sakaikの日々雑感~日常編

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気象予報士試験を受けてみた

 いやぁ、受けてきましたよ。数年来の憧れだった「気象予報士」試験を。今回受けることにしたのは、主に、フォトリーディング習得の成果を試すためです。


 勉強期間は6週間程度。とは言え、年あけるまではフォトリードのみを行い、実際に「読む」作業はしていなかったので、普通に考えると3週間強の勉強期間といったところでしょうか。気象予報士をナメるなよ、という感じですね(汗


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 気象予報士の科目は、「学科・一般」「学科・専門」「実技」にわかれていまして、学科が合格点に達している場合は、向こう一年間、学科試験免除で実技だけ再受験すれば良いという仕組みになっています。

 お察しの通り、こんなスケジュールで合格点に達するわけはありませんから、午後(実技)は最初からステ。どんな感じの問題が出るか、お昼ごはんを食べながら初めてテキストをひらいたくらい。

 午前は、「学科・一般」については、それなりに情報を整理したり、少しだけ過去問を解いたりしてみましたが、「学科・専門」についてはそこまでは間に合わず、ほとんどフォトリードとスキミングだけ。

 全然理解している気分になれなくて、前日には「負け戦には行かず、敵前逃亡したい気分」だったのですが、何事も経験、と、頑張って受験してきました。というか、実はそれなりに楽しんできました。


 それでも、問題文が常識的だったのか、まったく知らないものが出た感覚ではなく、「なんだか知ってる」感満載でした。不思議な感覚です。これで正解してたら格好良いのですが、、、、単なる思い込み野郎でないことを祈っています・・・。

 ただ、気象予報士の試験の難しいところは、「抱き合わせセットで点数がもらえる」形式なのです。たとえば文章が4個あってそれらが順に「正・正・誤・正」であるといった感じで、「ぜんぶ当たってようやく点数」なので、だいたい覚えている、ではダメなのですね。個別には随分正解できたと思うのですが、各問題ひとつずつ誤っていると、結局0点という恐ろしい状態に・・(笑)。


 午後は、午前が合格点に達していないと採点すらしてもらえないらしいので(受かっていないつもりで(笑))、好き勝手やり放題。記述式なので自分の中にあるものだけから答えを生み出すしかない。でも採点されないしー、と思ったら気楽なもんでした。妄想全開で、答えを「生み出す」作業は、なかなか楽しかったです。


 結構アタマを使ったようで、試験が終わったときにはまだしっかりしていたのですが、30分くらい経って帰りの電車の中で、ぐったりしていました。うーん。疲れた。けど楽しい一日でした(笑)。


 学科がひとつでも合格していたらいいな、と思いながら、気象予報士の内容自体もかなり面白かったので、ここまでを「全体像を把握」するための時間だったと割り切って、これからきちんと各項目について、半年かけて勉強してみたいなと少し思ったり思わなかったりしました。時間とるからなぁ。



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