sakaikの日々雑感~日常編

sakaikの日々の雑記。食べ物、読み物、お出かけ(旅行)などなど

行ったことのない空港に行く工夫

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの22日目です。

 当初は「とにかく回数をかせごう」ということでアタマがいっぱいだったJAL回数修行も、30回を越え、50回が見えてきたあたりから、「行ったことのない空港に行く」ことの優先順位が少しずつ上がってきます。
 名古屋の帰りに山形に寄ったのも、山形空港に行ける手段を考えたときにそれが事実上唯一のチャンスだったと判断したからです。

 どうしても、なかなか行く機会を作れない空港というのがあります。その要素のひとつが「羽田とそこを結ぶ便しか飛んでいない」場合であり、別の要素が「羽田の便がない場合(半端に羽田に近い場合)」です。

 今年最後3回のお出かけ(14~16回目のおでかけ)は、「行ったことのない空港」を目指しての搭乗となりました。今日はそれを軽く紹介してみたいと思います。

南紀白浜空港関西空港

 今年のJAL回数修行の中で最も趣味性が高いというか贅沢なフライトがこれ。
南紀白浜空港にあるのは、羽田便のみ。
関空も、羽田便の他は、新千歳、那覇、石垣便があるのみで、実質的に羽田便以外は私には使いにくい(沖縄からの帰路がチャンスだったかもしれないが、沖縄エリアではホッピングスケジュール最優先と考えたので、このルートは採用できなかった)。
ということで、この2つの空港のためだけに羽田からおでかけする必要があったわけです。

 ということで、今年14回目のおでかけは、この2空港を、しかも日帰りで回ってくるというルート。羽田を10:25に出て、22:20に返ってくるスケジュールとなりました。まず南紀白浜空港に降り立ち、アドベンチャーワールドでパンダを見たりイルカのぬいぐるみを買ったりしました。アドベンチャーワールド滞在時間はちょうど2時間。広い園内をくまなく楽しんだとは言えませんが、パンダを見てペンギンを見てその他色々見てイルカが遊んでいるのを見て、その他いろいろお買い物をして、十分に堪能しました。
 電車で2時間強かけて(和歌山駅で途中下車してラーメン食べて)関空に移動し、関空で夜ごはんを食べて、帰ってきました。
 飛行機属性を抜きにしてまとめると、「日帰りで和歌山まで、パンダ見てラーメン食べるために行ってきました」となります。飛行機の話を抜くと、わけがわかりません。

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高知空港

 私の人生で一度も足を踏み入れたことのない県が4県ほどあります。その中のひとつが高知県です。ということで、もちろん、今年の「修行」のうちに訪問できることを画策していました。11月にオープンソースカンファレンス(OSC)2016-Fukuoka が福岡市であるので、ちょうど良さそうです。高知空港には、羽田便、名古屋(小牧)便、福岡便があります。ほら、いかにも福岡の行き(または帰り)に寄り道してねと言っているみたいでしょう?
 はい、そんなわけで、15回目のおでかけとなる OSC福岡へのんさかの往路で寄り道しました。その日の夜までに福岡に着いていればいいので、朝の9:40に羽田を出て、19:45に福岡につく便にて。時刻表上の高知空港滞在時間は 7時間40分です。高知空港から高知市内まではバスで約30分。十分な滞在時間です。
 高知では天満宮さんに詣でて、お城に登って、塩かつをを食べて、一応はりまや橋を見て(笑)、よさこいの博物館みたいなところに寄って、路面電車にも乗って、、と薄くながらも広く体験できました。
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静岡空港

 首都圏に住んでいると、静岡空港というのは、これまた微妙なところにある空港です。新幹線があるので羽田からの便があるはずもなく。そうです。静岡空港は、福岡とのFDA便があるだけなのです。今年利用しなければ一生行く事がないかもしれないとの思いから、上記高知経由福岡行きの帰りに、福岡から静岡空港に降り立つことにしました。
 実はこれにはもうひとつの狙いがありました。電車なのですが、週1本だけ「特急踊り子号」が伊豆のほうから常磐線方面まで走っているのです。土曜日に我孫子から下田まで行き、日曜日に下田から我孫子まで走るという運行です。今回、福岡からの帰りがちょうど日曜日になるので、静岡から熱海まで新幹線で出たあと、踊り子号でのんびり帰るのもオシャレだなと思ったのでした。
 ご存じのとおり、飛行機の予約は2ヶ月以上前から。JR線の予約は1ヶ月前からとなっています。福岡-静岡のチケットは既に購入し、いよいよJRの発売日が近くなってきたある日、知ってしまった驚愕の事実。
「私の乗りたいあの日だけ、直通踊り子号が走っていない!!!」
なんとこの日だけ、上野東京ラインの付け替え工事のため、直通取りやめ(というか運休)というイベントがあったのでした。残念。そんなわけで、福岡から静岡まで飛行機で飛んで、静岡から新幹線を使って帰って来るという、若干意味不明な旅程になってしまいました。
 時間の余裕が増えたので、静岡駅周辺散策をし、その中でも静岡浅間神社に参拝できたのが、とてもよかったです。あと徳川慶喜さんが引退後に住んでいた場所が静岡だったこと(そしてその場所は今は料亭になっていること)などを知りました。

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岡山空港/広島空港

 11月最後の週には、オープンソースカンファレンス(OSC)2016-Hiroshimaが予定されていました。当然参加なわけですが、広島空港は羽田便と札幌便しかありません。何か工夫を、、と見ていると、お隣の岡山空港も似たような状況で、羽田便と那覇便しかありません。そんなわけであっさり決まった旅程は、
 往路: 羽田→岡山空港・・・(新幹線)・・・広島
 復路: 広島空港→羽田
でした。岡山でラーメンくらい食べていこうかとのもくろみ。
しかし、この日の出発便のトラブル(プッシュバックされた後で、人数が合わない事件が発生し、またボーディングブリッジ接続してドアオープン。確認に時間がかかり、1時間近く遅れたため、結局岡山空港からバスでJR岡山駅に到着したら、すぐの新幹線で広島に向かうことになってしまいました。何しに途中で降りたのだか(笑)。
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 こんな感じで、最後数回のおでかけでいくつもの未踏空港を制覇することができ、充実の締めくくりとなったのでした。

機内で流れる音楽のこと

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの21日目です。


1年間に80回も飛行機に乗ると、機内で流れる音楽にもなじんできます。今日はそんな話を書こうかと思います。

JAL搭乗時の音楽

 JAL本体会社便に乗るとかかっている音楽。実は私は以前、とってもキライでした。ピアノの Desの音(レのフラット)の連打で始まるこの曲、なんだか不安を煽るんですよね。(悪い意味で)心臓がドキドキしちゃう。でも、改めて家で曲だけを聴いてみると、とても良い曲なんですよね。たぶん機内のノイズのために、聞こえて欲しいパートが聞こえてこないことで、八分音符連打のみが耳に入り、強制的に心臓の鼓動を高められる不快感を得たのかもしれません。全体を聴いたら素敵な曲。知人に尋ねたら「とっても David Fosterらしい連打と6度」だそうです。
 David Foster の I Will Be There With You です。


I Will Be There With You.
www.youtube.com



Katharine McPheeによる歌入りバージョン(機内では流れません)
www.youtube.com



杏里による日本語歌入りバージョンも(機内では流れません)
www.youtube.com


JAL到着時の音楽

 到着時に機内に流れる音楽。ゆったりと雄大な曲で、これは以前から大好きでした。
久石譲の「明日の翼(あしたのつばさ)」です。機内以外で聴ける手段があることに考えが及ばなかった頃は、これを最後まで聴きたくて、飛行機からなるべく最後のほうに降りていたものでした(笑)。
 2つのバージョンの編曲を確認していますが、今流れているもののほうが様々な楽器の音色を楽しめて、かつ昼間部が賑やかすぎずに気に入っています。



明日の翼 久石譲
(現在流れているバージョン。前奏のあとピアノソロでメロディーを奏でるもの)
www.youtube.com


別バージョン
(恐らく旧バージョン?チェロのsoliで始まるもの)
www.youtube.com


ここでは YouTubeに上がっているものを紹介しましたが、JAL公式にて公開されるものもあるので、そちらも参照ください(古いものは削除されたりしているようです)
http://www.jal.co.jp/jaltv/corporate/



だいたい64小節くらいで、3分半くらいの短い曲です。
曲の構成は、概ねこんな感じ


2拍+4小節:strigns 前奏
8小節:Pf Aメロ(CFE F FAF C のメロディ)
8小節:Fl A'メロ(Aメロの変形)
8小節:Pf Bメロ(FAC D D EDE F C のメロディ)
4+4小節:展開Fl ~ Gt
8小節:Va(or Vcの高い音)での Aメロ
4+4小節: Fl+Vcの低い音~ClでのA'メロ
4+2+2小節:Str~Fl~Pf Bメロ
4小節:Ending

JAC到着時の音楽

 奄美ホッピングで一日中JACに乗っていたときに、到着時に「たいむかぷせ~る~」という、JALとは全然違う曲を何度も耳にして、なんだろうこれ、と思っていました。
 この曲、カサリンチュの、文字通り「タイムカプセル」という曲だそうです。勢いのある、爽やかな曲ですが、さすがに2日間で10回以上聞くと、、、(笑)。
奄美大島出身/在住の2人組ユニット。今は奄美市に合併されていますが、旧大島郡笠利町ということで、笠利の人、カサリンチュと名付けたようです。この旧笠利地区、奄美大島の北端に位置していて、奄美空港を含む半島全体を範囲としていたようです。私が奄美大島で唯一地面を踏んだ地域ですね(笑)。



サリンチュ「タイムカプセル」
www.youtube.com

ライブバージョン
www.youtube.com





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沖縄ホッピングで12レグ

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの20日目です。

 今回のJAL回数修行では、全16回のおでかけのうち、3つの大きな「ホッピング」がありました。

ひとつが3月の奄美ホッピング、16レグ
http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20161211/advent_jgc_11_amami_hopping_1
http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20161212/advent_jgc_12_amami_hopping_2


2つ目が4月の伊丹-西日本ホッピング、10レグ。
http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20161216/advent_jgc_16_east_hopping


 そして今日書くのが、7月に実施した「沖縄ホッピング」です。

 今まで、あまりの遠さに一度も参加したことのなかった、オープンソースカンファレンス(OSC)沖縄 に参加してきました。何度も参加している地域のイベントで知人らと再会するのも良いですが、たまには新しい地域で新しい雰囲気で新しい出逢いがあるイベントも良いものですね。

 さて旅程です。

1日目:羽田→那覇(85)→久米島(40)→那覇
2日目:OSC参加のため終日那覇滞在
3日目:那覇宮古(25)→多良間(30)→宮古(45)→石垣(25)→与那国(30)→石垣(25)→宮古(35)→那覇(25)→羽田

(括弧内の数字は時刻表上の滞在時間)

 とにかく海が綺麗なことが、ひたらすら印象に残っています。ずっと窓から海を見ていたような気がします。「修行」的な面から言うと、空港間の距離が比較的短いところも多く、1レグ単価が安くなるので、マイルが溜まっている人は、マイルで那覇まで行った後(マイル登場はJGCに向けての登場回数には加算されないので注意)、2,3日このエリアで飛びまくるというのも稼ぎ方としてはアリかもしれません。
(私が買ったのは安いもので 久米島那覇4,900円、宮古-石垣5,100円、多良間-宮古5,600円など)


 せっかく日本の最西端の島である与那国島まで行ったのに、滞在時間が30分程度なので本当の最西端の岬には行けず。一便送らせて与那国島に長く滞在することも考えたのですが、主たる目的である「回数を乗ること」を最優先として、今回はその誘惑を断ち切りました。結果としてはそれで良かったかな。



島全体が滑走路の、慶良間空港(定期便の運行なし)
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今回、島の形としては一番心に残った多良間島。まんまるで、山が全然なくて平べったい島です。空から見ているととても幻想的
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与那国島。日本の西の端っこ。
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唯一の反対方向への「寄り道」

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの19日目です。


 仕事などで多く乗るわけではない人がJGCを目指すには、用事を作って、あるいは用事がなくても「乗ること自体を楽しむ」くらいのつもりでお出かけを計画することになります。目的地周辺を乗り回してみたり、目的地との間での「途中下車」あるいは「ちょっと寄り道」をすることで、回数を稼ぎます。


 たとえば北海道に行くなら、こう。
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これは青函トンネルを新幹線で抜けてみたかったという目的で、北海道新幹線開通の日とその翌日に乗ったもの。
札幌が目的地なので、青森や函館を経由して訪問し、帰りに、秋田で「途中下車」するという、まぁふつうな感じですよね。


 西に行くのならば、たとえば福岡なら、こう。

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 福岡に行く前に伊丹で「途中下車」して、帰りは、「宮崎タッチ」を一発咬ましてから、松山で「途中下車」して帰宅。宮崎タッチは「修行」だと割り切るとして、あとはまぁ、通り道ですしね。


 あるいは同じ福岡でもこんなパターンもあります。
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 スケジュールの都合で行きは福岡直行したものの、帰りは鹿児島に「寄り道」し、時間があったので種子島に一瞬行ってみてから、伊丹にて「途中下車」して帰宅。そんなに違和感のある旅程じゃないと思います。


 あるいは大阪の例では、
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伊丹を起点として、但馬に2往復、隠岐、出雲それぞれ往復、と、これも大阪に行ったのならそのツイデに周辺で乗り回るのは、JAL回数修行としてはありがちな形だと思います。



 このように、無駄乗りするとは言え、基本的には羽田を起点に大体、目的地のある方向で乗り回す、というのが基本的な姿勢です。罪悪感の最後の砦と言えるかもしれません。



 ところが、1回だけ、その基本姿勢が崩れたことがありました。
それは、「名古屋に行って、帰りに山形に寄って帰ってくる」という旅程。
東京から名古屋に行くのに飛行機で行くというのも我ながら奇特な話ですが、しかもその「ついで」に山形って、自分でやっていてもわけがわかりません。
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往路: 羽田→名古屋(セントレア
復路: 名古屋(小牧)→山形(495)→羽田


 なるべく多くの空港に行ってみたいという思いのある中、山形をどのように攻略するかを考えた結果、この小牧-山形路線を逃す手はないと判断したのでした。山形空港との便は、羽田(1日2往復)、大阪(1日3往復)、名古屋(1日2往復)のみがあるのです。


 ここのところ子供の頃以来の将棋への興味も深くなってきていますし、山形空港ではたっぷりと8時間以上の滞在時間を確保して、将棋の街、天童へと繰り出したのでした。
 このおでかけ、OSC2016-Nagoyaへの参画が目的であり、あくまでも天童は「寄り道」でしたが、天童で見聞きしたものがOSC以上に印象深いものが多かったのは、やむを得ないでしょう。しかも、天童では翌日に74期名人戦の第5局がおこなれるのでした。この第5局で佐藤天彦名人が誕生したのです。将棋屋さんのおかみさんとお喋りしていて教えてもらったのですが、何年か前にこの同じホテルでの名人戦、羽生-森内戦で、羽生さんが名人を獲得したときに、翌朝、ホテルのロビーで羽生さん取り囲まれて取材とか賑やかだっただしいのですが、後で知った事では一方の森内さんは朝早くの電車で帰っていったとか。勝負は非情よねとお話していました。


 本日、いつも以上にとりとめもなく。

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PHPカンファレンス福岡に参加してE190そして50レグ

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの18日目です。

 5月の某日。福岡で開催された「PHPカンファレンス福岡」へ参加しました。PHPカンファレンス、東京での開催に以前はよく行っていたのですが、日程が合わないことが多くなり、この数年はご無沙汰していました。今年は(結局東京の開催には行けませんでしたが)札幌と福岡のPHPカンファレンスに参加しました。完全に聴衆のひとりとしてイベントに参加するのって、新鮮。


 さて、この福岡行きの旅程。行きはカンファレンスに当日入りの予定なので素直に直行。
帰りに少し回り道をして帰ってくるという当初プランを立てていました。


当初プラン:
 往路:羽田→福岡 (カンファレンス終了後の夜に新幹線で鹿児島に移動)
 復路:鹿児島→伊丹→羽田



鹿児島である理由は、
・福岡市内は全然宿がとれない。それならカンファレンスと懇親会の終了後に、他の地域に移動して宿泊すれば良いだろうという発想
・ちょうど JALの新機種 E190 が就航したところなので、早速乗ってみたい。その日、鹿児島→伊丹 を飛んでいることが判明
という2点から。


 ところが、ここで発生したのが、熊本を震源とする地震。新幹線が脱線した映像を見ながら、現地の皆さんの無事を祈りつつ、旅程の再検討をする必要がありました。行くのを止めるという事から、何種類かのルートの変更案まで検討し、結局は行くことにしました。新幹線の復旧が読めなかったので(実際には随分早くに復旧され、当初案のままでも実施可能だったのですが)、夜のうちに鹿児島に移動する案は、とりやめ。


決まったのは以下の旅程。結局当初予約していた飛行機はひとつもキャンセルすることなく、むしろ搭乗が増える形となりました。宿は、小倉に取りました。福岡市内で2万円を超えるホテルを取るよりも、片道2,000円の新幹線をかけてでも小倉で7,000円くらいのホテルに泊まったほうがリーズナブルだし。
 知ってました?小倉を始発駅として博多までいく一番電車があるのですが、これ、最終電車(博多→小倉)がそのまま停まっているんですよ。だから、朝イチで小倉駅で新幹線に乗ると、座席が全部東京方面を向いている。自分でバタンバタンと博多のほうに向け直して座りました。


新旅程:
 復路:福岡→鹿児島(20)→種子島(25)→鹿児島(110)→伊丹(60)→羽田



 福岡から鹿児島への移動が新幹線から(翌日の)飛行機に変えたことで1レグ増えて、
もともと予約していた鹿児島→伊丹 までには時間に余裕があったので、種子島一往復を加えることもできました。

 この5レグでは、
鹿児島→種子島の便が微妙に遅れ。まぁ遅れた便に乗って戻ってくるし、鹿児島では2時間近くの余裕があるので問題なし。
鹿児島→伊丹で乗るはずの機材が遅れて到着するとのこと。30分以上の遅延。伊丹で降りて、羽田行きの搭乗ゲートに着いたときには既に一般の搭乗のピークも越えた頃でした。ギリギリ。


 メインイベント(?)だった E190 は、とにかくきれいでした。窓にもまだまだ傷がついていないし、心なしかスピーカーの音が良いし、近くに乗っていた老夫婦の奥様が「新車みたいなにおいがするねー」とお話ししていたのも印象的でした。雰囲気を楽しみたかったので一番後ろの席にしたけど、このサイズの飛行機なのにクラスJもあります。そちらにもいつか機会があったら乗ってみたいですね。



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 この種子島→鹿児島が、ちょうど50レグ目の搭乗となりました。5月22日の搭乗です。ついに青いカード(サファイヤ)をゲットしました。そしてJGCへの入会の権利を得ました。実は当初の目的としてはこの50回で十分でしたが折角なので目標を80レグに変更したので、もうひとがんばりすることになります。
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JALグループってどんな会社があるの

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの17日目です。

一年間、JALの回数修行のためにいろいろな地域で色々な路線に乗りました。
今まで鶴丸がついているかそうでないか、くらいしかわからなかった私も、JALグループとして搭乗回数にカウントされる会社とそうでない会社が分かるようになりました。
今後再編されていくこともあるでしょうが、きっと私も忘れていくと思うので、今回覚えたことを今のうちに書き残してみたいと思います。

JAL 日本航空

 言わずと知れたJALグループの中核。2010年に会社更生法の適用をしたが、2012年に東証再上場。
持っている機種はボーイング社のものばかりで、エアバスは1機も導入していないことを、漠然と感じてはいましたが、今年はじめてちゃんと知りました。2019年頃からエアバスの機種も買うようです。

J-AIR

 伊丹や福岡および北海道、東北を中心に運航を行っている。修行御用達の福岡-宮崎線も J-AIR
使用機種は CRJ-200, E170, E190。

JAC 日本エアコミューター

 西日本を飛ぶ航空会社。奄美アイランドホッピングも皆この会社の路線だし、西日本ホッピングもほぼこの会社。奄美ホッピング等はツアーパッケージも用意して売っているなど、搭乗率向上の努力を、私の目には一番頑張っている印象があります。連続して乗っている人(いわゆる修行僧)をチェックしていて、メッセージカードをくれたり、乗って嬉しい会社だと感じました。修行御用達の但馬タッチ(伊丹-但馬)も JAC
使用機種は DHC8-Q400, SAAB-340B

JTA 日本トランスオーシャン航空

 旧南西航空。沖縄を中心に運航。
今回、私には縁の少ない航空会社だったが、那覇久米島の往復で乗ったのが、たまたま全7往復ある同路線のうち1回しかない、JTAでの運航だった模様(その他はRACにて運航)。この路線自体には クラスJ の設定はないが、737-400にはクラスJの座席があるので、通常料金でクラスJに乗る体験ができます。
使用機種は 737-400, 737-800。

RAC 琉球エアーコミューター

 沖縄エリアを運航。JTAの子会社。いくつかの機材には垂直尾翼にシーサーの絵が描いてあるのがかわいい。
使用機種は DHC8-100, -300, -400

HAC 北海道エアシステム

 北海道エリアを3機の航空機で運航している。
丘珠を中心に、釧路、函館、利尻、三沢への路線、そして、函館-奥尻の路線がある。
使用機種は SAAB-340


2011年の日記に書いた「楽しみにしていた丘珠おあずけ」のインシデントを起こしたのは、この会社。
http://sakaiklife.hateblo.jp/entry/20110624/hakodate2011

wikipediaより:

2011年6月4日午前11時26分頃、乗客乗員13名搭乗の函館発奥尻行き定期便サーブ340B-WT(機体記号JA03HC)が奥尻空港の手前約1.5km、高度200mで視界不良による着陸のやり直しを行った際機長の高度設定の失念により、操縦士が上昇しているつもりなのに機体は急降下し対地接近警報装置(GPWS)が鳴動、着陸後に地上約30mまで降下していたことが判明した[38]。しかし、HACは大事故になりかねない重大インシデントとは認識せず、同年6月8日になって国土交通省に報告、筆頭株主である北海道知事には6月10日まで報告されなかった。さらにその間エンジンに問題を抱えたまま運用し続ける事態となった[39]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

FDA フジドリームエアラインズ

 JALグループではないが、JALの搭乗回数やFOPのカウント対象となっている。
名前から察するとおり、静岡空港を拠点としている、、、ような印象があるが、名古屋小牧空港が航空機のねぐらとなっている模様。11機保有する機材は色とりどり。1~10号機まではすべて異なる色だった。私は今年、5号機(オレンジ)と10号機(灰色)に乗りました。
使用機種は E170, E175

AMX 天草エアライン

 JALグループではないが、JALの搭乗回数やFOPのカウント対象。機体全体がイルカを表す塗装で、とにかくかわいい。今年4月に伊丹で初めて目にしたときには、あまりのキュートさに目が釘付けになりました。一度乗りたいと思いながらもスケジュールが合わずに結局乗れなかった航空会社。
使用機種は ATR 42-600。「みぞか号」


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西日本ホッピングで10レグ&出雲大社訪問

この日記は 「ITイベントに参加してJGC」2016年アドベントカレンダーの16日目です。

 4月某日、大阪で業界の知人達と呑む会を設定しました。というか設定してもらいました。お忙しい方で、しかも病み上がりのタイミングでお願いしてしまって恐縮しております。ありがとうございました。
 夜に大阪に着いていればいいので、初日5レグ、最終日5レグの合計10レグを設定してみました。

今年8回目のおでかけ。


 朝の羽田出発は、ややのんびりと10:30の伊丹行き。
往路
 羽田→伊丹(65)→隠岐(25)→伊丹(115)→但馬(25)→伊丹

復路
 伊丹→但馬(25)→伊丹(65)→出雲(240)→伊丹(45)→羽田

(括弧内の数字は、各空港での時刻表上の滞在時間。概ね、この数字から 15~25分程度を差し引いたのが、空港の外で自由になる時間と考えて良い)

 修行僧あこがれの(?)但馬タッチを体験しました。
但馬だけでなく、伊丹を起点に、隠岐往復、出雲往復も体験し、遠く離れていると思っていた地の(飛行機での)意外な近さに驚愕しました。


 このおでかけで、少し工夫というか遊んでみたことがあります。それは「JALダイナミックパッケージ」を利用してみたこと。
JALダイナミックパッケージとは、飛行機の往復と宿泊をセットにして予約するもので、自分で2つの便と1つのホテルを(サイト上の選択肢の中から)選びます。

 初日:但馬→伊丹
 翌日:伊丹→但馬

の旅程があることに目をつけて、この部分を「但馬を出て、大阪に一泊して、翌日但馬に帰る」という旅程にしてみました。往復+ホテルそれぞれを取るよりも、ほんのちょっと安くなったかなと思います。


 出雲での240分の滞在でも、ちょっと頑張りました。
当初、バスに乗って松江に行って、おそばでも食べてお城見てまた戻ってこようかなと考えていたのですが、そのうち出雲大社さんに行きたい思いが噴出。一度しか行った事がなかったので。
12:55、出雲空港
13:05、バスで出雲空港出発
13:30、バス、出雲市駅に到着(少しだけ早めに到着)
13:30、別のバス乗車出雲大社
13:55、出雲大社前でバス下車


ということで、まず空港到着から一時間後に出雲大社さんに到着。
近くのおそば屋さん、八雲でおそばをいただいて、店を出たのが 14:20。
ひととおりの参拝を終え、御朱印を頂戴し、帰りのバス(空港への直通バス)の停留所を把握したのが 14:50。時間まで近くのお店でお土産を物色して、
15:10、出雲空港行きバス出発。880円。
15:50、バス、出雲空港に到着。
空港内を探索したり、おみやげを物色したりして、
16:55、出雲空港伊丹空港に向けて出発。


 4時間の滞在の中で、空港への交通の都合もあって、空港には出発の1時間前には着いているスケジュールになります。残り3時間で、往復のバスの時間も考えると、十分存分マックスに出雲滞在を堪能できたかなと思っています。
慌ただしくも楽しい出雲大社訪問でした。


隠岐世界ジオパーク空港
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コウノトリ但馬空港
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出雲縁結び空港
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このお出かけを終えて、合計46レグとなりました。