一昨日のイベントで刺激を受けたので、マインドマップを描いてみました。見よう見まねで描いたことは今までにもありますが、今日はちょっと今までとは違う感じ。
いままで、色を使うことに照れのようなものがありました。それは、「正しい」色使いをする必要があると思っていたから。だから今まで、薄い色で誤魔化すように色づけしていたのかもしれません。
一昨日見せて貰った「指が勝手に描く」ようなワザというか芸?、その雰囲気を忘れないうちに、描いてみたかったのです。
お仕事で、ある内容の全体像を整理したいことがあったので、マインドマップにちょうどぴったりの題材として。
黒一色(鉛筆)でざっと書き出し、気に入らなければ消しゴムで消し(←今までは「消しゴムを使ってはいけない」というべからず論に押されていた)、一通り出そろったと思ったらなんとなくそこに書かれたことを眺めながら色塗り。
色を塗っている間にも、眺めながらふと思い出す事があり、枝を伸ばしたりしました。
「好きなようにやる」
この言葉が私に与えてくれたものは、とても大きかったようです。
これで網羅できたなと感じられる状態まで数分。あまりにも短時間で到達してしまったので、「なんか大事なことをやっていないんじゃないか」「手抜きしすぎたんじゃないか」と不安になりましたが、数度見直しても私なりにこれ以上内容が出てこないレベルの情報が揃っていました。 たぶん完成しているのだけれどもその実感を味わい切れずになにか不安なのは、なんだか速読的な本の読み方にも似ているなと感じました。できている/できていない、という判断基準とは別の部分で、何か「ちゃんとやった感」という価値基準があるのでしょうね。
ということで、描いたマインドマップは、これ。スカスカですが、整理したかった情報はすべて入っているのでOKなのです。今までとの大きな違いは、枝の太さ。2次以降の枝をこんなにちゃんと(?)塗ったのは、初めてです。持っていたペンが少なくて、こんなにももどかしく思ったのも、初めてです。
仕事関係なので文字はお見せできないのですが、記念に雰囲気だけ公開。