- 作者: 篠浦伸禎
- 出版社/メーカー: 致知出版社
- 発売日: 2011/09/16
- メディア: ハードカバー
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私の誕生日に、Amazonウィッシュリストに入れて置いた中から知人が送ってくれた一冊。
論語の説く、「仁義礼智信」の5つを、脳の領域に当てはめる論法が、新鮮でした。右脳左脳。前頭葉後頭葉。上下(人間脳恐竜脳)。
「仁義礼智信」は、それぞれがこの脳の別々の部位を使うというのです。
論語の言葉はたくさん引用されていますが、どちらかというと「論語をネタに、脳科学を語る」というスタンスの本との印象を受けました。もちろんその中でずれない主旨は「論語ってよくできてるなー」ということであるのは言うまでもありません。
一度目「ふーん」と思いながら読み終わったので、これから2度、3度読み返すとまた、毎回それぞれの発見がありそうな本だと思いました。
早読みではなく、本を眺めることで自分の脳内の反応をじっくりと楽しみたい一冊です。
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