自転車ロードレースの中での、特にグランツールの中での選手の死が、こんなにも悲しいものだとは思っていませんでした。
レオパード・トレックのウェイラント選手が落車で亡くなったのは、ジロ・デ・イタリア2011の第3ステージ。およそ23km to go... パッソ・デルボッコの下りでのことでした。
当日の表彰式中止、翌日はノーコンテストのパレード走行。主催者と選手が一体になった、最高級の敬意が伝わってきます。
パレード走行は、各チームが順番に集団を引きました。2列になり、淡々と。
約6時間にわたる、216kmの葬送行進を見ながら、もう二度とこんな事は起こってほしくないと思いました。
ウェイラント選手の冥福を心からお祈りいたします。
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