ジロ・デ・イタリア第20ステージ。
いよいよ(ミラノを除いて)最後のステージ。
あっという間だったなぁ、、いろいろあったなぁと思い出しまします。
今日はお待ちかねのチマ・コッピを通過し、さらに2つの山を登るステージ。
放送開始時刻にはすでにチマ・コッピは通過済みだったけど、やはりここは「ウリ」のひとつ。しっかりとVTRで伝えてくれました。
チマ・コッピにはまだまだ雪がたくさん残っていました。
最後から2つめの山(名前失念)でレースが大きく動きます。
今日は登りゴールなので勝負は最後の山に入ってからだろうと思っていただけに、びっくりです。
レースはまた例によってCSCがペースを作り、時にソウニエ・ディバルがペースを上げる、という展開。CSCのアシストがひとりまたひとりと役目を終えて減っていく中、またまたピエポリがシモーニを引き連れてアタック。ついてきたのはバッソとそのアシストのみ。
CSC2人、ソウニエ・デュバル2人、その他クネゴとグティエレス(ホセエンリケ)だけだったかな。
その後みんなペースダウンして結局、今日もまたシモーニとバッソの一騎打ちに。まだこの山登り切って下って次の山のぼるのに、いいの?と、ツールでのランスのクレバーな勝ち方を長く見ていただけに思ってしまったが、これはこれでおもしろいです。
山頂は2人で通過し、下り。バッソは慎重、シモーニは攻める、という感じで、時々間が開きがちになるものの2人で下りきる。
そのころ後ろではサッヴォルデッリが猛下り中。やっぱりすごいですねぇ。今ジロ後半ではいまひとつぱっとしなかったサボルデッリですが、ようやく職人技を見せてくれました。速い速い。
レースは最後の登り。シモーニとバッソの2人が協調体制でのぼっていきます。後ろのピエポリ、クネゴ、グッティーらは追いつきそうにもない。
ふと気づくと、サヴォルデッリがまもなくゴールするところ。
先頭から5分以上の差がついている。
・・・・・しまった。。。寝てしもうた(>_<)。
どっちが勝ったの?ねぇ?ねぇ? と聞く相手もおらず、しばらく画面を見ていると勝利ゴールシーンのリプレイが流れた。
なんか紙を掲げながらバッソがゴールしている。そういえば赤ちゃんが生まれたんだったっけ。おめでとう、バッソ。
おまえが生まれた日におとうさんは山岳ステージで勝ったんだよ、と言えますね。
でも、、バッソがこれから大活躍してエディ・メルクスみたいな存在になっちゃったとき、アクセルのようなプレッシャーを感じながら生きていかなければならない可能性を思い、少し胸が痛まなかったわけでもないのが複雑な気分。
そこから3分ほど遅れてサヴォルデッリとピエポリ。
明日はいよいよ最終日。
軽く下ってからはほとんど平坦なミラノのクリテリウム。
140km。
ベッティーニ、取りますかね!
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