- 作者: 古籏一浩
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/09/14
- メディア: 大型本
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忘れもしない2月10日金曜日(すいません、おぼえてなかったので手帳で確認しました)、よく参加させていただいている勉強会で知人が「いまこんな勉強はじめようとしている」と見せてくれたのが、本書。
ぱらぱらめくって、これは良い本だと思い、Javascriptやスマホ開発、そしてこのHTML5など、最新情報をキャッチアップ仕切れていないことに多少の焦りを感じていた私は、直後、「一緒に勉強しましょう!」と宣言していました。
一緒にと言っても、別に、集まって顔をつきあわせてやるわけではありません。「勝手に勉強して、勝手にメール送りつけるから、無視してもいいしコメントしてくれてもいいし。」という、なんともユルい感じ。
新しいことを学ぶ際に、ある程度同レベルでお話できる相手の存在は大きいものです。また、誰かに聞かせようと意識することで、ほどよい緊張感もあり、モチベーションが上がる効果もあります。
「10日で、と書いてあるんだから、まぁ2月いっぱいくらいで終わるといいよね」と言っちゃった手前、結構頑張りました(笑)。
基本的には、動作をまず見て、ソース見て、解説見て、という順でサクサクと進むという方針を採りました。そもそもJavascriptすらまともに読み書きできない私ですが、本書のおかげで、構造という面では随分と慣れたと思います。感謝!
「10日」というくくりのほかに、もっと細かく「Lesson」という単位(全体で40Lesson)に区切られているので「せめて1レッスンだけでも!」と手をつけられる構成が、素敵だなと思いました。
でも、HTML5って、なんか色々な新しいタグを学ぶものかと思っていたら、大部分がjavascriptの学習でした。ちょっと思っていたのと違った(笑)けど、HTML5でのオブジェクト、というとらえ方をしたらいいのでしょうかね。いまひとつ「おくさん、ここが!HTML5ですよ!!」的なものがわからなかったのですが、まぁぼんやりとそれはそれで。
この手の入門書でいつも残念に思うことが、「調べ方」を教えてくれないということです。
今後、自分で色々試したり作ったりしていくうちに疑問点が出たら、この本に書いてあることはこの本に戻ってくれば良いですが、そうでないもの、あるいは本書で説明を省略したプロパティやメソッド、オブジェクトについて、こうやったら調べることができるという指針は教えて欲しかったなと思いました。
でも、全体的に「一通りの機能を流して見る」という面で、とても良い本だと思いました。ありがとう!
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