先日、松江@島根県 で開催されたオープンソースカンファレンス2008島根 に参画してきました。通称OSC2008-shimane。 9月12-13(金土)開催。http://www.ospn.jp/osc2008-shimane/
今年はなるべく色々な所に行って、たくさんの人と会うんだ!と決めているので頑張って行ってきましたよ。特に島根や特に松江は県や市を上げてITを応援しているという印象が強かったので一度は「聖地巡礼」したいなという気持ちも以前からあったので、グッドタイミングな開催でした。
そんなわけで、行くからにはなるべく楽しむという方針のもと、一度乗ってみたかったサンライズ出雲にて松江入り。 前日木曜日日中は普通に仕事をして夜10時に東京駅を出るサンライズ出雲で出発です。車内でシャワー券を買ってシャワーを浴びたり、
朝ご飯に普通のカフェメニューがなくなってしまったので仕方なく高いお寿司を買って食べたり、
折角乗るのだからフルで楽しみました。
GPS(PhotoTracke)を窓際に置いておいたら、さすがに電波状態が良いのでいいデータが取れて嬉しかったり(^^)。
電車は1時間遅れで松江に到着。9時半到着予定が10時半です。OSC自体は金曜日は午後開始なので気持ちにも余裕を持って楽しめましたが、10時からの予定だったりすると焦るのでしょうね。急ぐときは飛行機で、と思いました。
会場は松江駅からすぐ(改札から1分程度、駅のロータリー脇にあります)の松江テルサ。看板やポスターや吉田くんがお出迎え。
松江でもやはり他の地域と同様、ブースよりもセミナー目当ての人のほうが多く、セミナー開催時間中はブースはかなり暇でした。まぁおかげで気ままに各セミナーをちら見させていただいたりできましたが。 セミナー参加者の熱気はすごいですね。なんか言葉でうまく表せないのだけど真剣というか、すごく良い意味で楽しんでいるという空気を感じました。
夜の懇親会には県知事や市長も参加されました。昼間のセミナーでも挨拶をされたはずなのですがそちらは私は見られませんでしたが。自治体挙げてITを応援しているという姿勢が感じました。 「一応顔を出しておくか」程度だろうと正直なところ思っていたけど、結局懇親会の最後までお二人とも参加してくださって、嬉しく思いました。
また、県知事さんとはお話しもさせていただいたのですが、最初からネクタイをはずした格好で参加されていて「オープンソース」という場に合わせたふるまいができる方なのだなぁと、ちょっとファンになってしまいました。 県の職員の方に「知事にネクタイはずすようにって入れ知恵した?」と尋ねたら、そんなことはないとのこと。ご自身の判断だと思われます。 素敵だなと思いました。
一日目の模様は現地の新聞にも掲載されました。
その他、私が参画しているユーザ会の名前が「日本MySQユーザ会」になってしまう事件があったりして、
手描きで L を描き入れました。 Lって隙間に入りやすい文字でよかった(笑)。 事務局の方に間違われたことよりも、初日、丸一日この看板の前でブース係をやっていて全然気づかなかった(2日目のお昼頃にふと気づいた)ことのほうがショックでした(^^;
松江地元のみなさんともお知り合いになれたり、一部の方とはなぜか東京でお肉を食べるお約束をしたり(いきなり「肉」という言葉に反応して話題に入り込んで失礼しました。こんどほんとに行きましょう!)、他の地域で親しくなった皆さんと再会したり、LOCAL という(今は北海道を中心に)活動されているみなさんと親しくなったり、行ってよかったと思える2日間でした。 北海道のみなさんは、一口に「北海道」と言っても300km以上離れていたり、なんだか私の想像を超えた規模(距離的に)のコミュニティだなと感じました。べつに北海道に行く予定もつもりもそれほどなかったのだけど、なんだか行きたくなってきちゃったな、参った(^-^;)。
それにしても松江のIT教育推進は、すごい。 偏っているかもしれないけどひとつ自治体としての強みを見つけ出してそれを徹底的に推し進めることも大切だなと感じました。他にもこういう「クセのある自治体」がいっぱいできると、それに賛同する人が集まってそれぞれ特色のある自治体ができそうな気がします。 松江も実際に(以前東京モノレールの中でみた広告で)「電気代補助」のインキュベーション施設なんてのもあるようですし。
そんなわけで、2日目の懇親会も存分に楽しんで翌日軽く観光して帰ったのでした。とりあえず絶対にお城は見たかったので松江城だけは押さえておきました。
以下与太話。
初めて地に行くと(よく忘れますが覚えていれば)マンホールの写真を撮ることにしています。ご当地マンホール。いろいろな種類があって楽しいんですよ、これ。
おそばの有名な地なので、いっぱいおそばをいただいてきました50時間程度の滞在で4食。(これ以外に2日間とも朝食バイキングにもおそばがあったのでそれもいただいています)
麺を細く切るお店があったりだし醤油がものすごく濃いお店があったり、それぞれ特徴がありました。共通して「(だしをつけずに)おそばだけでいただいても、ほのかな香りが心地よくとてもおいしい」ものでした。
最後に、帰路利用した出雲空港。 多くの空港には誘導路というのがあって、滑走を始める場所近くに誘導路で移動してから滑走路に入るわけですが、出雲空港には誘導路がありません。 離陸のときにいきなり滑走路に入ってゆっくりと端っこに向かっているので、どうするのかなーと思っていたら、滑走路の端がすこしだけ膨らんでいてそこでUターンしたのでした。 機材はA300-600Rだったと思いますが、こんな大きな機材がUターンできるということにおどろきでした。 しかもまだ方向が完全に進行方向を向いていないタイミングでフルスロットルで滑走始めるし(^^;。 飛べればいいんだから本質的にはこれでいいんだよな、と妙な納得がありつつも、やはりすごいなーと感じたのでありました。
というわけで帰りの日はANAのシステムトラブルの日だったのですが、JALだったおかげで(一応羽田の混乱の影響はあるらしく)わずかの遅れで家に帰り着くことができました。
初島根。 この1年、いろいろなところに行っていますが、初めて「ここなら引っ越してもいいなぁ」とちらっとですが思いました。湖とお城、山、時間の流れ方。そういったものすべてが、なにかカチっと自分の中でうまくはまったような気がしました。まずいなぁ、惚れちゃったかも・・・(^^)。
今回、osc-shimane でお会いできたみなさん、どうもありがとうございました。10月の東京、12月の福岡でまたお会いしましょう!
追記:発見。サンライズ出雲の中ではニコリ(パズル雑誌)はできない。座っても揺れる、寝ころんでも揺れる。塗ったり描いたりするのにストレスがたまるので集中して遊べないのでした。
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