きった。
「年末調整」に失敗した感。だいたい2ヶ月ごとなので、もうこのまま伸びて、このまま新年を迎える所存。
本当はもう少しはやく行って、年内もう一度と思っていたのだけど。
今期のNHK語学講座(2017秋)
昨年の秋期から「旅する○○語」とタイトルが変わり、現地ぶっつけの旅を中心に番組を構成するようになったユーロ4言語。私のような、「語学バラエティ」として、各国の風景や食べ物、言葉の雰囲気などを楽しんでいる人にとっては、これ以上ない最高の趣向です。この趣向が、今期も受け継がれました。シーズン2として、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語の4言語が、新たな旅人(一部留任)を迎えて作成されました。嬉しい。
旅するスペイン語
今回の旅人は狂言師の茂山逸平さん。通称ペペ。番組が始まった頃には存じ上げていない方だったのに、数回見ているうちにすっかりその人柄の魅力のとりこになりました。昨年に引き続いての現地ガイドの Jin Taira さんの「引き出す力」も凄いのだと思いますが、それにしても楽しいこの番組。録画されていることに気づいて適当に見る、というスタンスだった私が、毎週の放送を楽しみにする程になりました。結構聞けている感じだし、毎週何か食べたり呑んだりしているし、ユーロ4言語の中ではもっとも自然に現地を楽しんでいる感じがしました。
追記:最終回までしっかり見たのは結局このスペイン語だけでしたが、前向きで何事も楽しむ様子のペペさんの魅力は私の中では全く曇りませんでした。ほんと今度ごはん一緒に食べながら、いろんなお話を聞いてみたくなるくらい(実は共通の知り合いが居ることが最近わかったのですが、さすがにお忙しい有名人を捕まえて「用はないけどごはん食べたい」とは言えずw)。
旅するイタリア語
バイオリニストの古澤巌さんが「旅人」。いつもニコニコと振る舞い、そして時にバイオリンを披露してくれます。ただ、私の知人(イタリア好き)の評価は芳しくなく、もっとちゃんと伝えて欲しい!となんか憤慨していらっしゃる。なんでかなーと思って見てみると、あの朗らかさが表面的なつきあい(ほんとに良いと思っていないのに適当にいいねーと言ってるみたい、とか)に写るのかなーという気もしました。私はまぁそういうキャラなんだよなと思って、さほど気にはならないのですが。
ただ、確かに前期の東儀さんと比べると、全体的に受け身な印象は受けました。東儀さんは、あれ乗りたい、あれ演奏してみたい、ここで買い物してみたい、とやりたいことがいっぱいあり、その中で、これをイタリア語で言ってみたい、という自然なシーンもたくさんありましたが、古澤さんはよく言えば「なんでも受け入れる」という感じですかね。
旅するドイツ語
俳優の前川泰之さんが「旅人」。存じ上げないの、すいません。あまり取り立てて印象もなく、それよりもドイツという国を伝える上で、NHKが最近、この国の第二次世界大戦の記録や傷跡などに、この番組で積極的に触れてくるなぁという印象を、今年も受けました。語学番組なんだけど、結構重い気分になることの多い、ドイツ語講座でした。
旅するフランス語
他の3言語が新しい旅人を迎えたのに対して、フランス語は常盤貴子さんが続投。フランスを旅する台本をもらってその中で常盤貴子というキャラクタが演じられている、という前期の印象は、今期も変化なく。良い悪いではなくセンスや興味が私とは合わないので、これは仕方ない。おフランスを旅してる私、ステキ!みたいな感じ。
まったく違う方向性でシーズン3が作られるといいなぁ。ツール・ド・フランスの名所を巡る旅とか、アラシロ選手呼んじゃって、フランス語学習者というよりももう本人が案内人になっちゃっう趣向とか。
ユーロ4言語全体として
まさかシーズン2が作られるとは思っていなかったので、放送がアナウンスされたときには小躍りしました。一方で、シーズン1の「旅人」たちが余りにも素晴らしかったので、そのレベルで楽しめる番組にはならないのではないかと心配していました。ふたを開ければ特にスペイン語などは前期を越える面白さ。まだまだ素敵な方はいっぱいいるようです。シーズン3もきっと作られるでしょうから、益々楽しみです。(とりあえずこの趣向での制作は3期までですかねぇ。大変そうだし)
○参考
2016年秋:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20161019/nhkgogaku2016a
2016年春:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20160324/nhkgogaku2016s
2015年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20150405/nhkgogaku2015
2014年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20140430/nhkgogaku2014
2013年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20130413/nhkgogaku2013
2012年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20120426/nhkgogaku2012
2011年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20110405/nhkgogaku2011
2010年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20100504/nhkgogaku2010
2009年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20090410/nhkgogaku2009
2008年の:http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20080407/nhkgogaku2008
今月読んだ本(2017/07)
流されて八丈島?おたくマンガ家のテンパり島生活? (ぶんか社コミックス)
- 作者: たかまつやよい
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流されて八丈島 マンガ家、島にゆく5年め! (ぶんか社コミックス)
- 作者: たかまつやよい
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 2015/02/02
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流されて八丈島 おひとり島ぐらし7年め (ぶんか社コミックス)
- 作者: たかまつやよい
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 2015/02/10
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- 作者: たかまつやよい
- 出版社/メーカー: ぶんか社
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いや、まだ行っていないのだけど。
- 作者: フィリップ・ヒューストン,マイケル・フロイド,スーザン・カルニセロ,ドン・テナント
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2015/02/20
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歯を抜いたはなし
私事ですが、最後の親知らずである左下の歯をこのたび抜きました。
斜めに生えていて間に食べ物が詰まりやすかったことに加えて、奥の側が虫歯になり始めていたこともあって、以前よりの懸案事項でした。ちょうど、別の歯の治療に伺っていた先生に相談したところ、近くの総合病院を紹介していただけることになり、数年越しの悩みを解決すべく、決断したのでした(大げさ)。
紹介状を持って総合病院に行き、抜歯のスケジュールを決定。
そこでは、抜歯は午後、翌午前に消毒に一度通院、更に一週間後に抜糸のために通院、という事になっていたので、木曜日に歯を抜いてもらうスケジュールにしました。腫れたり、熱が出たり、出血が止まらなかったりなど大変だよー、と知人らからも聞いていたので、万全を期して、木金は何の予定も入れず、土日で体力を元に戻すという漠然とした計画にて。
さて、抜歯当日。予約の14時少し前にお医者さんに向かいます。
すぐに呼ばれて、体調確認、実施の覚悟(?)の最終確認を経て、歯茎への麻酔。効くまでしばし待つ。
簡単に手順の説明をしてくれた後、執刀。
あぁ、なんかゴリゴリやってるなぁ。あ、ドリル?カッター?わかんないけど機械が入ってきた。削ってるのかなー切ってるのかなー。力入れて引っ張り始めたぞ、なんか難航してるっぽい。いまどれくらい進んだのかなぁ。以前奥歯を抜いた時にはバリバリって砕くような音が聞こえたんだ。あれやだなぁ。先生が「よしっ」と言った。うまく引っかけるポイントに入れることができたのかな。
などと思った直後、先生の言葉「はいー、抜けましたよ」。 あれれ。。もう? 本当に? 骨と癒着していたので時間かかっちゃってすいませんねー、なんて言ってくれたけど、いえいえ、むしろ覚悟していたような山場がなくてあっという間でびっくりしましたよ。
この先生、実は難抜歯などの施術のために、地域の他の病院にも足を運ばれることもある先生で、ある医院のブログでは「ゴッドハンド」という言葉までも目にしました。今回実際に施術をいただいた直後に私の脳裏を過ぎったのも「うわっ!ゴッドハンドだ!!」でした。力任せに抜くこともなく、たぶん歯の状態に逆らわないで、歯と会話しながらの施術だったのだろうな、きっと歯の癖を知り尽くしているんだろうな、と感じました。とにかくもっと怖い事を覚悟していただけに、「びっくりした」の一言に尽きます。
その後、切開部分を縫い合わせてもらい、しばらく止血のためにガーゼを噛んでから、終了。実質5分かかったかかからなかったかの手際の良さでした。
ただ、やっぱり気分的に疲れたので、帰宅後はエアコンかけて寝ていました。気温が高いと傷口が脈打って少し痛いのです。
その晩はさすがに何も食べる気がしません。食欲がないわけではないのだけど、歯を抜いたあたりを動かしたくないのです。なので、ゼリー飲料でエネルギーをつけて、玉子豆腐とプリンをおなかに入れて終了。抜いた部分が痛むという程ではないけれど、脈打つのが感じられ、違和感を越えてやや軽い不快感に近い状態だったので、もらった痛み止めを飲んで、 good sleep。
翌朝は、軽くパンを食べて(反対側の歯で少しずつ噛む)、10時に消毒のために通院。どうですかー、気分悪くないですかー、寝られましたかーなどの確認後、消毒液をつけたガーゼで無造作に幹部をごしごしごし。先生、痛いです、もっと優しくしてっ(笑)。と思っている間に終了。1週間後の抜歯の予約をして、帰宅となりました。
よく寝られるよなぁと思いながらも、体力温存のためまたお昼寝。 抜いた側の口を動かすのが多少こわくなくなってきて、人間の体の適応って早いなぁと感心するばかり。まだ抜歯してから24時間も経ってないのに。
今これを書いているのは、土曜の夕方。抜歯後丸2日と3時間ほどが経ったところ。唐辛子等を含むような刺激性の食べ物は避けていますが、かなり普通に噛んで食べられるようになりました。やや頬が腫れている感覚はありますが、わたしは元気です。
歯の治療って痛いし怖いしでイヤなものですが、あまりの「ゴッドハンド」ぶりに感動したので、こうして記録を残してみたくなった次第です。
そんなわけで歯を抜いて 歯なし になった はなし でした。
おあとがよろしいようで。
OSC2017-Hokkaido ビフォーアフターメモ
ややこしいタイトルですが、変更前変更後の意味じゃありません。
OSC2017-Hokkaido への参加時に、前後のスケジュールをやや余裕を持って確保して、周辺エリアで少しでも楽しもうということです。
今回のOSC2017-Hokkaido は、木曜夕方入り日曜夜帰り、というスケジュールを組みました。
以下、記録というかメモ。
ラーメン
滞在期間中、ハーフサイズを含めて都合 杯いただきました。
木曜夜に2件ハシゴ、金曜は食べず(日中の猛暑内の歩き回りでちょっと参っていたのかも)、土曜夜の呑み後にハーフ1杯、帰りに新札幌であひるごはんとして1杯、夜に新千歳空港でひよるごはんとして1杯。
- すみれ すすきの店:味噌ハーフ
- 直伝屋: 醤油ハーフ(道産小麦の麺)
- 直伝屋: 味噌ハーフ(黄色い麺)
- 梅光軒@新さっぽろ
- 一幻@新千歳空港:えびしおそのままほそめん
もいわ山
何度も札幌に行っているのに、今迄訪問する機会のなかった「すぐそこにある山」。市電で、ほぼ左下(南西)の位置にある「ロープウェイ入口」という駅で降ります。ロープウェイ乗り場まであることもできますし(最後のほう、かなり坂は急です)、停留所から少し山側にあるいたところに、15分に1本くらいの無料シャトルバス乗り場もあります。
JALのクーポン誌を見せて、1,500円に割引になり(この割引額は市電で自由に取れるクーポンと同じ)、さらに、もーりすのシールまでもらっちゃった。嬉しい!
猛暑だったので、山の上は少しは涼しかろうと期待しましたが、日差しがきつく暑い暑い。でも、都心からほんの少し離れただけで、こんなに高いところに来られるというのは、素敵です。
ロープウェイですれ違うときに「手をふりましょー」ってガイドさんが言ってくれるので、手を振るわけですが帰りにすれ違った登りのハコにはガイドさんともう一人しか乗っていませんでした。おぉ。。。。張り切って手を振ったのに・・
市電の車庫
ロープウェイ入り口のひとつ南側の停留所の近くにあります。いろんな車両を外から眺められたらいいかな、というくらいのつもりで立ち寄ってみたのですが、入り口に「見学の方は事務所まで(11時から15時)」みたいな張り紙があったので(時間はうろ覚えなので違うかも)、飛び込みでお願いしてみました。職員の方が車庫の近くまで連れて行ってくれて、色々な車両を見せながら説明してくれました。親子電車なんて知らなかったし、ささら電車の「竹」の部分を間近で見られたのにも感動したし、ラッピング車についても色々な話を聞かせていただけたし、愉快な時間でした。私は電車に特に詳しいわけでもないのだけど、大好きな人が行ったら面白くて仕方ないと思います。
六花亭
時間があれば必ず寄ることにしています。お目当てはここでしか食べられない マルセイアイスサンド。行ったときにはちょうど空いていたので、カフェの椅子に座って、アイスコーヒーとともにいただきました。たくさんお土産を買いました。自分的今年のヒットは、マルセイバタ柄の(応援とかに使いそうな)長いタオル。
観覧車
すすきのの少し北のエリアのビルの屋上に観覧車があります。前回札幌に来たときにも気になっていたもので、今回ようやく乗れました。ひとりで。
都会のど真ん中で、一番高いところに徐々に登っていくのは楽しいですね。一番西側についた瞬間と、一番てっぺんになる瞬間と、一番東側に行く瞬間(つまりそこから移動の向きが変わる瞬間)が大好きです。かなり空いていました。乗り場の近くで大行列があったのは、屋上ビアガーデンに並んでいるお客さんたちでした。
石鍋亭
OSC前夜祭会場。年に1度行くか行かないかという程度なのに、いつも暖かく迎えてくれます。味玉からはじまり、ジンギスカン、ニラタワー(もつなべ)、ラーメンにおじやまで、フルコースでいただきました。いつ行ってもおいしいです。
交通資料館
南北線の自衛隊前駅のすぐ南側にあります。ガード下にたくさんの車両が展示されているほか、ちょっとした(建物内の)資料館もあります。ほとんどの展示車両は中に入ることができます。試験車も展示されていて、札幌の地下鉄のタイヤの仕組みなどもよく見ることができて、ちょっとした感動です。
今月読んだ本(2017/06)
外資系エリートのシンプルな伝え方 仕事が5倍加速するコミュニケーションの技術 (中経出版)
- 作者: 澤円
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2014/12/12
- メディア: Kindle版
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反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
- 作者: 草薙龍瞬
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: 単行本
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カラー図解でわかるジェット旅客機の秘密 なぜ旅客機は宙返りができないの?飛行中の速度はどうやって測るの? (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 中村寛治
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2010/01/16
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