sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

第89回Club DB2に参加してきました

 第89回 ClubDB2 にお酒を呑みに行ってきました。今回のテーマは「XML DB」。

 https://www.ibm.com/developerworks/wikis/display/clubdb2/89


 前半ではIBMの柿木さんがXML DB の基本的な説明とDB2での実装について。後半は XMLプログラミング・コンテストで優勝した小西さんのお話でした。


 やはりDB屋(というよりリレーショナルDB屋というのが正確でしょうか)として XML DB の気持ち悪さは解消されませんねぇ・・・ clob にごそっとXML文字列つっこむんでしょ?みたいな気持ちわるさ。 コッド博士が考えたリレーショナルモデルがきちんとした理論をベースに組み立てられてきた(つまり確実に良く動作する)のに対して、XML DB は利用する側の都合で出てきたものという点も違和感を感じる原因になっているのかもしれません。


 ただ、今まで漠然と疑問に思っていた(おそらく当たり前の内容)ことがいくつかスッキリしたので、よかったです。例えば、「XML DB って XML をそのまま入れるんでしょ?」という誤解から、「あんなバカでっかくて項目数も不定のものを扱えるわけがない」という疑問に対して、「区切って入れるのだ」と明確なお話があったことなど。  具体的な例としては、商品がいーーーっぱい入っている XML

 <items> 
  <item>...</item>
  <item>...</item>
 </items> 

 なんてのがあったら、これをごそっとDBにつっこむというのが、これまで私が持っていた誤解。実際にはそんなことしたら扱いにくいので、items ではなく item の単位でつっこむことが多いとのこと。こういうふうに 通常の リレーショナルDBの「型のひとつ」として XML 型があるというのは、すんなり受け入れられる視点でした。 XML型の値に冠してはまた特別の関数群でいろいろ操作できる、、、ということなのでしょうかね、きっと。


 小西さんのお話は半分以上が OOXML (Office Open XML; MicrosoftExcel や Word の 2007 のデータ形式)でした(笑)。 実はDBにつっこむという話よりも、このフォーマットを理解すれば色々できそうだぞ、というほうに興味を持ちました。 

 つまり「DB2XML 機能の活用」という観点で言えば「DBに入れたから(単なるファイルとして扱う場合よりも)こんな利点がある」という点をもっと見つけたいですね。コンテストではまず「こんなこともできる」という技術的な裏付けを取れたということで、その技術を使って「DBならでは」の何かが生まれてくることを期待しています。


 あとで聞いた話ですが、今回の Club DB2、なんと申し込んだ人が全員参加されたそうです! こういったイベントというのはたいてい申し込んだ人の何割かは現れないものなので、参加者の意識の高さにもびっくりしました。 


 その後懇親会。 金曜夜の泉岳寺でお店手配に苦労されたようですが、幹事の懸命の努力により素敵なお好み焼きやさんで。 写真はプリペア中です。 大ヘラは2つだけなので、使いたい人は待ち行列に入るか処理を依頼する必要があります。


f:id:sakaik:20091113214102j:image:w240


 今回の懇親会も、煙草を吸う吐く人がゼロで快適な懇親会でした(^^)。 まぁ今回に限って言えば煙草がなくても焼き物のニオイとかがどうしても服などについてしまいますが、個人的にはお好み焼き好きなのでOKです。席も、お話のしやすいいい感じの空間でしたし。 


 そうそう。 最後にじゃんけん大会で本をいただきました。 ClubDB2 って、じゃんけん弱い人が多いですか?(笑)  なんかよく勝つ気がするんですが(^-^)。 勉強会の常連(と言っていいと思う)としては、ここは辞退して新しく参加された方へと譲るべきかとも思ったのですが、今日の話を聞いて XML DB についてもう少し知りたくなったので、ありがたく頂戴してきました。


プロジェクトの流れで理解する XMLDBデザイン徹底解説

プロジェクトの流れで理解する XMLDBデザイン徹底解説



 読んで勉強します!


.