『できる人は地図思考』

“できる人”は地図思考

　以前、何かの雑誌(プレジデントだったか)で見て以来、どうもこの人は苦手でした。いろんなことができるらしいけれど、どれも長続きしない。本気さを感じないので「今やっているコレも、単なるコシカケで適当にやっているんでしょ」という印象を受けていました。

　・・・という話は話として、この本に書いてあることは至極まっとうで、納得感がありました。私のよく言う「"要するに"思考法」と合致するのです。情報は大から小へ。「要するに」という大きな地図を描いてからそれぞれのエリアの中を埋めていく。なるほど、地図にたとえるというのはうまい方法だな、と感心しました。