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sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

今期のNHK語学講座(2016秋)

 春(4月)の講座が昨年の再放送と知り、ガッカリすると同時に、そろそろNHK語学ウォッチもマンネリな気分になってきたし、やめようかなーなんて思っているうちに到来した10月。予告を見ると俄然ワクワクして来てしまうのは、性分でしょうか。


 そんなわけで、10月開講の講座で大リニューアルされました。NHK、テレビの語学講座である、ユーロ4言語。2008年に「テレビで○○語」という名前にして以来の、8年ぶりのリニューアルです。
今年の統一タイトルは「旅する○○語」。
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 各言語ひとりずつの俳優さん、女優さん、音楽家が、現地のパートナーに案内されながら各地を回るという趣向です。まさに私みたいな「語学バラエティー」として番組を見ている人にうってつけの番組構成。実際に番組を見ても、学習色が薄く、見るだけで楽しめる番組になっていると感じました。一方で、よく語学コンテンツにありがちな「習った範囲の表現しか聞かせない」とは異なり、バンバン現地の会話が流され(そしてその多くには解説はなく)、現地の響きを耳にしたい人にも魅力的なのではないかな、と思いました。
 また、番組内には実映像としての「先生」は一切出てこないのも大きな特徴。アニメとなって、他のアニメキャラとの掛け合いで説明をするという趣向になっています。


旅するイタリア語

 雅楽師の東儀秀樹さんが「旅人」。なんだ東儀さん、イタリア語話せるじゃん!本人曰く「来るたびに単語を少し」ということですが、もしそうだとしたら、「格好を付ける」ことも効果的なのかなと思わされます。いとも何ともないように話せたほうが恰好良いじゃないですか。そのために準備してきて、使ってみる、という繰り返しが成長につながるのかな、なんてふと思いました。
 というか、東儀さんってこんなにダンディーな人だったんだっけ。演奏しているところしか見たことがなかったので、イタリアとのマッチしすぎるマッチ具合に驚きました。
 また前半6回くらいで、「風呂マンガ」作者(笑)のヤマザキマリさんの、イタリア巡りのコーナーも。30年ほどまえに絵の勉強のためにローマ?(イタリアかも)に住んでいたことがあるとか。このコーナーも、自分の「好き」を紹介してもらえるだけあって、思いがこもっていて、見ていて気分が良いです。
【訂正】最初6回ではなく、6ヶ月間、月1回、ということのようです。第2週は映画、第3週は料理のコーナーになっていました。

旅するドイツ語

 俳優の別所哲也さんが「旅人」。ウィーンを舞台としたこのシーズンは、音楽好きな私にとって「この部屋でモーツァルトが演奏したんだよ」などのエピソードが紹介されるだけで、もうワクワク。ハイドンが、ベートーヴェンが、ショパンが住んでいたアパルトマンがそこかしこにあるという状況が紹介されたりしていました。
 別所さんの、モノを見て素直に感動する気持ちや、なんかコミュニケーションしてみたい、という思いが、今回の企画にぴったり合っていたと思います。音楽関係の散策をしているうちは、しばらく見続けてみようかな。
 アマデウスくんとウイードリヒくんと先生との掛け合いコーナー(解説のコーナー)も面白い。

旅するスペイン語

 俳優の平岳大さんが「旅人」。スペイン語講座に久々の登場ですね。前回登場時のフラメンコが印象に残っていますが、改めて今年の紀行番組で見ると、とても印象が良いですね。ある程度スペイン語が話せるらしい様子でもあり、まるで(ちょっと言葉が不自由な国での)「家族に乾杯」のロケをやっているかのようです。現地ナビゲータのタイラさんとの相性も抜群で、テンポ感良く、見ていて気持ちの良い番組進行でした。食べてばっかりだけど(笑)。
 大概、数回見たらやめてしまうのですが、これはしばrかう見続けるかもしれません。

旅するフランス語

 女優の常盤貴子さんが「旅人」。この番組だけ、他のユーロ3言語と異なり、テレビ番組表で見たときのタイトルに「常盤貴子の」と入るんですよ。それだけ他よりも「ウリ」ということなのでしょうね。
 女性的な感覚なのか、パリのカフェでティーをいただいてうーんオシャレ!みたいなところに関心が持てず、また全体として、そのエレガントな雰囲気を出そうとしているのか、ゆったりとして(要するにテンポ感悪く)いて、私にはちょっと居心地の悪い番組に感じました。この番組だけ、本人が旅をしているというよりも、旅をする台本をもらってそれを演じているという感じ、かな。会話をしていなくて台詞を言っているみたいな。

ユーロ4言語 全体として

 語学的要素を取り入れた世界観光番組、というのがピッタリの今シーズンのリニューアル。次シーズンも同じ趣向出行くなら、もう少し現地パートナーさんが「旅人」置いてけぼりにして現地の人といっぱいお喋りしてもいいのかな、と思いました。その方がテンポ感も良いし、耳にする言葉も圧倒的に増えるし。あと、各国の教育現場も覗いて見たいですね。日本で言うところの幼稚園~小学校低学年くらいの子が「国語」を習っている過程など、非常に興味があります。番組スタッフのみなさま、もしご覧でしたら次期以降でもぜひご検討くださいませ。
 それから、どうでも良い話ですがテキスト。印刷会社が、ドイツ語とフランス語は大日本印刷スペイン語とイタリア語が光邦なのですね。全部一緒だと思っていたので驚きでした。紙質とか糊とか、素人目には違いがわかりませんでした。
 

番外編:しごとの基礎英語

 英語がさほど得意ではない アキこと篠山輝信さんが、英語のできるみんなからいじめを受ける番組(笑)。いやほんと、アキの心が強いから番組が成立しているけど、あれほどボロクソにデキる人から言われるのは、そりゃイジメだよ、と思いながら、でも笑いながら見ています。第4シーズンが始まりました。
 今まで編集で上手にカットしていた(ことを知りませんでした)ので、実は答えを言う迄に10分もみんなを待たせていたりしたこともあったらしいのですが、今シーズンは「反射」をテーマに、10秒間黙ったらアウト!という、ルールに。収録時間も削減できて一石二鳥。より英語でのコミュニケーションに重点を置いたスタンスになりました。ちゃんと相手を見てお話しないと点数をもらえなかったり、なかなか厳しいですが、本格的になってきたという印象ですね。
 大西先生のバランスの良さにも毎度脱帽しています。(恐らく意味が通じる範囲での)多少の間違い、冠詞や複数形などについては「そんなの、まぁいいですよ」的な感じで許容するスタイル。少しでも間違うと×をもらう学校英語のおかげで英語嫌いになったと自負しているので、このように「通じる」を主眼に置いた教育に対する羨望の思いがあります。
 それはそうとアキ。「英語ができずにいじめられている」と書きましたが、どうしてどうして。かなり聞けていて(相手の言うことはだいたい分かっている感じで)すごいなぁと思っています。シーズン3を途中で見るのを辞めてしまったので、一層差が開いているかも。。
 あとびっくりしたのが、色々なモノが、商品名を隠さずにそのまま出てきていること。NHKなのに(笑)。
ジャポニカ学習帳(A5サイズ?の小さいのもあるのですね)、QPゴールド、まっぷる、などなど。商品名探しをするのも、この番組の楽しみ方のひとつかも?





 そんな感じで、「もうやめようか」と思っていても、つい見てしまう魅力のあるNHK語学番組。「勉強する気ないけど見ます」と言って、もう10年以上が立ちますが、毎度毎度の新たな気づきが楽しくて、つい見てしまうのでした。半年間ずっと見ているわけではないです、念のため!


○参考
2016年春:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20160324/nhkgogaku2016s
2015年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20150405/nhkgogaku2015
2014年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20140430/nhkgogaku2014
2013年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20130413/nhkgogaku2013
2012年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20120426/nhkgogaku2012
2011年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20110405/nhkgogaku2011
2010年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20100504/nhkgogaku2010
2009年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20090410/nhkgogaku2009
2008年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20080407/nhkgogaku2008


追記:
12月初旬の、、たしかイタリア語だったかな。NHKの語学番組が、こんな語学的な誤りを見逃したまま放送しちゃうんだというシーン。
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