sakaikの日々雑感~日常編

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NHK の今年の語学講座

 4月が始まって最初の一週間が終わり、NHKの語学講座(英語以外)も一回りしました。 今年はタイトルが変わって「テレビで○○語」というネーミングルールになったようです。「○○語会話」なタイトルのものは去年の再放送。アラビア語とロシア語が再放送のようです。


 一回り見ての、各講座の感想などを書いてみようと思います。なんとなく気になる順に。なお私はNHKの語学番組を「語学バラエティー」だと思って視聴していますので、まじめに語学を学びたい方には参考にならない情報かもしれません。

テレビでイタリア語

 いやぁ、とにかく一番ぶっ飛んでいました。文法戦隊イタレンジャー、でしたっけ?(発音戦隊だったかな) 力入っています、NHK。前振りが長い長い。学んでいる時間は短い気がしますがインパクトはあります。第1回は「基本的にローマ字読み。でもちょっと違うのもあるよ」というお話、第2回は 「おとこーーの o には un、おんなー の a には una。でもスペルだけではわからないのもあるよ」というお話。何となく見ていただけでも覚えてしまう番組の作りは、秀逸だと思います。

 NHKでそこまで言っていいのか?という微妙なノリ(「軍事力のアメリカ」「人海戦術の中国」とか。「南なんちゃらの天然水」とか。)は見ているほうが気をつかってドキドキしてしまいます。

 これは暫く見続けよう(イタレンジャーのコーナーだけでも)。


テレビでドイツ語

 のだめ in ヨーロッパで 日本人指揮者カタイラさんの役をやっていた、アリキリの石井さん(でしたっけ?)が生徒役。生徒と言っても設定は自転車やのオヤジ。そこにドイツへの旅行を扱う会社の営業マンがやってきて、ドイツでは自転車もさかんだから、という強引な理由で成り行きのままドイツ語を学ぶことになってしまうというシナリオ。アリキリの人の自然な演技に比べて営業マン側は棒読み。このコントラストがまた良い味を出しています。

 先生(旅行者の社長という設定)のにこやかさが印象的。謎のブタのキャラとごくごく自然に会話してるし(笑)。

 もともとドイツ語には関心はあるし、カタイラさんだし、なんか自転車つながりでのストーリーが続きそうな感じでもあるので、これもしばらく見続けてみようかなと思った番組でした。


テレビでスペイン語

 昨年は10人の生徒から始まって毎月1人ずつ「落第」していった過酷なスペイン語講座。今年は5人でのスタートということでまた振るい落としか!?と思いきや、6ヶ月間この5人で行くとのこと。フリーアナウンサーにモデル、パーカッショニスト、サッカー選手、ヒッチハイクで旅する人、、という不思議な取り合わせ。

 人数多いしよくしゃべる人が多いしで、とにかくにぎやかなノリは昨年と一緒。毎回小テストがあって、6ヶ月の合計点が一番いい人が「現地研修」に行ける趣向のようです。後半6ヶ月はその人の現地中心での講座を展開するのかな。


 ちなみにスペイン語を公用語にしている国は以下の20カ国だそうな:

スペイン、メキシコ、グアテマラホンジュラスエルサルバドルニカラグアコスタリカ、パナマ、キューバドミニカ共和国、コロンビア、ベネズエラエクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、パラグアイウルグアイ赤道ギニア


テレビでフランス語

 昨年に引き続き、いまひとつ私の琴線に触れないシチュエーション。カフェでのデートのお誘いなど、実用性満点っぽいのだが、やぱりいまひとつピンとこない。

 後半では、6ヶ月かけてノルマンディー地方ブルターニュ地方を紹介してくれるらしい。

 フランス語講座は2003年の「アミアミ・アリガトール」の年が一番よかったなぁ。自然な会話が多かったような、番組の間中終始にこやかだったような、とにかく印象が良かった。 久々にアミアミ・アリガトールを聞きたくなって捜してみたら、voxでくまきちさんがアップしてくださっていました。

 http://kumakichi.vox.com/library/video/6a00c22523198b8e1d00e398a999460005.html

懐かしい!! 「れっしゃ」のところが大好きです。


テレビで中国語

 オリンピックもあるということで、NHK今年イチオシの講座、、だと思います。普通本放送1回+再放送1回なのに、中国語講座だけは再放送が3回もあります。時間帯も朝、昼、晩にわけて工夫しているようです。

 講座内容ですが、残念ながら私の琴線には触れませんでした。昔ながらの語学講座って印象が強かったかなぁ。。。 オリンピックに関する単語をリズムに合わせて覚えるコーナーは面白かった。 「イメージでつかむ中国語」っていうキャッチコピーだったかな。結構ぐいぐいと雰囲気でひっぱっていってくれているような気はします。

 昔から中国語講座ですっごく疑問だったのが、我是~(うぉーしーxxx;私はxxxです)という必ず最初にやる構文。 ここで私が見たことのあるすべての中国語講座は必ず、自分の名前を中国語読みして自己紹介をします。 なんでふつーの読み方のままじゃだめなの? というのが長年の疑問。 うれしそうに苗字と名前をひっくりかえして自己紹介することはあっても、音自体が変わる自己紹介って中国語だけだと思います。 不思議不思議。

 (で自分の発音がわからなくて 最初から挫折する、、、と(笑))


テレビでハングル講座

 こちらも残念ながら私の琴線には触れなかった講座。どうしても最初に文字の構成から入ってしまいがちで、でも文字は一応読めるのでたいくつ、という事情もあるかと思います。今年の講師は イ・ユニさん。私が最初に韓国語を勉強したときの教材(通信教材)の先生でした。なんだか「帰ってきた」ようで懐かしい気分がしないでもないです。

 ちょっとこの講座だけタイミングが悪くあまり集中してみていなかったのですが、なんだかふつーだなーという印象でした。 まぁイタリア語やスペイン語と比較しちゃうとどれも「ふつー」になってしまいますけど(^^;



ということで

 とりあえず2週目以降も生き残った講座は以下。

  • イタリア語
  • ドイツ語
  • スペイン語
  • (フランス語は様子見)

 第2回以降も楽しい「語学バラエティー」を期待しています!

 

 

参考(本記事のあとで書かれたNHK語学講座関連の記事(とりあえず2015年まで)

2015年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20150405/nhkgogaku2015
2014年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20140430/nhkgogaku2014
2013年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20130413/nhkgogaku2013
2012年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20120426/nhkgogaku2012
2011年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20110405/nhkgogaku2011
2010年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20100504/nhkgogaku2010
2009年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20090410/nhkgogaku2009
2008年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20080407/nhkgogaku2008

 

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