sakaikの日々雑感~日常編

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ツール・ド・フランス2009 第16ステージ

 ∧_∧ こんなステージで、スイスを出発して山頂でイタリア入り、下って次の山頂でフランス入り。


 20人強の逃げを集団は容認する展開。 山岳賞のペリゾッティを中心に数人が前に抜けたがることが数度あり、最後は4人の逃げ、その後ろに今にも追いつきそうだけど追いつかなかった4人の追走という状況の中、エウスカルテルのアスタルロサが勝利。 なんでもエウスカルテルにとっては6年振りのツール勝利だそうで、私前回のエウスカルテルの勝利の日のこと覚えていますよ。 ラルプデュエズでマヨが勝ったステージが前回のエウスカルテルの勝利だったと思います。 予定が入っていて昼から夜まで出かけていて、家内にケータイのメールで「まよあたっく」とか連絡もらったのでした。 ちなみにその前にエウスカルテルが勝ったのは、あのライセカの慌ただしい勝利(笑)、その前が Dエチャバリア(最近ニコ動で彼の 「スーパーマン乗り」が何故か上位に上がっていましたよね)だったそうです。


 ともかく、なかなか勝てなかったエウスカルテルが勝ったというのは嬉しい。 ピレネーじゃなかったのが残念ですが、山に強いイメージがありながら山でなかなか活躍できなかったので、山岳ステージでちゃんと勝利したというのは大きいと思います。


 総合陣は逃げから2分ほど後ろを走る展開(最後は1分以内に追い上げました)。 終始アスタナが引く中、2つめの登り口からサクソバンクがペースアップ。 まもなくアンディが発射し、着いていくコンタドールら数名。 形成された6人の集団はアンディ&フランク、コンタドールクレーデン、他計6人。 ここにランスの姿はありません。 反応できなかったランスに全世界(フランスを除く)が落胆したことでしょう。 我が家でも「本当にキツかったのかな。やはり往年の走りを期待しちゃいけないのかな」 とお通夜ムード。 

 ・・・・としばらくしてから、なんと置いて行かれた集団の中からランスがアタック。 何人かが着いていこうとするものの、ぼろぼろ落ちて行きます。 久々に見たランスのダンス! すぐにアンディやコンタのいる集団に追いつきました。 アンディがぎょっとした様子で振り返ったように見えたけど、実際にはどうだったろう。あとで録画で確認してみよう。でも往年の「バカダンス」と呼ばれるほどのキレはなかったかなぁ・・・・


 ランスが再度加わった後の総合集団は急に沈静化。 そのままゆったりと2つめの峠を一緒に越えて、下ってゴール。 結局総合陣に動きはないステージだったけど、いったんは遅れて「やっぱり今年のランスはこれが実力か・・・」と思わせた直後の彼のアタックは嬉しかったです。 世界が泣いた!(フランスを含む。ただしフランスは別の意味で泣いたはず)


 明日も山岳。 ギザギザなステージ。 さてどうなるか楽しみです。


 アラシロもフミも無事ゴール。 アラシロのほうが前の集団でゴールしたのでまたフミより総合順位が上がりました。

 注目のよーへに・うたろびっちも、そして全世界絶賛中のスキルシマノのケニーファンフュメルも無事ゴール。 ケニーは今日も最後でひとりでゴール。ますますファンが増えたことでしょう。


 フォイクトが2つめの下りで不思議な落車をしてリタイア。 何かに弾んだのか、メカトラ(ペダルが外れたとか)だったのか、そんな不思議な落ち方でした。かなりの速度でかなり滑って行ったので、今後の選手生命(というか場合によっては「選手」がつかない生命も)が心配です。 とりあえず命に別状はないとの情報は入っているので一安心です。


追記:録画でフォイクトの落車シーンを見直してみたら、ハンドルを持っていた左手が、ずるっとすべったように見えますね。怖いなぁ。。 火花を見るのはウルリヒの ITT 以来かな。。(ラズムッセンの ITT はよくコケたけど火花を見た覚えはない)



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