sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

キャリア・プランニング


 ときたま機会あって大学にお邪魔するとき、私はなるべくその学校の書籍部に立ち寄ることにしています。今の学生達がどのような本を授業で使用して学んでいるかを知るのが楽しいからです。たいていは2,3冊の本を購入することになります。

 コンピュータ関係の理論の本を買うこともあり、プログラミングの本を買うこともあり、経済、経営、その他大学書籍部で扱う本は多岐に亘るので、ちょっと立ち寄りのつもりが1時間くらい平気で入り浸ったりすることも。


 先日福岡大学にお邪魔したときにも書籍部に寄り、「○○先生のxxの授業で使用」などのカードと共に平積みになっている本たちを眺めてきました。そこで購入したうちの1冊がこれ。 こういう「お勉強」をする授業もあるんですねぇ。

 教授、助教授、コンサルタントの方々が章分けして執筆にあたったこの本。その執筆経緯上やむを得ない点ではありますが各章で温度感がバラバラです(笑)。でもどの章にもとても良いことが書いてあって、しかも全体的にはどちらかというと情報(データ)よりも考え方を示唆するような内容となっていて、今社会人になっている人でも一度は読み通すといいなと思える内容でした。

 ICTを「ITを人間同士のコミュニケーションに活用するもの」と説明するなど首をかしげる点もあるのですが、特に私にとっては内々定から入社誓約、従来で言うところの「解禁」時期のイベントなど、最近の情報が得られたのは役に立った気がします(本当に役に立つシーンはいまのところ経験していないので、よかったなぁと思う程度なのですが)。


 ただ不安に思うのが、これ、20歳前後の普通の学生さんに意味分かるんですかね。。小手先の事実や手法じゃない部分に面白さがあり、そういう部分こそがこの本の重要なところだと思うのですが、この本に出ている「考え方」を一生懸命「暗記」していそうな情景も浮かんで、不安になりました。 考え方をこの本から学んだとしてもピンと来ないところも多いのだろうなぁ。。。  



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