いよいよ明日になった 春のMySQL祭り2008。公に開かれたイベントとしては Sun による MySQL 買収完了後初めてのイベントでもあり、非常に楽しみにしています。
しかしここに来て見たくないものを見てしまいました。
これがなんと、いま、想定応募数をはるかに越えてしまいそうな、ご応募の状況です。ブログに掲載した以外は、MySQLとサンのお客様、パートナー様に普通にお知らせしただけだったのですが・・・・・。
(2008/04/03)
さきの合併について個人的には歓迎の方向ですし、MySQL界隈が楽しい場になってもらえるよう微力ながら努力をしてきたつもりですからこういった負の印象は本当は書きたくありません。
しかし上記 サンマイクロシステムズ高橋氏のエントリーは非常にがっかりしました。本イベントにおける(あるいは日本国内におけると言ってよいかもしれません) サンとMySQL KK との連携がまったくできていないことを露呈しているからです。
今回のイベントについては MySQL KK の方から 日本MySQLユーザ会のMLへの案内文の投稿をいただいたり、ユーザ会Web への掲載について個別にご連絡いただいたりと、MySQL KK としての広宣活動はされていたように、私の目には映っています。しかし一方の主催者であるサンとしては「ブログに掲載した以外は、MySQLとサンのお客様、パートナー様に普通にお知らせしただけ」との認識であるようです。 素でこういった活動を知らないのか、それとも敢えて見ないことにしているのかは知りませんが、本来がっちり連携してもらいたい二社間で何の連携もできていないと判断してよいでしょう。残念なことだと思います。
あるいはそもそも「MySQL と Sun の初めてのセミナー」という私の認識が間違っていたのかもしれません。「MySQL(というソフトウェア)とSun(という会社)の」イベント、つまりもともとサン単体によるイベントだったと考えれば、合点できる部分はあります。これならイベント主体として案内したのは「ブログに掲載した以外は、MySQLとサンのお客様、パートナー様に普通にお知らせしただけ」ということになるでしょうから。
初の「合同」(ということになっている)イベントを前にして、ちょっと冷や水を浴びせられたような気分です。
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