今回のレースはPCをテレビの前に持ってきて、GREEのコミュでわいわい言いながら観戦しようなんて思っていたのですが、そんな事すらできないほど、唖然としつつ集中して観戦した今年のパリ~ルーベでした。
アーレンベルグの前までにも何度か大小落車。 機材トラブル(後輪のリムか何かが割れたと言っていた)があっても憎らしいほど落ち着いていたカンチェラーラ。アーレンベルグを抜けても、メイン集団ではないもののその近くに残っていたフミ。 残り50km強のあたりから何度も何度も仕掛けるボーネン。
そしてそのボーネンのアタックが一休みとなったタイミングで、今まで静かだったカンチェラーラが一気にアタック。そのまま最後まで一人旅。一人対6人くらいの追走なのに差はどんどん開いていくのが今のカンチェラーラ。尤も追走も思惑がそれぞれで、そもそも体力温存して(1位は諦めて)2位を狙うという選手もいる様子だったなど、ペースは上がっていませんでしたが。
パリ~ルーベは、No1のルーベの中央分離帯みたいな部分にあるパーヴェを越えて右左右に曲がって競技場に数人で入り、トラックで最後の仕掛けあいが始まる、という展開が私は大好きだったのですが、今回みたいな大勝利もいいものですね。これだけカンチェが強いとまた、何か変な情報が出てきて「そりゃそんなもの投与してたら強いわな」みたいな事にならないかとヒヤヒヤしているのですが、それはそれ。今回のこのレースを見せてくれたことに対する感謝は変わらないでしょう。
(その点では、職人アシストのピエポリや山岳大逃げをしたランディスに対する評価も、私は変わりありません)
フミは無事ルーベの競技場まで到達してゴールラインを越えることができたようです。ただしタイムアウトで記録は着かず。何分でゴールしたのでしょうね。それでもこのコースを走りきったということは今後の自信にもなると思います。来年は「勝手知ったる俺のコース」とばかりに、良いところまで勝負に絡んでもらいたいですね。
あと、毎度パーヴェの名前を忘れてしまう(というか一度も覚えたことないけど)ので、メモ。
SEC km 名称 長さ 27 97,5 Troisvilles 〓 Inchy 2,2 26 104 Viesly 〓 Qui〓vy 1,8 25 106,5 Qui〓vy 〓 Saint-Python 3,7 24 115,5 Saint-Python 1,5 23 119 Vertain 〓 Saint-Martin-sur-〓caillon 2,3 22 126 Capelle-sur-〓caillon - Le-Buat 1,7 21 138 Verchain-Maugr〓 〓 Qu〓r〓naing 1,6 20 141 Qu〓r〓naing 〓 Maing 2,5 19 144 Maing 〓 Monchaux-sur-〓caillon 1,6 18 155,5 Haveluy 〓 Wallers 2,5 17 164 Trou〓e d'Arenberg 2,4 16 176 Hornaing 〓 Wandignies-Hamage 3,7 15 183,5 Warlaing 〓 Brillon 2,4 14 187 Tilloy 〓 Sars-et-Rosi〓res 2,4 13 193,5 Beuvry-la-for〓t 〓 Orchies 1,4 12 198,5 Orchies 1,7 11 204,5 Auchy-lez-Orchies 〓 Bers〓e 2,6 10 210 Mons-en-P〓v〓le 3,0 9 216 M〓rignies 〓 Le Prez 0,7 8 219,5 Pont-Thibaut 〓 Ennevelin 1,4 7 225 Templeuve - L'Epinette 0,2 7 225,5 Templeuve - Moulin-de-Vertain 0,5 6 232 Cysoing 〓 Bourghelles 1,3 6 234,5 Bourghelles 〓 Wannehain 1,1 5 239 Camphin-en-P〓v〓le 1,8 4 241,5 Carrefour de l'Arbre 2,1 3 244 Gruson 1,1 2 250,5 Willems 〓 Hem 1,4 1 257,5 Roubaix 0,3 パーヴェ部分の総距離 52,9km
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