sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

アドレナリン・ジャンキー


 デマルコとリスターたちの新しい本(といっても原著は去年ですが)が翻訳されました。

特に前半は面白く頷きながら読み進めたのですが、残念なことにだんだん飽きてしまいました。後半は「一応目を通さないと勿体ない」という思いのほうが強く、なんとか読み終えたという始末。こういう気持ちになってしまった時にはスパっと読むのをやめる主義なのですが、それでも目を通し続けたのはデマルコに対する「何かあるに違いない」という期待からでしょう。


 本書の世界に最後まで入り込めなかったのは、自分が危急に直面している課題がこの本で述べられていることと違うということもあるでしょう。また彼ら独特の持って回った比喩がまだるっこしく感じるようになったのかもしれません。ストーリー性がなく単発の話題が続くことで、読み進めるモチベーションの維持が困難だったのかもしれません。

 いずれにせよ、私にはこの本を最後まで一気に読み進めるテンションが続かなかったということは事実です。


 本書で紹介されている 86個のシナリオ、どれもが非常に興味深くまた考えさせられるストーリーでした。もしかしたら急いで読み終えようとせずに ふとした合間にひとつずつ、半年くらいかけて読むつもりだったら、もっと楽しめたのかもしれません。

 私にとって、「その本の世界に入り込む」ことは非常に重要なことなのだと発見させられた一冊でした。


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