ツール・ド・フランス2009　第２ステージ

　いやぁもういいステージでしたね～。　今年のツール初めてのロード（第1ステージはTTだったので）ということでスタート前の映像から気分は盛り上がっていました。　登り口だったこともあてか、ゼロkmアタックがかかることもなく、2～3kmは平和な世界。

　JSportsでのゲストは、初登場の山田玲奈さん。「ちょっとツールを見たことがある、とかランスの名前は聞いたことがあるという程度の女優を連れてきて、なんとなく華やかな雰囲気を演出しようとするスタッフの安っぽいシタゴコロ」と、放送開始前は冷めていたのですが、これがなんと、ホントにかなりお好きな様子。去年から興味を持ち始めたとのことで番組内での質問なども非常にバランスが良かったり、受け答えの的確さとか機転のきかせかたなど、カシコイ香りがぷんぷん匂ってきて、気に入りました。　おそらくそんなに「おいしいギャラ」というほどでもないでしょうから、それで６時間の生放送に付き合おうなんてやっぱり余程好きじゃないとできませんよね。もう1,2回、ぜひまたゲストで呼んでもらいたいなと思いました。

　という話を今日の日記のメインに据えるつもりだったのに、この「新たな嬉しいゲスト」の喜びが吹っ飛んでしまうような大事件（いい意味で）が起こりました。　ゴールスプリントでアラシロが５位です！　ゴール前 2km 付近でコロンビアがトレイン形成する中、エースのボックレーに前のほうに引き上げてもらいました。ボックレー、「ちゃんと着いてきてるか？」「今日行けそうか！？」とでも言うかのようにしきりに後ろを気にし、ロータリの直前では「あっち(コロンビア)のトレインに乗れ！！！」と指で指示をしてくれていました。もうベテランですもんね。　そういう選手にアシストしてもらうアラシロにとても誇らしい気分になりました。

　ゴール前700m付近の右カーブで軽く落車発生。大けがはなさそうなものの、何人かが(速度的な面で)巻き込まれました。アラシロは無事。　そして 200m、100m、、、、正面から見て右側からブイグのユニフォームが！　姿勢を低く耐えるような独特のアラシロのスプリントです！　ツール・ド・フランスのステージで、他の世界的な選手達と一緒にスプリントして違和感がない、普通に世界トップクラスのスプリンターの一人に見えました。　夜中に大声を出しちゃいましたよ(笑)。　たぶん日本中で千人くらいは（いい意味で）悲鳴を上げたんじゃないかな。

　そしてリザルト。