sakaikの日々雑感~日常編

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ツール・ド・フランス2010第11ステージ

 久々にスプリンターのスプリントのステージです。
 まったりと1分強の差を保ちながら3人の逃げを容認していたと思ったら、残り40km付近で突然集団からアタックが。一気に差が30秒近くまで縮まり、22km付近で吸収。早すぎます。そこからは危険回避か中切れ作戦か、サクソが激引き。アスタナのアシストが2,3人切れていましたが総合的には特に大きな影響はなく。
 

 最後はカヴェンディッシュガ余裕の勝利。ゴール前でアシストどうしがやりあい、ちょっと素行の悪いカヴェのアシスト、レンショー。相手に寄せられたのを押し返すために、4度、5度、右へヘッドパンチ。 カヴェンディッシュガ左を抜けていくと冷静に後ろを振り返り、そこにカヴェのライバルがいることを確認するとやおら左へ斜行。無事速度を落とさせたことを確認すると今度は右へ斜行。キケンです。結局これらの行為でレンショーは失格(降格ではなくて!)となりました。 


 ゴール前。肘を大きく両脇に開いて姿勢を低くしたブイグの選手がいるなー、と思ったら、アラシロ選手でした。6位!
リザルト見ると、「カヴェ、ペタッキ、ファラ、ロハスマキュワン、アラシロ、ハスホフト」という順。蒼々たるメンバーの中にアラシロの名前があるのを見て、鳥肌が立ちました。
 アラシロ(と去年のフミ)のおかげだよなぁ。こんな、スプリントのリザルトの「10位以内を喜ぶ」世界なんて、想像すらしていなかったよなぁ。 「なんだ6位か。勝ちじゃないんでしょ?」みたいな感覚だったのが、6位を祝う感覚って、ほんとに2人のおかげだと思っています。レースを見る幅が広がりました。