - sakaikの日々雑感～日常編

　こりゃおもしろい！

　少し前に読んだビルゲイツと対照的に、400ページ近くある本ながらも一気に読んでしまいました。

　ジョブズのプレゼンの手法を分析、分類して、観客を魅了するプレゼンの極意を説いている本、と紹介することができそうですが、あまり真剣にテクニック集だと思って読まないほうが楽しめます。

　どのようにしたら聞き手の関心を集められるか。聞き手に飽きられないか。そのためにどの程度の準備が必要なのか。これらを、実際にジョブズが各イベントで行った講演の実例とともに紹介するのだから、説得力があります。

　ただしこの本の著者も言っているように「あなたはジョブズではない」。ピンと来たところを自分なりにアレンジして、自分風に効果的かつ自然に使えるためのネタ本としてこの本を楽しみながら読むのが良いと思います。

　こういう本を読むと、早速どこかで使ってみたくなるなぁ。最近プレゼンをする機会が減っているので、またどこかで作りたいと思いました。