sakaikの日々雑感~日常編

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ジロ・デ・イタリア2010第6ステージ

 ベルトリアーティとマシュー・ロイドの2人の逃げ。最後はロイドがひとりで抜けだし、ベルトリアーティは1分6秒遅れ。 大集団はその9秒後にゴールでした。何故か(3位なのに)両手を挙げてゴールしたダニロ・ホンド。ちょっと微笑ましい光景でした。


 なんとも、昔のレースをたくさん思い出させてくれるステージでした。

ルーベンス・ベルトリアーティ。2002年のツール・ド・フランス第1ステージで勝利し、マイヨジョーヌまで手に入れてしまった選手です。その後大きな大会では名を聞くことがほとんどなかったので、今回の(2位ではあったけれど)逃げ切りはとても嬉しいことです。あのステージでは解説の栗村さんと実況の青嶋さんの絶叫が鮮明に耳に残っています。

 ツァベルを勝たせるために美しいトレインを形成しているドイチェ・テレコム。盤石のトレインです。1kmのアーチをまさにくぐるとき、トレインの右側で、すっと1人のアタックが。そのまま1km独走して勝利したのが、ベルトリアーティでした。放送でも「うわーっ、うわ、、、逃げ切った・・・・!!!!」「・・・・で、誰??」という間抜けなやりとりがありましたが、それくらい当時知られていない選手だったわけですね。

 そしてその1kmのアーチの時にテレコムトレインを率いていたのが、当時ドイツ・チャンピオンジャージを着ていたダニロ・ホンド。 ぐいぐい踏むベルトリアーティにどんどん差を広げられる当時の映像と、今回ガッツポーズをしたもののその前にはベルトリアーティがいた今回が、妙に私のアタマの中でシンクロしたのでありました。


 用事があってリアルタイムでは見ていなかったのですが、録画観戦でそんなことを思いながら、何度も2人のゴールシーンを繰り返して見てしまいました(笑)。


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